「JFAプレミアカップ2015」の組み合わせ抽選会が5月2日（土）、大阪府堺市内のホテルで実施されました。今大会は、毎年12月に開催する「高円宮杯全日本ユース（U-15）サッカー選手権大会」同様、U-15世代の日本一を争う大会で、優勝チームは、世界各国の強豪クラブが参加する「プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ2015」の出場権を得ます。大会を前日に控えた抽選会には、全国の激戦を勝ち抜いた12チームの関係者が集まりました。

開会のあいさつに続いて、舞台に立ったのは前回王者のサンフレッチェ広島F.Cジュニアユース（中国地域代表／広島）の迫井深也監督。昨年はコーチとして世界大会に参加した迫井監督は「世界大会は11位に終わりましたが、違う文化・スタイルを肌で味わい、選手たちの成長につながりました。今大会に参加するチームも素晴らしいチームばかりなので、1試合でも多く真剣勝負ができれば」とコメントしました。

続いて行われた抽選会には各チームのキャプテンが参加。それぞれ緊張の面持ちでステージに上がりました。長岡ジュニアユースFC（北信越地域代表／新潟）の小泉善人キャプテンから抽選が始まり、組み合わせが決まるたびに会場からどよめきが上がります。唯一の街クラブとして今大会に挑む長岡はサンフレッチェびんごジュニアユースFC（中国地域代表／広島）、京都サンガF.C. U-15（関西地域代表／京都）、愛媛FC U-15（四国地域代表／愛媛）とグループAで対峙することなり、小泉キャプテンは「Jリーグのチームにも負けていないという自信があります。リラックスして、自分たちのいつも通りの力を出せれば」と意気込みを語ってくれました。

連覇に挑む広島は、FC東京U-15深川（関東地域代表／東京）、名古屋グランパスU15（東海地域代表／愛知）、大分トリニータU-15（九州地域代表／大分）が居並ぶ激戦区のグループCに決定。「2連覇を狙えるのは自分たちしかいません。優勝を目指して全員で全力を出し切りたいです」（高尾昇吾キャプテン）と意気込み十分。明日から火蓋を切る戦いに向けて気持ちを新たにしていました。

対戦相手が決まった後、選手たちはリラックスムードで会食。他チームの選手と談笑するなど、決戦前の短いひとときを楽しんでいました。大会は5月3日（日・祝）～5日（火・祝）、大阪府のJ-GREEN堺を舞台に繰り広げられます。

JFAプレミアカップ2015

2015年5月3日(日)～5月5日(火・祝)
J-GREEN堺 (大阪府堺市)
準決勝2試合をJFA-TVにてライブ配信予定　5月4日(月・祝) 14:00〜

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