愛知県
名古屋グランパスU-12が激戦を制し、9回目の全国大会出場を決める
モンキーズSC 2-5(前半1-1、後半1-4) 名古屋グランパスU-12
JFA 第43回全日本U-12サッカー選手権大会 愛知大会決勝戦は気温18℃、時折日が射す曇り空の中、9回目の全国大会出場を目指す名古屋グランパスU-12と初出場を目指すモンキーズSCとの対戦となりました。両チームとも準決勝では接戦を制し、決勝進出を果たしています。キックオフから両チームともに前線からプレッシャーをかけ、積極的に相手のボールを奪いにいきます。1分モンキーズ加藤司選手がディフェンスのパスをカットしシュートを放ちますが、惜しくも枠を外し先制点とはなりませんでした。3分グランパス八色真人選手が自陣での1対1でボールを奪い、ドリブルで攻め上がりディフェンス2人をかわし、見事に先制点を決めました。
モンキーズは先制された後、しばらくの間ボールを支配しながら攻め続け、再三シュートを放ちますがゴールキーパーの好セーブにより得点には至りません。前半中盤以降は両チームとも落ち着いてボールをキープし、シュートチャンスを伺っていましたが、17分にモンキーズはパス回しから宮川陸斗選手にボールが入ると、ゴールキーパーをかわし同点ゴールを決めます。後半は両チームとも落ち着いてゲームに入りましたが徐々にグランパスが主導権を握る中、25分モンキーズ宮川選手がディフェンスの一瞬のスキをつき2人をかわしゴールを決め、モンキーズが勝ち越します。その後、グランパスは得点を取りに行くためにポジションチェンジを行うと、33分にはディフェンスの裏に出たボールを左サイドから抜け出した丸山京佑選手が同点ゴール、さらに3分後の36分にも同じく丸山選手が中盤からディフェンスをかわしミドルシュート決め、グランパスが逆転に成功しました。しかしその直後、モンキーズは中盤からの縦パスを受けた選手がペナルティエリア内でファウルを受けペナルティキックを獲得。ペナルティキックはゴール左に吸い込まれると思われましたが、GK平野稜太選手の好セーブにより同点にはなりません。すると流れは再びグランパスに移り、38分八色選手がフリーキックを直接決め、さらに39分には丸山選手が5点目となるゴール決め、このままタイムアップ。5-2で名古屋グランパスU-12が9回目となる全国大会出場を決めました。
監督・選手コメント
佐藤晴彦 監督(名古屋グランパスU-12)
準決勝はピッチがスリッピーな状態、決勝は疲労感の残る中、チーム全体で考えてプレーできるようになり成長を感じられる大会になりました。全国大会でも個人・チームの攻守の課題をもって取りくみ、愛知県代表の誇り、責任を持って挑みたいと思います。
丸山京佑 選手(名古屋グランパスU-12)
対戦相手が強く、思いどおりのプレーはできなかったが、最後まであきらめず粘り強く戦えました。
同点ゴール、勝ち越しゴールはディフェンスやゴールキーパーも頑張ってくれていたので、勇気をもらいゴールを決めることができました。全国大会は愛知県代表として優勝を目指します。
平野稜太 選手(名古屋グランパスU-12)
対戦相手が強く点を取られたけどチームを盛り上げて必死にプレーしました。PKは絶対止めると自分に言い聞かし、止めた時はすごく嬉しかったです。全国大会も優勝します。
優勝 | 名古屋グランパスU-12 |
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準優勝 | モンキーズSC |
3位 | FC DREAM / 八事フットボールクラブ |
努力賞 | 八事フットボールクラブ |
グッドマナー賞 | モンキーズSC |
準優勝:モンキーズSC
3位:FC DREAM
3位:八事フットボールクラブ