沖縄県
ヴィクサ-レ沖縄FCジュニアAが9年ぶり3度目の全国大会へ
ヴィクサ-レ沖縄FCジュニアA 3-0(前半1-0、後半2-0) FC琉球石垣
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 沖縄県大会の決勝が11月9日(土)、糸満市西崎運動公園陸上競技場で行われました。
気温26度の爽やかな秋晴れの中、行われた決勝戦は9年ぶりの全国大会出場を目指すヴィクサ-レ沖縄FCジュニアAと初優勝、そして全国大会初出場を目指すFC琉球石垣の対戦となりました。
決勝戦は9年ぶりの全国大会出場を目指すヴィクサ-レ沖縄FCジュニアと初優勝、全国大会初出場を目指すFC琉球石垣の対戦となりました。会場内は両チ-ムの応援団、観客者が詰めかけ、試合前から沖縄の太陽にも負けない熱気を帯びていました。
ヴィクサ-レは決勝戦までの5試合で総得点30点、総失点0点と高い攻撃力と堅い守りで勝ち上がり、一方の琉球石垣は強豪揃いのブロックの中、決勝戦に至るまでの2試合がPK勝ちと粘り強い守備力で勝ち抜いてきており、試合開始前から1点を争う好ゲ-ムが予想されました。
試合は、両チ-ムとも決勝戦の緊張からか動きの硬い立ち上がりでしたが、10分を過ぎた頃からヴィクサ-レの持ち味の攻撃力が発揮され何度もゴールに迫ります。しかし琉球石垣の低く敷いた守備に阻まれます。無得点のまま前半終了かと思われた前半ロスタイム、ヴィクサ-レの山里謙心選手がゴ-ルポストに跳ね返されたボ-ルを左足で押し込み先制点を上げました。
後半に入り、勢いを増したヴィクサ-レが好機をつかみ31分、右サイドから攻撃を展開した北東星奈選手がGKと1対1となりGKの位置を確認し、冷静に蹴り込み追加点を上げました。
36分にも同様な形で松村達志選手が決め、3点目の追加点を決め、試合を決定づけました。
同点に追いつきたい琉球石垣は、素早いプレスをかけ、奪ったボ-ルを前線につなげる縦への早い攻撃でリズムを作りますが、ヴィクサ-レの守備陣を崩すことができず、ゴールネットを揺らすことができませんでした。
両者それぞれ最後まで全力で戦った試合は試合終了のホイッスルが鳴り、3-0でヴィクサ-レ沖縄FCジュニアAが勝利し、9年ぶり3回目の全国大会出場を決めました。
最後までフェアプレ-で試合を見せた両チームの健闘を称え、会場から大きな拍手が送られて沖縄県大会の幕が閉じました。コーチ・選手コメント
比嘉和也 コーチ(ヴィクサ-レ沖縄FCジュニアA)
気持ちも前に向かって戦うことが出来たので、勝利へつなげることが出来ました。
チーム一丸となって隙を見せないサッカーで全国へ挑戦したいです。
山里謙心 選手(ヴィクサ-レ沖縄FCジュニアA)
シュート意識を高く持って、全員で攻撃していきたいです。8月に行われたバーモンドカップでの全国ベスト16よりも、もっと上を目指していきます。
北里星奈 選手(ヴィクサ-レ沖縄FCジュニアA)
シュートの精度を上げる為に、基礎練習をして全国優勝したいです。
みんなに感動を与えるサッカーが出来るように頑張ります。
優勝 | ヴィクサ-レ沖縄FCジュニアA |
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準優勝 | FC琉球石垣 |
3位 / 4位 | INDEPENDIENTE JAPAN MIYAKOJIMA / FC琉球U-12 |
努力賞 | INDEPENDIENTE JAPAN MIYAKOJIMA |
グッドマナー賞 | FC琉球U-12 |
準優勝:FC琉球石垣
3位:INDEPENDIENTE JAPAN MIYAKOJIMA
4位:FC琉球U-12