北海道
北海道コンサドーレ札幌U-12 攻撃力と安定した守備で4年連続9回目の全国へ。
北海道コンサドーレ札幌U-12 8-0(前半3-0、後半5-0) ASARI Football CLUB
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 北海道大会の決勝が10月13日(日)、室蘭市入江運動公園多目的広場で行われました。
気温14℃、無風晴天という最高の条件の下で行われた決勝戦は、4年連続出場を目指す北海道コンサドーレ札幌U-12と、全国大会初出場を目指すASARI Football CLUBの対戦となりました。 北海道コンサドーレ札幌U-12は、決勝までの3試合で得点21点、失点0点と圧倒的な攻撃力と安定した守備で勝ち上がり、ASARI Football CLUBは、1回戦のPK戦勝ちに続き、準々決勝・準決勝も1点差で勝ち上がってきました。特に、準決勝では終了間際に粘り強く同点に追いつき、延長戦を制しての決勝進出でした。
11:00の試合開始と同時に、コンサドーレの攻撃陣がASARIゴールを攻め次々とシュートを放ちますが、ASARIはGKの山田岳虎選手を中心としたディフェンス陣のがんばりで得点を許しません。6分、ASARIはカウンターから藤永悠斗選手が強烈なミドルシュートを放ちますが、コンサドーレGK唯野鶴眞選手のファインプレーで得点を奪うことができません。
試合が動いたのは10分でした。コンサドーレ櫻庭一斗選手の右CKを川崎幹太選手が頭で合わせコンサドーレが1-0とリードします。その直後、ASARIのキックオフのボールを奪ったコンサドーレが一気にゴール前に攻め込み、小松隼士選手から川崎選手へパス、これを正確にゴールへ流し込み2点目を奪います。この後も、コンサドーレは攻撃の手を緩めることなく攻め、13分に川崎選手が強烈なミドルシュートを蹴り込み、3-0として前半を終了しました。
後半に入ってもコンサドーレのペースで試合が進み、23分には中村琉生選手の右CKを窪田圭吾選手が頭で合わせ4-0とリードします。反撃を試みるASARIは25分に縦パスを受けた藤永選手がミドルシュートを打ちますが、惜しくもクロスバーに当たり得点できません。28分、コンサドーレは後半から出場した浅井大空選手が、川崎選手からのパスを着実に得点し点差を5点とします。さらに、浅井選手は33分にも中村選手からのパスを決め、6-0と大きくコンサドーレがリードを広げます。36分にもコンサドーレ川崎選手がドリブルからシュートを決め7-0とします。コンサドーレのペースのまま、アディショナルタイムに入り、コンサドーレ佐々木太一選手からのパスを受けた川崎選手がこの試合5点目となるシュートを決め、8-0とします。
このまま試合は終了し、北海道コンサドーレ札幌U-12が、8-0のスコアで4年連続9回目の全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
村井一敏 監督(北海道コンサドーレ札幌U-12)
本大会では得点をたくさん取ることができましたが、全国大会ではリスク管理の意識ももっと高める必要があると考えています。12月の全国大会に向けては、攻守にわたるクオリティの向上を目指した練習を行い、個の成長を求めていきます。よい判断、視野を広くもったプレーを発揮して全国大会で戦っていきたいと思います。
川崎幹太 選手(北海道コンサドーレ札幌U-12)
みんなで練習してきたことを出し切ろうという思いで決勝戦に臨みました。点差は開いたけれど、最後までしっかりとプレーできたのでよかったです。全国大会では、キーパーと1対1の場面などできちんと点数を取れるようにがんばりたいです。
優勝 | 北海道コンサドーレ札幌U-12 |
---|---|
準優勝 | ASARI Football CLUB |
3位 | 北海道コンサドーレ札幌U-12 BLACK / プレイフル函館ジュニア |
努力賞 | ASARI Football CLUB |
グッドマナー賞 | プレイフル函館ジュニア |
準優勝:ASARI Football CLUB
3位:北海道コンサドーレ札幌U-12 BLACK
3位:プレイフル函館ジュニア