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今週末、いよいよ開幕 JFAプレミアカップ2015
2015年05月01日
U-15年代で唯一世界に通じる大会、「JFAプレミアカップ2015」が5月3日(日・祝)にJ-GREEN堺(大阪府)で開幕します。3日間にわたって開催される今大会には、全国から選出された12チームが出場します。4チームずつ3グループに分かれて総当たり戦を行い、各グループの1位と、グループ2位のうち成績上位1チームの計4チームが決勝ラウンドに進出。ここからノックアウト方式で順位を競います。優勝に輝いたチームは8月に開催予定の世界大会「プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ2015」の出場権を獲得、世界中から集結したクラブと対戦します。
本大会では、Jリーグのアカデミーはもちろん、中体連所属のサッカー部や街クラブまで、あらゆるチームがしのぎを削ります。5試合無失点で前回大会を制したサンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(広島)は、連覇を懸けて今大会に出場。昨年、チームを優勝に導いた沢田謙太郎(現サンフレッチェ広島F.Cユース)監督も、「優勝すれば世界大会に出場し、日本は世界にどう見られているか、感じることができる。ぜひ、上を目指してほしい」とエールを送ります。
FC東京U-15深川(東京)も昨年の第26回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会で優勝を果たした強豪です。U-15日本代表候補の草住晃之介選手や、FWケント龍生選手が最終学年を迎えた今年は、関東予選で横浜F・マリノスジュニアユース追浜(神奈川)を3-1で下して本大会出場を決めました。激戦区・関東の代表として上位進出を目指します。
北信越からは2010年以来、新潟から2チームが登場します。アルビレックス新潟U-15は、昨年の準決勝で広島とPK戦にもつれ込むなど、王者を苦しめた実力派です。今年のチームは岡本將成選手や若月輝選手といった複数の年代別代表候補選手を擁しており、上位進出を狙う陣容が整っています。180センチを超える選手が複数並ぶ新潟に対し、長岡ジュニアユースフットボールクラブは、平均身長167.5センチと平均的なサイズのチーム。それでも昨年は第20回全日本ユース(U-15)フットサル大会を制するなど、冬場にフットサルで培った技術が持ち味の一つです。
このほか、08年の静岡学園中学校(静岡)以来となる中体連勢優勝を狙う青森山田中学校(青森)や、昨年は惜しくも1次ラウンドで敗退した大分トリニータU-15(大分)の巻き返しにも期待がかかります。本大会は、5月2日(土)の組み合わせ抽選を経て、翌3日にいよいよ開幕。U-15年代のクラブ日本一に輝き、世界大会の扉を開くのはどのチームか。熱戦の様子を会場でご覧ください。
JFAプレミアカップ2015
2015年5月3日(日)~5月5日(火・祝)
J-GREEN堺 (大阪府堺市)
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