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JFA 第49回全日本U-12サッカー選手権大会が開幕 ソレッソ熊本、レジスタFCなどが2連勝! 初出場チームも熱戦を展開

2025年12月27日

JFA 第49回全日本U-12サッカー選手権大会が開幕 ソレッソ熊本、レジスタFCなどが2連勝! 初出場チームも熱戦を展開

鹿児島県鹿児島市で12月26日(金)、小学生年代の日本一を目指す「JFA 第49回全日本U-12サッカー選手権大会」が開幕し、同市のふれあいスポーツランドで1次ラウンドの第1節と第2節が行われました。あいにくの肌寒い天候となりましたが、ピッチは熱気に包まれ、全国から集った小学生たちが持ち味を発揮しました。

初出場チーム同士が対戦したグループAのブルーデFC(広島)とFC高知横内(高知)の試合は、ブルーデがピッチを広く使ってボールを動かし、優勢にゲームを運びます。16分には住吉谷純平選手の力強いミドルシュートが決まって先制に成功。その後もブルーデが攻めますが、高知はGK田邊陽翔選手が何度もの好セーブでピンチをはね除け、それ以上の失点は許しません。後半は互いにチャンスを決めきれず、1-0でブルーデが勝利しました。

グループEのカティオーラFC(大分)は8人の先発選手に2人の女子選手が入る構成で、京都長岡京SS(京都)との初戦に臨みました。試合は長岡京の中島理々斗選手が長身を生かして連続ゴールを挙げ、2点を先行します。それでもカティオーラは「まだ巻き返せる」(松岡陽奈選手)と声を掛け合って前向きに戦い続けると、その松岡選手が相手ボールを高い位置で奪い返してシュートを放ち、1点差とします。勢いが出てきたカティオーラは末永葵空選手と山﨑勇人選手にもゴールが生まれ、逆転勝利を飾りました。

グループKの第1節では清水エスパルス(静岡)が15年ぶりに出場のニカホウインズFC(秋田)に6-0と快勝しました。ニカホもスピーディーな縦への突破からチャンスをつくりますが、清水の集中した守備を崩せませんでした。同グループの第2節では清水と5年ぶりの優勝をめざすFCトリアネーロ町田(東京2)の強豪チームが早くも対決。試合は終盤までスコアレスの拮抗したゲームになっていきますが、37分に町田の森岡潤陽選手が長めの直接FKを沈めて勝利を引き寄せ、町田が2連勝で勝ち点を6に伸ばしました。

このほか、2023年大会で優勝しているソレッソ熊本(熊本)、2021年と22年に連覇したレジスタFC(埼玉)も各グループで2連勝と好発進。2連覇をめざす東京ヴェルディ(東京)は1勝1敗で第3節にラウンド16進出を懸けます。大会は12月27日(土)もふれあいスポーツランドを会場に、1次ラウンド第3節と勝ち上がったチームによるラウンド16などが行われます。

監督・選手コメント

住吉谷純平 選手(ブルーデFC/広島)
リスペクトしながら、その中で全力を尽くそうと思って試合に入りました。最初の試合は気温が低く寒かったですが、得点した場面は自分のところにボールが来たら、まずはゴールを一番に確認してシュートを打とうと決めていました。今年のチームはとても元気があると思います。次の試合も元気に声を出しながら勝っていきたいです。この大会ではアシストやゴールを多く決めてチームに貢献したいです。

篠田裕也 監督(カティオーラFC/大分)
最初は自分たちのやりたいことができず、相手の強い選手に対応できずに失点が重なりましたが、段々と慣れて、できるようになりました。選手たちには失点しても大丈夫という前向きな気持ちが残っていましたし、勝てたことは次につながります。クラブとしての最高成績はベスト16ですので、この流れでまずはそこに辿り着き、その先を目指したいと思います。(女子選手2人の先発は)サッカーですので男女関係なくやっていくように考えています。その中で彼女たちの個性をチームの中で発揮できるようにしています。

松岡陽奈 選手(カティオーラFC/大分)
1試合目から勝とうという思いで戦いました。先に点を取られましたが、大分県大会でも巻き返せたので、まだ巻き返せると思って戦い続けていました。チャンスになったら絶対に決めないと勝てないと思って突っ込んでいって、(ゴールを)決めることができました。チームには点を取れる選手がいて、負けていても声を出せる選手も多いので、そういうところが長所です。1次ラウンドを突破してベスト16に入れるように頑張りたいです。

手嶋楓来 選手(ニカホウインズFC/秋田)
自分たちはサイドからの攻撃が得意なので、そこでチャレンジしようと思いましたが、相手はうまいチームだったので、あまり持ち味を出せなかったです。ハーフタイムにもっと自分たちでドリブルを仕掛けていこうと話しました。まだ遠慮していた部分があったので、次の試合では自分から仕掛けていきたいです。ベスト16以上を目指して頑張り、将来はどんな強い相手にもドリブルで抜ける選手になりたいです。

開催期間:2025年12月26日(金)~12月29日(月)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)、鹿児島県立サッカー・ラグビー場(鹿児島県鹿児島市)

準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)

準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)

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