秋田県
グロースフットボールクラブが鮮やかな逆転勝ちで初の全国大会へ
グロースフットボールクラブ 2-1(前半0-1、後半2-0) ニカホWin-s FC
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 秋田県大会の決勝が10月20日、にかほ市仁賀保グリーンフィールドで行われました。
気温18度、秋晴れのもとで行われた決勝戦は、初の全国大会を目指すグロースフットボールクラブと2度目の出場を狙う地元・ニカホWin-s FCの対戦となりました。ニカホのキックオフで始まった前半は互いに積極的に攻め合い、攻守の入れ替えが激しい互角の戦いとなりました。このまま前半が終了するかと思われた20分、ニカホ佐藤彗嵐選手がゴール前に持ち込みますが、グロースがクリア。そのクリアボールをダイレクトでニカホ佐々木陽源選手がシュート。ニカホが1-0で先制し前半を終了しました。
後半は同点を狙うグロースと追加点を狙うニカホが互いにゴールを目指す戦いとなります。28分、ドリブルで左サイドからグロース伊藤圭佑選手がゴール右サイドへ鮮やかなシュートが決まり1-1の同点に追いつきます。そして31分にはグロース永井幸菜選手から伊藤陽向選手へパス。中央から伊藤選手の素晴らしいミドルシュートが決まり、2-1とグロースが逆転しました。
その後はニカホもシュートを狙いますが、グロースはGKを中心にディフェンスがしっかり守り得点を許しません。このまま終了し、2-1と鮮やかな逆転勝ちを決めたグロースが初の全国大会出場を決めました。攻守の切り替えが早く守備意識の高い好ゲームとなった熱戦に観客から多くの拍手が両チームへ送られました。
監督・選手コメント
今野誠 監督(グロースフットボールクラブ)
目標としていた大会で勝利することができ、全国大会出場を決められて最高の気持ちです。決勝戦では前半を修正して、後半はいい戦い方ができました。全国大会ではパス・コントール・プレスの質をあげて秋田県代表として頑張っていきたいです。
伊藤圭佑 選手(グロースフットボールクラブ)
楽しんで決勝戦を戦うことができました。先制されても誰も下を向かず戦うことができました。全国大会では予選リーグ突破を目指して、頑張っていきたいです。
伊藤陽向 選手(グロースフットボールクラブ)
決勝ゴールを決められたのはチームワークのおかげです。全国大会ではいい成績を収めて秋田へ帰ってきたいです。
優勝 | グロースフットボールクラブ |
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準優勝 | ニカホWin-s FC |
3位 / 4位 | スポルティフ秋田アミーゴス / 湯沢FCサンマリッツ |
努力賞 | ニカホWin-s FC |
グッドマナー賞 | 湯沢FCサンマリッツ |
準優勝:ニカホWin-s FC
3位:スポルティフ秋田アミーゴス
4位:湯沢FCサンマリッツ