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来年1月3日(土)に開幕 JOCジュニアオリンピックカップ 第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会
2014年12月24日
「JOCジュニアオリンピックカップ 第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会」が2015年1月3日(土)、大阪のJ-GREEN堺で開幕します。開幕に先駆け、ここでは前回大会をプレーバックします。
第17回大会には全国各地から16チームが出場し、5日間にわたってノックアウト方式の熱戦を繰り広げました。
準決勝に進んだのは、日テレ・メニーナ(関東1/東京)、FC VICTORIES(関西1/兵庫)、浦和レッズレディースユース(関東3/埼玉)、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東2/千葉)の4チーム。準決勝以降は45分ハーフ(1、2回戦は40分ハーフ)で勝敗を決しました。
準決勝第1試合では日テレとFC VICTORIESが対戦。大会3連覇中の日テレが序盤から猛攻を仕掛けます。4分、宮川麻都選手のラストパスを受けた籾木結花選手が先制すると、その5分後にも籾木選手が追加点を挙げ、2-0とリードを広げます。劣勢に追い込まれ、反撃に出ようと前掛かりになったFC VICTORIESに対して着実にゴールを積み重ね、日テレが12-0の大勝でファイナル進出を決めます。
浦和とジェフLの準決勝第2試合は、緊迫感あふれる展開に。立ち上がりはジェフLが流れをつかみ、相手ゴールに迫るものの、浦和は組織立った守備でこれを防ぎ、ボールを動かしながら徐々に攻撃する時間を増やしていきます。50分には遠藤優選手がシュートを突き刺して先制に成功。この1点に流れに乗った浦和は59分に塩越柚歩選手、74分には長野風花選手が加点し、3-0でジェフLを破って決勝へと駒を進めました。
日テレと浦和による決勝は、両チームの意地と意地がぶつかる熱戦となりました。細かくパスをつないでゴールを狙う日テレは25分、三浦成美選手のクロスに反応した籾木選手が先制ゴールを記録。27分には隅田凜選手のスルーパスに籾木選手が抜け出し、技ありのループシュートで2点目をマークします。対する浦和は後半、交代のカードを切って攻撃の手を強めます。ミドルシュートやサイド攻撃などで日テレゴールを脅かしますが、GK田中桃子選手の好守もあって、なかなかネットを揺らすことはできません。一方、耐える時間が長くなった日テレですが、攻撃時の集中力は維持。76分にセットプレーから土光真代選手がヘディングシュートを決めると、2分後には船木和夏選手がゴールを挙げて勝利を決定づけます。試合はこのまま日テレが4-0で勝利し、大会史上初の4連覇を達成。試合後、日テレの鈴木俊監督は「この結果におごらず、上を目指してもらいたい」と選手たちにエールを送りました。
JOCジュニアオリンピックカップ 第18回全日本女子ユースサッカー選手権大会
2015年1月3日(土)〜2015年1月7日(水)
大阪/J-GREEN堺
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