ニュース
JFA 第17回全日本O-50サッカー大会が開幕
2018年07月08日
JFA 第17回全日本O-50サッカー大会が7月7日(土)、静岡県藤枝市で開幕。大会初日は16チームが4グループに分かれて行う1次ラウンドの第1節が行われました。
グループAでは、昨年度ベスト4の広島フォーティーズ(中国1/広島)が、前日から続く大雨の影響で会場にたどり着くことができず、不戦敗になる不測の事態が起きました。開催地代表の焼津飛魚サッカークラブ(静岡)と室蘭シニア50サッカークラブ(北海道1)の試合は、前半0-0で折り返すと、後半に焼津がPKで先制するも室蘭に追いつかれ、引き分けとなりました。
グループBは、昨年と同様、福岡とびうめシニアサッカークラブ(九州2/福岡)とアルフット安曇野シニア(北信越/長野)の開幕カードとなりました。前半に先制した福岡でしたが、後半になると1点を追う安曇野の反撃に遭います。しかし、福岡の大塚充敏選手が「DFだけでなく、MF、FWが高い守備の意識を持って、チームで守ることを目標にしていた」と語るように組織的な守備で得点を許しません。終了間際には、ロングボールに反応した吉田郁夫選手がDFをかわし、カウンターから追加点を挙げ、2-0で勝利しました。兵庫サッカークラブ(関西1/兵庫)とコンビニなかむら(四国1/高知)の一戦は、前後半で2点ずつをマークした神戸が勝利し、得失点差でグループ首位となりました。
グループCでは初出場の中津OBサッカークラブ(九州1/大分)が首位に立ちました。札幌50烏(北海道2)との試合序盤は、「初めての全国大会で、チームに緊張があった」(中畑光宏選手)中津の動きに固さが見られましたが、徐々に主導権をつかむと、前半のうちに2点を決めて先行します。後半も攻勢を強める中津が追加点を挙げて3-0で試合は終了しました。宮城四十雀サッカークラブ(東北/宮城)と松江地区シニアサッカーFCだんだん(中国2/島根)の一戦は、前半に2点を決めた松江が、宮城の反撃を抑え勝利しました。
グループDの関東と関西の激戦区を勝ち上がってきたニコルスFCシニア(関西2/大阪)とFC浦和シニア(関東1/埼玉)の試合は、前半から動きます。右サイドからニコルスの奥井雄二選手が折り返すと、中央で受けた石井勝選手が流し込み先制ゴールを決めました。後半にもニコルスが2点を追加し、初戦を白星で飾りました。岐阜 Kawasaki FC(東海/岐阜)も、香川FC50(四国2/香川)との接戦を制し、白星をつかみました。
大会2日目の7月8日(日)は、1次ラウンド第2節と第3節を開催。各グループの首位が大会最終日に行われる決勝ラウンドに進みます。
選手コメント
榎田恵司 選手(焼津飛魚サッカークラブ)
「走りきる」をテーマに、日々の練習から意識を統一して取り組んできました。今日の試合では、そういったチームらしさを十分に出せていたと思います。ただ結果として、前半の決定機を決めきれなかったことで、途中から相手ペースになって、苦しくなってしまいました。PKで先制した後も、積極的に追加点を狙っていきましたが、逆に相手の得点を許してしまいました。地元の方が大勢来てくれていて、声援もあったので勝ちたかったです。残り2試合も走りきって勝ちたいと思います。
大塚充敏 選手(福岡とびうめシニアサッカークラブ)
前半は上手い試合運びができていて、1点を取ることができました。後半になると、相手が攻撃的にきていたので、守ることに一生懸命でした。そんな中、カウンターから2点目を取れたことは非常に良かったです。初戦ということで緊張もあり、苦しい試合でしたが、勝ててうれしかったです。今年の目標はもちろん、連覇。そのためにも一戦一戦を大事にして、まずは1次ラウンドを勝ち上がり、決勝ラウンドに進出したいと思います。
中畑光宏 選手(中津OBサッカークラブ)
勝点3が取れたので、非常にうれしいです。初めての全国大会で、とにかく楽しんでチャレンジをし、その中で、ミスをしても皆でサポートしながらプレーするというチームの良さを出せたと思います。50代でこんな舞台に立てることもないので、積極的にプレーしたいと思います。目標としては、チーム発足時から日本一を常に目指していたので、それを達成したいと思っています。九州大会に続いて、全国大会にもサポーターが来てくれていて、一緒に楽しんで応援してくれるのですごくありがたいし、力になりました。
木村祐士 選手(ニコルスFCシニア)
試合の序盤は落ち着かず相手に攻められましたが、「皆でさぼらず走る」という強みを出して、泥臭くガツガツしたプレーで、最後まで頑張れたことが勝因だと思います。2点目が勝負だと思っていたので、1点目を決めた後も気を引き締めていられたことも良かったです。昨年は無敗でしたが、得失点差で決勝ラウンドに進出できなかったので、この勝利が無駄にならないよう、今年こそはベスト4にいきたいと思います。
大会期間:2018年7月7日(土)~7月9日(月)
大会会場:静岡県藤枝市
藤枝総合運動公園サッカー場[天然芝]
藤枝総合運動公園陸上競技場[天然芝]
藤枝総合運動公園多目的広場人工芝広場[人工芝]
藤枝市民グラウンドサッカー場[天然芝]
大会情報はこちら
関連ニュース
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/05 SHIGE選手、かつぴーや選手、Ax選手、Takaki選手に決定 FIFAe World Cup 2024™サッカーe日本代表
- 日本代表 2024/11/05 U-17日本代表 メンバー・スケジュール クロアチア遠征(11.09-11.20 クロアチア/ポレッチ)
- グラスルーツ 2024/11/05 「2024 IFCPF CPサッカーワールドカップ」へ男女日本代表が出場!
- グラスルーツ 2024/11/05 JFAユニクロサッカーキッズ in 北海道 1月18日(土)開催 11月5日(火)から参加者募集開始
- 大会・試合 2024/11/05 FC.西武台が歓喜の頂点到達 JFA 第12回全日本O-40サッカー大会