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勝負は決勝ラウンドへ~ダービーマッチに注目~ PUMA CUP 2015第20回全日本フットサル選手権大会
2015年03月12日
3月6日(金)に開幕したPUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会は、3月13日(金)から東京の国立代々木競技場第一体育館に舞台を移し、ノックアウト方式の決勝ラウンドを行います。1次ラウンドを勝ち抜いた6チームと、Fリーグ・プレーオフ1位の名古屋オーシャンズ、同2位シュライカー大阪を加えたFリーグ勢8チームによって争われる戦いは見どころ盛りだくさんです。
先陣を切って準々決勝に臨むのは、東京勢の府中アスレティックFCとペスカドーラ町田。「東京ダービー」を戦う両チームのFリーグでの対戦成績は、町田が通算11勝2分6敗と勝ち越していますが、「守備面、攻撃面ともに課題がクリアになっていない」とキャプテンの大地悟選手が話すように、今大会では本領を発揮できずにいます。対する府中は1次ラウンド3試合で3失点と守備が安定。今シーズンは1勝1分1敗と町田相手に五分の成績を残しているだけに、自信を持って今回の一戦を迎えます。
第2試合では、フウガドールすみだとバルドラール浦安の関東勢が対戦。今シーズンからFリーグに参戦したすみだが本大会2度の優勝経験を誇る浦安に挑みます。Fリーグの通算成績では2勝1敗と浦安に分があり、「前から積極的に行く守備ができれば、どの相手にも勝てる」と加藤竜馬選手も語る通り、今大会の1次ラウンドでさらに自信を深めました。両チームの4度目の対戦はどのような展開を見せるでしょうか。
デウソン神戸とシュライカー大阪による「関西ダービー」は、これまで神戸の10勝6分9敗とほぼ互角の成績。今回も熱い攻防が期待できそうです。両チームともに鍵を握るのは攻撃陣。「勢いがあるし、選手個々の技術はFリーグの中でも高い」と小川亮監督も自信を持つ神戸か、それとも今シーズン、Fリーグ2位となる28得点を奪ったヴィニシウス選手擁する大阪か。両チームのゴール前でのプレーは必見です。
運動量や攻守の切り替えの速さ、球際の強さを発揮し、危なげない戦いを披露してきたバザジィ大分は、前回王者の名古屋オーシャンズと対戦。1次ラウンド最多となる25得点を奪った攻撃力を武器にアップセットを狙います。これまで5勝20敗と名古屋に大きく負け越しているものの、伊藤雅範監督は「このメンバーでプレーできるのも今大会が最後。皆には『(決勝まで)6試合戦おう』と声を掛けてきた」と今回の一戦に全てを懸けます。
今大会もいよいよ、一発勝負の決勝ラウンドに突入します。今年から新たにゴール裏の座席も設置(カテゴリー2/自由席)。臨場感あふれるシートから、選手たちのプレーを間近で見ることができます。ぜひ、会場に足をお運びください。
PUMA CUP 2015 第20回全日本フットサル選手権大会
2015年3月6日(金)〜3月15日(日)
1次ラウンド:静岡県/エコパアリーナ、大阪府/舞洲アリーナ、兵庫県/神戸市立中央体育館
決勝ラウンド:東京都/国立代々木競技場第一体育館
JFA-TVにて準々決勝、準決勝、3位決定戦をライブ配信予定
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