宮崎県
スピードをいかした攻撃サッカーでアリーバFCが2年連続5回目の全国大会へ
アリーバFC 2-0(前半0-0、後半2-0) GLANZ FC 宮崎
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 宮崎大会の決勝が11月23日(土・祝)、木の花ドームで行われました。決勝戦は2年連続5回目の優勝を目指すアリーバFCと初優勝を目指すGLANZ FC 宮崎の対戦となり、決勝では初めての対戦となりました。
試合前から予想された通り、個人能力の高いアリーバFCの攻撃を防ぎながらGLANZ FCがカウンターを狙うという試合展開となりました。キックオフから、アリーバFCはスピードのある新垣類選手と決定力のある中村夏樹選手にボールを集め、積極的にゴールを狙います。 それに対しGLANZ FCは、GKを含めた全員が一丸となって粘り強い守備をみせ、アリーバFCもチャンスはつくるものの、なかなか得点を奪うことは出来ず、前半は0-0で終了となりました。
GLANZ FCは、後半開始からメンバーを変えて前がかりにゴールを奪いに行く姿勢を見せ始め、橋口陽菜乃選手や塩谷賢司選手を中心にショートカウンターを繰り返し、何度もチャンスを作っていきます。そんな中、試合巧者のアリーバFCが一瞬の隙をつきます。 27分、GLANZ FCのパスミスをマイボールにすると、右サイドからのカウンターを仕掛けます。ゴール前にいた新垣選手がクロスのこぼれ球をすかさずシュート。ボールはゴールに吸い込まれ、アリーバFCに待望の先制点が入りました。
0-1になりGLANZ FCはさらに攻撃的な布陣に変更し、積極的にゴールを狙います。アリーバFCもパスカットからDF米田太一選手が攻撃の起点となり多くのチャンスを作りましたが、GLANZ FCのGK藤本大芽選手のスーパーセーブでピンチを防ぎます。
一進一退の攻防が続きましたが、37分、左サイドでボールを受けたアリーバFC 新垣選手がスピードのある力強いドリブルで中央にカットインしていき、落ち着いたシュートでゴール左隅にシュートを放ちます。 GKも良い反応を見せるものの止められず、アリーバFCが追加点を奪います。このまま試合は終了し、2-0でアリーバFCが2年連続5回目の全国大会の出場を決めました。
監督・選手コメント
日高勇二 監督(アリーバFC)
県大会は無失点で終えたことは良かったですが、全国ではそんなに甘い試合はないと考えています。
守りから攻撃に移ったときのフィニッシュのトレーニングを重ねていき、全国大会では予選突破を目指して1試合1試合頑張っていきたいと思います。
全国では宮崎代表として全国の強豪としっかりと戦っていきたいです。
岩元大空 選手(アリーバFC)
以前行われた公式戦では点を決められ、優勝もできなかったので、今大会の目標として無失点で優勝できるように毎試合に挑んできました。
決勝戦では、監督が教えてくれた、奪う・運ぶ・蹴ると相手へのアプロ―チを早く強くすることを意識して試合に臨みました。その結果が最高の結果につながったと思います。全国大会では、予選を突破して決勝トーナメントに行けように頑張ります。
優勝 | アリーバFC |
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準優勝 | GLANZ FC 宮崎 |
3位 | セントラルFC 宮崎 / アスランFC |
努力賞 | アスランFC |
グッドマナー賞 | セントラルFC 宮崎 |
準優勝:GLANZ FC 宮崎
3位:セントラルFC 宮崎
3位:アスランFC