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第38回全日本少年サッカー大会 勝負は準々決勝へ

2014年08月07日

第38回全日本少年サッカー大会 勝負は準々決勝へ

第38回全日本少年サッカー大会は8月6日(水)、静岡県裾野市の裾野グラウンドで2次ラウンド第2節と第3節を行い、ベスト8が決定しました。

Aグループ最終節では、ここまで今大会全勝の鹿島アントラーズジュニア(茨城)と、無敗の横河武蔵野フットボールクラブジュニア(東京)が対戦しました。早々に1点ずつ取り合った後、攻守に連動した鹿島アントラーズに苦しむ横河武蔵野FCですが、福崎伶青選手の豪快なゴールなどで2点をリード。そのままベスト8進出を決めました。

Hグループも、最後まで熱戦が続きました。ともに初の8強を狙うスクエア富山FC U-12(富山)とエスプリ長岡FC(新潟)による直接対決は、得失点差で首位に立っていた富山が先制します。試合が進むにつれて攻勢を強めるエスプリ長岡FCは、残り4分で追いつくものの逆転には至らず、初出場での8強はなりませんでした。

一方、JFC FUTURO(神奈川)と鹿島アントラーズつくばジュニア(茨城第2)は、ともに初出場でベスト8を決めました。またFグループのBUDDY・FC(福岡)は第2節、今大会全勝の柏レイソルU-12(千葉)のパスワークに押されながらも引き分けましたが、最終節の結果、柏レイソルの2次ラウンド突破が決まりました。

7日(木)には、準々決勝4試合を開催します。ドリームトーナメントの決勝進出チームも決まるなど、大会は佳境を迎えます。

選手コメント

増山大知 選手(富山県代表 スクエア富山FC U-12)
エスプリ長岡FCには、今まで一度も勝ったことがありませんでした。今日は内容も大事だけれど、とにかく勝ちたいと思って臨みました。引き分けでも大丈夫だと分かっていたので、追いつかれても落ち着いていました。勝てなかったけれど、準々決勝に進むことができてうれしかった。ここまで来たからには、優勝を目指していきたいです。

金子大耀 選手(茨城県代表 鹿島アントラーズジュニア)
引き分けても、得失点差で勝ち上がれると分かっていたので、先制したことで逆に引き気味になったのかもしれません。1点取られて前掛かりになったところで守備陣の裏を狙われて、GKとしても苦しくなりました。横河武蔵野FCは気持ちが強かったし、シュートを打つときにもわざとタイミングをずらすなど、うまかったです。

湯谷杏吏 選手(広島県代表 サンフレッチェ広島F.Cジュニア)
YF NARATESORO(奈良)戦は、パスをつなげずに苦しかったです。CKのこぼれ球を拾うこと、ディフェンスの裏に走ることくらいしかできませんでした。それでも勝ち上がれたのでうれしいです。準々決勝まで来たのだから、県大会では優勝した後のインタビューで話したように、優勝を目指します。そのために大事なのは気持ちです。

長濱昇太郎 選手(福岡県代表 BUDDY・FC)
柏レイソルU-12は寄せも早く、パスをつなぐ僕たちのサッカーができませんでした。全国大会は各都道府県のトップのチームが出てくるので、簡単には勝てません。でも、ドリブルを多く使うチームや、パスサッカーをするチームなどいろいろなチームと対戦できて、楽しかったです。

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イベント実施

第38回全日本少年サッカー大会

競技期間:2014年8月4日(月)〜8月9日(土)
会場
1次ラウンド~勝トーナメント(準々決勝):御殿場高原時之栖裾野グラウンド(静岡県裾野市)
決勝トーナメント(準決勝・決勝):愛鷹広域公園多目的競技場(静岡県沼津市)

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