青森県
小雨の中の強豪対決、リベロ津軽SC U-12が激闘を制す。
リベロ津軽SC U-12 1-0(前半1-0、後半0-0) 青森福田SSS
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 青森県大会の決勝が10月19日(土)、弘前市運動公園球技場で行われました。
県内屈指の強豪対決であり昨年度の決勝戦と同じカード、リベロ津軽SC U-12と青森福田SSSの決勝戦となりました。
小雨が降りしきる中、キックオフ。コンパクトな布陣で早いプレッシャーを受けながらも、巧みにボールをコントロールし高いテクニックを見せる両チーム。素早い出足と連動した守備でボールを奪い、攻撃するリベロ津軽に対し、身体を張った粘り強い守備で応戦する福田SSS。攻守の入れ替えが激しい立ち上がりです。最初の決定機は福田SSS。9分、ゴール前に抜け出した福井史弥選手がシュートを放ちますが、リベロ津軽SC小野寺太郎選手がビッグセーブでピンチを防ぎます。リベロ津軽SC もサイドを崩しクロスに合わせますが、得点には結びつきません。少しずつ、リベロ津軽のリズムになってきた17分、左サイドを突破した柿崎奏良選手のクロスに小野仁路選手がニアで綺麗に合わせ、リベロ津軽SC が先制し、1-0のまま前半が終了します。
後半、たたみかけようとリベロ津軽がゴールに襲いかかりますが、福田SSSも必死のディフェンスで守ります。福田SSSはボールを奪ってもリベロ津軽の素早いプレスと数人で囲むディフェンスの前に苦戦し、いつものようなポゼッションやリズムのあるワンタッチプレーが上手くいかず、なかなかゴールが奪えません。リベロ津軽も追加点をねらいますが、福田SSSの集中した守備を崩しきれません。
両者、気持ちの入ったプレーで観客を魅了する中、試合終了を告げるホイッスルが鳴り、リベロ津軽SC が1-0で勝利。3年連続5回目の全国大会出場を決め、緑のピッチに、スタッフ・選手・応援席の歓喜の輪が広がりました。
監督・選手コメント
住谷学 監督(リベロ津軽SC U-12)
3年連続の出場となりますが、この3年はツキも味方した部分もあるので、このツキを全国の舞台でも発揮できればと思います。青森県には強いチームがたくさんあります。そのチームのためにも、青森県のためにも頑張ります。
佐々木皓星 選手(リベロ津軽SC U-12)
今日の試合では、全員が気持ちの入ったよい試合ができたと思います。全国大会には、さらに強くなって挑みたいと思います。
小野仁路 選手(リベロ津軽SC U-12)
ゴール前まで全力で走り、クロスに合わせてゴールできたのでよかったです。まだまだ技術面やメンタル面が足りないので、全国大会までに、そこをきたえていきたいと思います。
優勝 | リベロ津軽SC U-12 |
---|---|
準優勝 | 青森福田SSS |
3位 | 青森フットボールクラブ U-12 / TRIAS七戸サッカークラブ |
努力賞 | TRIAS七戸サッカークラブ |
グッドマナー賞 | 青森福田SSS |
準優勝:青森福田SSS
3位:青森フットボールクラブ U-12
3位:TRIAS七戸サッカークラブ