静岡県
キューズFC・エスパルスがPK戦を制し2年連続2回目の出場を決める
キューズFC・エスパルス 0-0(前半0-0、後半0-0) PK3-2 アスルクラロ御殿場
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 静岡県大会の決勝が11月24日、清水総合運動場で行われました。
気温20℃、晴れの中で行われた決勝戦は、全国大会初出場を目指す、アスルクラロ御殿場と2年連続2回目の出場を目指すキューズFC・エスパルスの対戦となりました。
アスルクラロ御殿場は2回戦で清水エスパルスU-12清水を1-0で破り、準決勝でも藤枝明誠SCを3-1で破り、勢いに乗っての決勝戦。一方キューズFC・エスパルスは1回戦の藤枝東FC戦は延長までもつれて辛くも1-0での勝利、準決勝もオイスカFCに終了間際に追いつかれPK戦での勝利と決勝戦まで苦しみながら勝ち上がってきました。
試合は、立ち上がりからアスルクラロの杉山凪選手を中心に決定的なチャンスを作りますがキューズのGK大石息楓選手の好セーブに阻まれて得点にはなりません。前半終了間際にもアスルクラロが左サイドからの決定的なチャンスがありましたが、またも大石選手に阻まれ前半を終了します。
後半も一進一退の攻防が続く中、お互いにチャンスをつくるものの両チームとも得点が奪えず延長戦に突入しますます。 延長の立ち上がり、またもアスルクラロが右サイドからチャンスを作りますがキューズ大石選手がパンチングで防ぎます。一方、キューズも中村扇大選手や田窪悠己選手がカウンターでスペースに駆け上がりチャンスをつくりますが、アスルクラロの岩尾健琉選手の壁を破ることが出来ずシュートを打たせてもらえないまま試合終了のホイッスル。勝負はPK戦に。
キューズは準決勝のオイスカFC戦に続いてなのでGK大石選手は自信に満ち溢れていました。両チーム2人まで難なく決めてアスルクラロ3人目の岩尾選手のキックを大石選手が左に飛んで好セーブの後、キューズが決めて2年連続2回目の全国大会出場が決まりました。
監督・選手コメント
古賀正人 監督（キューズFC・エスパルス）
チームの為に戦い、その中で個人が輝くことを目標に取り組んできました。準決勝・決勝ともにPK戦までもつれ込む厳しい戦いとなりましたが、優勝を勝ち取ることが出来てとてもうれしいです。全国大会では静岡県の代表としての誇りと責任を胸に、一戦一戦を大事に戦っていきたいと思います。
小野稜晟 選手（キューズFC・エスパルス）
去年の先輩達に追いつける事を目標に1年間練習してきました。ここまで厳しい試合もあったけど、チームみんなで戦い、優勝することが出来てとても嬉しいです。全国大会では１つでも上に勝ち上がれるよう頑張ります。
大石息楓 選手（キューズFC・エスパルス）
去年、1つ上の学年で貴重な体験をさせてもらい、自分の経験を生かし、緊張せずに自分のプレーをすることが出来ました。2年連続優勝できて、本当にうれしいです。
全国でもチームみんなで1つになって、期待に応えられるように頑張りたいです。
| 優勝 | キューズFC・エスパルス |
|---|---|
| 準優勝 | アスルクラロ御殿場 |
| 3位 | オイスカFC / 藤枝明誠SC |
| 努力賞 | アスルクラロ御殿場 |
| グッドマナー賞 | オイスカFC |
準優勝：アスルクラロ御殿場
3位：オイスカFC
3位：藤枝明誠SC
