兵庫県
センアーノ神戸ジュニア 全国優勝から3年ぶりの全国大会出場!
センアーノ神戸ジュニア 1-0(前半0-0、後半1-0) ヴィッセル神戸U-12
JFA 第43回全日本 U-12サッカー選手権大会 兵庫県大会の決勝が12月1日 三木市 みきぼうパークひょうご 第2陸上競技場で行われました。今回の大会は、ベスト8の全てが県内トップリーグ1部のシードチームで、準決勝を戦った4チームはトップリーグの1位から4位のチームとなり、波乱が少なく地力が有るチーム同士のトーナメント戦となりました。
決勝戦は、3年前のセンアーノ神戸ジュニアが全国優勝した時と同じカードとなりました。3年ぶり3回目の全国大会を狙うセンアーノ神戸ジュニアと5年ぶり5回目の全国大会出場を目指すヴィッセル神戸U-12の対戦となり、両チーム共に準決勝で延長戦を戦い、ヴィッセル神戸U-12は、PK戦を経て勝ち上がってきました。
ヴィッセルのキックオフで始まった試合は、しばらく膠着した時間が経過します。互いに中盤での攻防が続き、決定的なチャンスは生まれませんが、10分過ぎからゴール前でのシーンが増えてきます。しかし、シュートが枠外に外れたり、ゴールキーパーへの正面に飛ぶシーンが多く、得点には至りません。18分のセンアーノのゴール前中央からのシュートもキーパーのファインセーブにより得点するとことが出来ません。
前半は、準決勝で延長戦を戦った影響もあったのか、お互いにボールを貰うための動き出しも少なく、慎重な戦いとなりました。
後半の開始直後からも一進一退の状態が続き、お互いに無得点のまま時間が経過していきましたが、31分にセンアーノに待望の先制点が生まれます。センアーノ野田凰心選手が中央やや左のセンターライン付近のドリブルからゴールキーパーと相手ディフェンダーとの間へスルーパスを出すと、相手ディフェンダーと並走して走り込んだセンアーノ南壮一郎選手が、相手ディフェンダーが一度触ったボールを粘り強く追いかけボールを奪い、冷静にゴールへ流し込みました。
先制点を奪われたヴィッセルは、フォーメーションを変更し積極的に反撃を試みます。対するセンアーノも守るだけでなく、2点目を狙う姿勢をみせますが、両チーム共に決定的なチャンスも少なく後半も時間が経過します。
終了間際にヴィッセルが2本続けてのコーナーキックを獲得し、ラストチャンスにゴールキーパーも攻撃参加しますが、同点ゴールは奪えずタイムアップ。センアーノ神戸ジュニアが1-0で勝利し、3年ぶり3回目の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
大木宏之 監督(センアーノ神戸ジュニア)
とても厳しい試合でした。なかなか自分達を出せない展開でしたので、全国では、自分達をしっかり出せるよう準備したいです。
島祐成 選手(センアーノ神戸ジュニア)
全国大会は、厳しい試合になると思うけど、優勝できるように、自分の全力のプレーを出し切り、チームをキャプテンとしてまとめたいと思います。
南壮一郎 選手(センアーノ神戸ジュニア)
決勝の得点は、みんなが繋いでくれたボールを決めただけです。あれは、チーム全体で取った点だと思います。全国大会では、チームに貢献できるように全力でプレーし、優勝したいです。
優勝 | センアーノ神戸ジュニア |
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準優勝 | ヴィッセル神戸U-12 |
3位 / 4位 | 西宮サッカースクール / フットボールクラブフレスカ神戸 |
努力賞 | ヴィッセル神戸U-12 |
グッドマナー賞 | 西宮サッカースクール |
準優勝:ヴィッセル神戸U-12
3位:西宮サッカースクール
4位:フットボールクラブフレスカ神戸