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柏、悲願のリーグ優勝なるか 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST
2014年11月28日

高円宮杯U-18プレミアリーグは、11月30日(日)にEAST第17節を開催します。
清水エスパルスユース(静岡)はアウェイで市立船橋高校(千葉)と対戦。前節に第12節以来の勝利を挙げ、選手たちは「優勝に望みをつなげるには次も勝つしかない」と意気込みます。この一戦で着実に勝点3を手にして、首位・柏レイソルU-18(千葉)の取りこぼしを待ちます。一方の市立船橋は、ここ5試合で1勝と調子を落としています。優勝や降格の可能性がないなかでの一戦ですが、来季以降のチームづくりにつなげたいところです。
東京ヴェルディユース(東京)は鹿島アントラーズユース(茨城)をホームに迎えます。東京Vは前節、降格の憂き目に遭いましたが、その一戦で青森山田高校(青森)を1-0で下し、連敗を8でストップ。シーズン終盤に意地を見せました。対する鹿島は、タイトル獲得の可能性こそなくなりましたが、現在8得点の鈴木優磨選手は得点王を狙える位置につけており、エースの働きに期待が懸かります。
三菱養和SCユース(東京)は、コンサドーレ札幌U-18(北海道)戦で勝利しなければ、降格が決まります。前節は途中まで2-2と奮闘しながら、後半の失点で清水に惜敗。試合後、下田悠哉選手は「札幌戦はなりふり構わず結果だけを狙う。養和魂を見せたい」と悔しさを押し殺して今回の一戦に気持ちを切り替えていました。その三菱養和に勝点差5をつけている札幌は、残留確定にあと一歩と迫っています。ここ3試合、勝利から見放されていますが、引き分けでも残留が決まる状況だけに、まずは無失点を目指して戦います。
JFAアカデミー福島(静岡)と流通経済大学付属柏高校(千葉)の一戦も、残留を懸けた重要な試合です。アカデミー福島は前節の鹿島戦での引き分けも含め、ここ5試合で1敗と確実に勝点を積み重ねています。対する流経大柏もシーズン終盤に入って守備が安定。ここ3試合は複数失点を喫しておらず、本田裕一郎監督も「技術のある選手が頑張るようになってきた。今は負ける気がしない」と手応えを感じています。最終節を迎える前に、勝利で残留を決めるのはどちらでしょうか。

順位表
| 順位 | チーム名 | 勝点 | 試合数 | 勝 | 分 | 負 | 
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | レイソル(千葉県) | 35 | 16 | 11 | 2 | 3 | 
| 2 | エスパルス(静岡県) | 29 | 16 | 9 | 2 | 5 | 
| 3 | アントラーズ(茨城県) | 25 | 16 | 6 | 7 | 3 | 
| 4 | 市立船橋(千葉県) | 22 | 16 | 6 | 4 | 6 | 
| 5 | 流経大付柏(千葉県) | 22 | 16 | 6 | 4 | 6 | 
| 6 | 青森山田(青森県) | 20 | 16 | 5 | 5 | 6 | 
| 7 | アカデミー(静岡県) | 20 | 16 | 5 | 5 | 6 | 
| 8 | コンサドーレ(北海道) | 20 | 16 | 5 | 5 | 6 | 
| 9 | 三菱養和(東京都) | 15 | 16 | 4 | 3 | 9 | 
| 10 | ヴェルディ(東京都) | 13 | 16 | 4 | 1 | 11 | 
[EAST第17節の注目試合]
柏レイソルU-18 vs 青森山田高校
柏レイソルU-18(千葉)がEAST制覇に王手を懸けています。引き分けでも優勝が決まりますが、チームは4連勝中と好調。この試合に勝ってタイトル獲得に華を添えたいところです。また、ここ4試合で挙げた11得点のうち、後半に8得点を挙げています。前半は流麗なパスワークで相手を走らせ、運動量が落ちる終盤に勝負をかける戦い方は、どのチームが相手でも変わりません。一方の青森山田高校(青森)は、ここ3試合で1得点と攻撃陣に元気がなく、前節の東京V戦では第8節以来の敗戦を喫しました。今回の一戦は、柏の戦いぶりはもちろん、青森山田が意地を見せるかにも注目です。
■柏レイソルU-18 vs 青森山田高校
日時:11月30日(日)14:00キックオフ
会場:日立柏サッカー場
アクセス:JR常磐線、東武野田線「柏」駅東口より徒歩約20分。「柏」駅東口1番乗り場より東武バス「緑ヶ丘」または「日立柏サッカー場前」下車、徒歩約1分

チーム紹介
高円宮杯U-18プレミアリーグに参加する全チームの普段の練習模様を取材。
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