石川県
熱戦を制して、全国への切符を初獲得!!フットボールクラブ湖北ジュニア
松南サッカースポーツ少年団 1-2(前半1-0、後半0-2) フットボールクラブ湖北ジュニア
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 石川県大会の決勝は11月4日、松任総合運動陸上競技場で行われました。
快晴で最高のピッチコンディションの中、松南サッカースポーツ少年団、フットボールクラブ湖北ジュニア両チームともに県大会決勝進出が初めて、勝てば全国大会初出場の両チームの対戦となりました。
試合は立ち上がりの5分、松南の山本柊匡選手がハーフウェーライン近くでボールを受け、素晴らしい快速ドリブルで一気にゴール前に持ち込み、そのままシュートを決めて1点を先制しました。湖北は中盤の吉田鉄平選手が配給役となり、技術力が高い丹羽伶介選手と麦元翔選手を中心に攻撃が組み立てられましたが、松南の相木琉空選手のディフェンスに次々と攻撃の目が潰され、ゴールキーパー滝和篤選手の好セービングにも阻まれ得点することができず、前半はこのまま1−0で松南リードのまま終了しました。
後半に入り、湖北は丹羽選手をDFに、麦元選手を左サイドに配置するなど、ポジションを変える事により多彩な攻撃が見られるようになって来ました。25分、湖北の麦元選手がゴール前に蹴ったコーナキックのボールを、松南ゴールキーパー滝君がパンチングで弾き、その弾いたボールを湖北の宮本崚太郎選手が直接押し込み、同点に追いつきます。勢いに乗る湖北は、ゴールキーパーを含めた全員で簡単にボールを失わないサッカーを展開し、松南はディフェンスに終始する時間帯が多なっていきました。後半も残りわずかとなった39分に、湖北の右サイドから麦元選手が持ち込み、クロスを松南ディフェンスが弾き返しましたが、湖北の右サイドにいた兼田龍次朗選手がダイレクトでクロスボールをあげ、中央にいた中村晴太選手がヘディングをすらし、右サイドにいた麦元選手が直接ボレーキックでゴールに押し込み、湖北が2対1と逆転に成功しました。
松南も最後の力をふりしぼり攻撃を仕掛けましたが同点に追いつくことは出来ず、そのまま試合終了のホイッスルが鳴り、フットボールクラブ湖北ジュニアが全国大会初出場の切符を手に入れました。
監督・選手コメント
徳差憲一 監督(フットボールクラブ湖北ジュニア)
初戦から全試合、厳しい戦いとなりましたが焦らず・粘り強くピッチ上で表現してくれた事を嬉しく、成長を感じる事が出来ました。全国では、石川県全チーム選手の思いを胸に一戦一戦大切に自分達らしさを出し、悔いのないよう思いっきり楽しみます。
丹羽伶介 選手(フットボールクラブ湖北ジュニア)
今大会は、キャプテンとして絶対に勝ちたいという思いがありました。全国大会では、一試合でも多く勝てるように、監督・コーチ・保護者・選手みんなの力を合わせて頑張ります。
麦元翔 選手(フットボールクラブ湖北ジュニア)
石川県大会では、苦しい試合が続きました。決勝では、前半先制されましたが、後半は自分達のサッカーを貫き最後まで諦めずに挑んだ事で優勝を果たすことが出来ました。全国大会では、ベスト4を目指して今まで教わった事を全て出し切り石川県代表としての誇りを胸に一戦一戦全力で戦います。
宮本凌太郎 選手(フットボールクラブ湖北ジュニア)
石川県大会では、日々練習してきた基本のパス・シュート練習等の成果が出た結果、優勝出来ました。全国大会では、石川県代表として、今まで対戦し負けて悔しい思いをした選手達の分も仲間を信じ全力でプレーします。
滝和篤 選手(松南サッカースポーツ少年団)
僕の目標は、決勝まで行くことだったので、目標が達成できて嬉しかったけど、最後の最後でやられて悔しかったです。
相木琉空 選手(松南サッカースポーツ少年団)
練習してきた事を生かして、1試合ずつ成長していき決勝戦までいくことができました。決勝戦では、負けてしまったが、経験できない事を経験し、勝ち上がる事ができ嬉しいかったです。
優勝 | フットボールクラブ湖北ジュニア |
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準優勝 | 松南サッカースポーツ少年団 |
3位 | ツエーゲン金沢U-12 / 野々市ジュニアサッカークラブ |
努力賞 | 松南サッカースポーツ少年団 |
グッドマナー賞 | 野々市ジュニアサッカークラブ |
準優勝:松南サッカースポーツ少年団
3位:ツエーゲン金沢U-12
3位:野々市ジュニアサッカークラブ