東京都
東京ヴェルディジュニアが2年連続14回目の全国大会出場!
三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア 0-4(前半0-3、後半0-1) 東京ヴェルディジュニア
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 東京都大会の決勝が11月24日、町田市陸上競技場で行われました。
決勝戦は、4年ぶり3回目の全国大会出場を目指す三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニアと、昨年に続く連覇を狙う東京ヴェルディジュニアの対戦となりました。
試合は立ち上がりから養和巣鴨が積極的にボールを奪いにいきます。1分、2分と高い位置でボールを奪うと養和巣鴨 星野優太選手が連続してゴールに迫りますが得点には至りません。
その後はお互いにGKを交えながらボールを大切につなぎ攻撃の糸口を探る展開となりました。6分、ヴェルディ佐伯凌世選手が左サイドからクロスをあげます。そのこぼれ球がヴェルディ坂井倖大選手の前に落ちると、養和巣鴨の選手が必死にゴールを守りに入ります。しかしその際に手にボールが当たったとしてPKの判定になりました。このPKを坂井選手が冷静に決めヴェルディが先制に成功しました。
続く9分、今度は右サイドからクロスを上げると、中でフリーとなっていたヴェルディ佐伯選手がヘディングで合わせてヴェルディが追加点を奪います。
さらに12分、またもヴェルディ佐伯選手が左サイドから中央へボールを送ります。ふわりと浮いたボールはGKの頭上を越すとゴールへと吸い込まれていきリードを3点差に広げました。
一方の養和巣鴨は中盤の東理央選手を前線へ送り反撃を試みますが決め手をかき、3-0のまま前半終了となりました。
後半立ち上がりも養和巣鴨が積極的な姿勢をみせます。23分には磯野優人選手のパスに東選手が抜け出しGKと1対1となり、シュートを打ちましたがヴェルディGK山崎琉聖選手に阻まれ得点とはなりませんでした。
一進一退の攻防が続きお互いに得点を奪えない中、36分にヴェルディ草間信選手がペナルティエリアの外から思い切ってシュートを放つと、ゴール右上に決まり大きな追加点となりました。
その後はヴェルディジュニアが危なげなく試合を進め4-0で勝利し、昨年に続く連覇となり2年連続14回目となる全国大会出場を勝ち取りました。
監督・選手コメント
松尾洋 監督(東京ヴェルディジュニア)
大会を通して楽な試合はありませんでした。決勝は先制点が取れたことも大きかったですし、クロスからの練習もはまりました。今年のチームは昨年に比べて技術は粗いですが、チームワークを磨いてきたので、それを出せたと思います。主将も含めてケガをした選手もいましたが、戻ってきたり、調子も上がってきたりで、一年の集大成を連覇という形で結果が残せて良かったです。全国大会では昨年のベスト8を超えられるように頑張ります。相手どうこうではなく、自分たちのパスをつないでゴールに向かうサッカーをしたいと思います。
坂井倖大 選手(東京ヴェルディジュニア)
優勝できてとてもうれしいです。去年も鹿児島に行っているので、経験している自分が引っ張っていかなければいけないと思いました。ヴェルディの特長はパスサッカーなので、パスでどう崩していくかをチームとして考えてきました。自分はケガでいない時期もありましたが、その間もひとりひとりが自分のプレーを伸ばして成長していたと思います。GKの山崎君にも助けられました。昨年の全国大会はベスト8だったので、東京で1番という自覚を持って日本一を目指したいです。
優勝 | 東京ヴェルディジュニア |
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準優勝 | 三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア |
3位 / 4位 | JACPA東京FC / インテルアカデミージャパン |
努力賞 | 三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア |
グッドマナー賞 | JACPA東京FC |
準優勝:三菱養和サッカークラブ巣鴨ジュニア
3位:JACPA東京FC
4位:インテルアカデミージャパン