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第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会 開幕!
2015年01月04日
JOCジュニアオリンピックカップ 第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会が1月3日(土)、J-GREEN堺で開幕し、1回戦8試合を開催しました。
ピックアップマッチ1
ASエルフェン埼玉マリ(関東4/埼玉) 6-1(前半3-1、後半3-0) 青崎サッカークラブHanako Clover’s(中国/広島)
ASエルフェン埼玉マリ(関東4/埼玉)と青崎サッカークラブHanako Clover’s(中国/広島)の一戦は、序盤にスコアが動きました。開始3分、エルフェン埼玉マリが右サイドから崩して佐藤楓香選手が先制点を挙げ、16分にはシュートのこぼれ球を永島自然選手が詰めて追加点を奪います。監督の熱い指示を受ける青崎SCも25分に高島絢音選手が決めて1点差に詰め寄るものの、その6分後、エルフェン埼玉マリが佐藤萌選手のゴールで3-1と引き離し、前半を終えます。
ゴールがほしい青崎SCは「思い切ってボックスの中に入っていこう」と声を掛け合い、後半を迎えます。しかし後半開始直後、チャンスをモノにしたのはエルフェン埼玉マリ。43分と58分に西山裕香選手が得点を挙げ、さらにリードを広げます。サイドからチャンスをつくるエルフェン埼玉マリに対し、青崎SCは人数をかけてボールを奪い反撃しますが、決め切ることができません。試合終盤の74分には、パスを受けた永島選手が縦に仕掛けて送ったクロスボールがゴールに吸い込まれ6-1に。21本のシュートを打ったエルフェン埼玉マリが勝負を制し、2回戦に進出しました。
ピックアップマッチ 2
横須賀シーガルズJOY(関東6/神奈川) 0-2(前半0-0、後半0-2) アルビレックス新潟レディースU-18(北信越/新潟)
横須賀シーガルズJOY(関東6/神奈川)とアルビレックス新潟レディースU-18(北信越/新潟)による一戦は、横須賀シーガルズが序盤からアグレッシブな攻撃を仕掛けてシュートを放っていきます。ショートパスをつないで攻撃を組み立てる横須賀シーガルズに対し、アルビレックス新潟も選手間でカバーをしながら守り、ゴールを許しません。遠方から駆けつけた両チームのサポーターの声援に後押しされる中、前半を0-0で折り返します。
後半、先にネットを揺らしたのは横須賀シーガルズでしたが、これはオフサイドの判定。一方、前半から押し込まれながらも無失点に抑えてきたアルビレックス新潟は56分、CKのチャンスにCBの池田玲奈選手がヘディングで合わせ、チームに先制点をもたらします。アルビレックス新潟は、その2分後にも後半に投入された千野七海選手が追加点をマーク。この後、豊富な運動量で反撃に出る横須賀シーガルズに攻め込まれる場面があったものの、身を呈した守備でこれをしのぎ、試合2-0でタイムアップ。2本のシュートをともにゴールにつなげたアルビレックス新潟が2回戦に駒を進めました。
監督・選手コメント
佐野佑樹 監督(アルビレックス新潟レディースU-18)
80分の中で、もしくはPK戦に突入してでも勝利することが目標ですので、ハーフタイムに「チャンスはくる。しっかり備えること。先制点を取られると苦しくなる」という話をしました。雪の影響で、久しぶりに広いピッチでプレーするとあって、実戦感覚や運動量の部分が難しかったのですが、声を掛け合いながら徐々に慣れてくれました。2年連続準々決勝で負けているので、ベスト4に残って最終日まで試合をしようと選手たちに日頃から言っています。
加藤希 選手(青崎サッカークラブHanako Clover’s/広島)
自分たちのプレーが通用しませんでした。ボールを保持してフィニッシュに持ち込みたかったのですが、最後のところで決め切ることができませんでした。前半は特に自分たちのボールになることが多かっただけに、決定力が必要でした。自分たちが守備に回ったときにボールばかり見てしまい、相手の3人目の動きについていくことができなかったと思います。今大会で、自分たちのレベルがまだまだだと分かったので、これからも課題を見つけてしっかりと練習していきたいです。
長野勝行 監督(横須賀シーガルズJOY/神奈川)
前半はボールを動かしながら自分たちのやりたいサッカーができました。(ハーフタイムに)継続しつつゴールを目指そうと言って後半に入りましたが、最後のところで自由にシュートを打たせてもらえませんでした。中学生の頃から全国大会を目指してきた選手たちが全国の地に立つということで、緊張しても自分たちの力を出そうと話し、すごく楽しみにしていました。結果は伴いませんでしたが、この下のカテゴリーの選手たちも全国を目指すなど、今大会を次につなげていけたらと思います。
池田玲奈 選手(アルビレックス新潟レディースU-18/新潟)
昨年悔しい思いをしているので、序盤から強い気持ちで一つになって戦いました。ミスしても声を掛け合って、みんなで守り切ることができたと思います。CKから絶対に決めると強く思っていて、CKを獲得するたびに「ここで決めよう」と言っていました。普段は守る立場なので、ゴールを挙げることができてとてもうれしいです。得点後は声も出て、チームの士気が上がったと感じました。2回戦も怯むことなく今日のようにみんなで声を掛け合って、早い時間帯に先制できればと思います。
JFA-TV
1回戦全8試合ハイライト
JOCジュニアオリンピックカップ 第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会
2015年1月3日(土)〜2015年1月7日(水)
大阪/J-GREEN堺
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