香川県
丸亀フットボールクラブが高い攻撃力と安定した守備で2年ぶり8回目の全国へ
丸亀フットボールクラブ 4-0(前半3-0、後半1-0) 太田サッカースポーツ少年団
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 香川県大会の決勝が11月24日、香川県総合運動公園サッカー・ラグビー場で行われました。
少し肌寒い気温でしたが、風はなく良いコンディションで行われた決勝戦は、2年ぶり8回目の優勝を目指す丸亀フットボールクラブと、24年ぶり4回目の優勝を目指す古豪太田サッカースポーツ少年団の対戦となりました。丸亀FCは決勝までの4試合で14得点無失点という圧倒的な攻撃力と安定した守備で勝ち上がり、太田SSSは決勝までの5試合のうち、3試合をPK戦で粘り強く勝ち上がってきました。
試合開始と同時に丸亀FCの攻撃陣が、一気に太田のゴールに迫ります。キックオフ直後、丸亀FCの藤井大知選手が中央付近から左サイドへスルーパスを出し、タイミングよく動き出した堀江悠希選手がゴール右隅に決め、開始1分に先制点をあげます。3分には右サイドをドリブルで突破した平林尊琉選手が左サイドへクロスボールを出し、藤井選手がゴールへシュートを突き刺します。更に4分には藤井選手がミドルシュートを決め、開始5分で3得点という攻撃力を見せつけました。早々に追いかける展開となった太田SSSは、次第に相手のスピードに慣れ落ち着きを取り戻し、GK玉井詩門選手を中心に持ち味の粘り強い守備を発揮し始め、丸亀FCの猛攻に耐えて前半を折り返しました。
後半に入っても丸亀FCのペースで試合が進み、30分左サイドを堀江選手が駆け上がり折り返したボールを浅野大河選手が冷静に4点目のゴールを決めました。太田SSSは、守備陣がボールを奪うと林知温選手を中心に個人技を活かした攻撃を仕掛け、最後まで点を取りに行く姿勢を見せ、後半はお互いの良さが多く観られた決勝戦になりました。
このまま試合は終了し、会場からは両チームを称える拍手が送られ、丸亀FCは県大会を18得点無失点の完封で締め括り、2年ぶり8回目の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
山下公昭 監督(丸亀フットボールクラブ)
今年のチームはディフェンスからのビルドアップに取り組んできました。
その上、決勝は県大会の最後なので、開始と同時に攻撃での早い展開も仕掛けていこうと決めていました。
それが上手くいき早々に得点することができ、そのまま流れに乗りました。
全国大会ではまずは1次ラウンド突破を目指して戦いたいと思います。
中野陽介 選手(丸亀フットボールクラブ)
今日は一人一人が全力でプレーできるように、皆で雰囲気を高めていこうと話していて、僕自身もキャプテンとして盛り上げようと心掛けていました。
全国大会では相手に押されている状況でも自分から声をかけて盛り上げて、僕たちを応援してくれている人たちがいるので全力でやりたいと思います。目標は優勝です!!
藤井大知 選手(丸亀フットボールクラブ)
得点(2得点1アシスト)に絡めてすごく嬉しかったし、チームの役に立てて良かったです。
全国大会でも得点とアシストを決めたいです。
優勝 | 丸亀フットボールクラブ |
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準優勝 | 太田サッカースポーツ少年団 |
3位 / 4位 | FCディアモジュニア(F) / SFC 坂出 |
努力賞 | ジョイナスたどつフットボールクラブ |
グッドマナー賞 | DESAFIO CLUB DE FUTBOL |
準優勝:太田サッカースポーツ少年団
3位:FCディアモジュニア(F)
4位:SFC 坂出