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出場チーム紹介 vol.7 FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015 サンフレッチェ広島
2015年12月07日
サンフレッチェ広島
開催国代表
創立年:1938年(東洋工業蹴球部として) ホームタウン:広島市 代表取締役社長:織田秀和 監督:森保一 ホームスタジアム:「エディオンスタジアム広島」(5万人収容) ユニフォームの基本カラー:紫(メーカー:ナイキ、胸のスポンサー:EDION=家電量販) 主要タイトル:(サンフレッチェ広島として) 国内リーグ戦優勝 Jリーグ3回(2012、2013年、2015年) |
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015の出場クラブとして最後に名乗りを上げたのが、開催国代表となる2015Jリーグチャンピオンのサンフレッチェ広島。12月5日に終了したJリーグチャンピオンシップで、昨シーズン国内三冠のガンバ大阪に勝利し、ここ4年間で3度目となるJリーグチャンピオンの座に就いた。サンフレッチェとは、日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ(矢)」を組み合わせた造語で、広島にゆかりの深い戦国大名、毛利元就の有名な三本の矢の故事も意味している。
前身の東洋工業は、日本サッカーリーグ(~1992年)において第1回から4連覇など、5度の優勝を誇った名門チーム。小城得達、松本育夫といった1968年のメキシコオリンピック銅メダル獲得の日本代表選手も活躍した。Jリーグにも1993年の発足当時から所属。1994年にはステージ優勝でチャンピオンシップに進出し、全盛を誇ったヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に惜敗した。その後、2003年、2008年とJ2での戦いを余儀なくされるも、いずれも1年でJ1復帰。選手育成にも定評があり、日本を代表する数多くの選手が輩出している。
現在はまさにクラブの黄金時代といえるだろう。森保一監督は初めてJリーグのチームを率いることになった2012年、いきなりリーグ戦初優勝に導くと、翌年も見事に連覇。今シーズンのリーグ制覇で日本人監督としては最多となる3度目のリーグ優勝を記録した。毎年のように主力選手が他クラブへ移籍する中、その手腕は高く評価されている。今シーズンのリーグ戦では最多得点、最少失点が表すように攻守のバランスは抜群。ボールを保持しての攻めに加え、カウンターアタックも迫力十分だ。最前線では、12年連続二けた得点のFW佐藤寿人が健在。21歳と若いFW浅野拓磨も成長著しい。中盤ではMFの青山敏弘、森﨑和幸が試合をコントロールする。DF千葉和彦を中心とするディフェンスラインも強固だ。
FIFAクラブワールドカップ初出場は2012年で5位となった。森保監督、佐藤、青山らは本大会を経験しており、チームが成熟して迎える今回はそれを上回る成績が期待される。
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015
2015年12月10日(木)~12月20日(日)
神奈川/横浜国際総合競技場
大阪/大阪長居スタジアム
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