和歌山県
F.C.バレンティアは、チームカラーである個の技術(ドリブル)を存分に発揮し3年ぶり8回目の決勝大会出場を決める。
F.C.バレンティア 3-0(前半2-0、後半1-0) セレソン中之島フットボールクラブ
11月25日(日)JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会 和歌山県大会の決勝戦が、上富田スポーツセンター多目的Aで行われました。
決勝戦は、接戦の末準決勝を勝ち抜いたセレソン中之島と、過去に優勝経験のある新宮サッカースポーツ少年団との戦いを制したFCバレンティアの対戦となりました。
試合は開始5分、FCバレンティアが自陣で奪ったボールを、ロングパスで前線の甲斐蒼土選手に送ります。甲斐選手がドリブル突破で、セレソン中之島のDFを引き付け、2列目から攻撃参加した吉田春樹選手へパス。吉田選手がGKをよく見て冷静のゴールを決め、FCバレンティアが先制します。一方のセレソン中之島は、園部晃大選手にボールを集めますが、バレンティアの守備を崩すことが出来ません。攻めあぐむセレソン中之島に対しバレンティアFCは15分、甲斐選手にボールが繋がると、ドリブルで相手選手を抜き去り追加点を決めます。
後半に入り、セレソン中之島は前線へ早めにロングパスを送りますが、バレンティアのDFに跳ね返され決定的なチャンスを作る事が出来ません。FCバレンティアは、セカンドボールをしっかり抑えることで、試合を優位に進めます。セレソン中之島は、園部選手へクサビのパスを入れて、そこから両サイドを使った攻撃で、バレンティアの守備を崩そうとしますが、バレンティアFCの堅い守備を前に、なかなか突破口を見出せません。
両チーム、ディフェンス陣の奮闘が光り、一進一退の攻防が続きます。終了間際39分、バレンティアFCはペナルティエリア付近でFW甲斐選手にボールが渡ると、ドリブルで抜け出しシュート。セレソン中之島のGKにブロックされましたが、そのこぼれ球を再びシュートしてゴールを決め、試合を決定付けました。
試合はそのまま3-0で終了し、バレンティアFCが優勝。3年ぶり8回目の決勝大会出場を決めました。
コーチ・選手コメント
中山堅司 コーチ(F.C.バレンティア)
決勝戦では、普段の力を出し、チームワークで試合をしようと伝えました。準決勝の良いプロセスをそのままのイメージで試合を運ぶことができ、勝利できたと思います。全国でもチームワークで上位を目指します。
岩橋波音 選手(F.C.バレンティア)
沢山練習をしてきたので、結果を出せてうれしいです。全国大会では、優勝を目指します。
吉田春樹 選手(F.C.バレンティア)
先制点を取れてうれしいです。味方を信じて、走ってパスを貰ってシュートを決めて良かった。全国大会では、優勝を目指します。
甲斐蒼土 選手(F.C.バレンティア)
全ての得点に絡めてうれしい。追加点やダメ押し点も取れて良かった。みんなで沢山練習してきたのでチームワークで頑張りました。全国大会でも得点して優勝目指します。
優勝 | F.C.バレンティア |
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準優勝 | セレソン中之島フットボールクラブ |
3位 / 4位 | 新宮サッカースポーツ少年団 / H・L・Pデポルターレ和歌山フットボールクラブジュニア |
努力賞 | セレソン中之島フットボールクラブ |
グッドマナー賞 | 新宮サッカースポーツ少年団 |
準優勝:セレソン中之島フットボールクラブ
3位:新宮サッカースポーツ少年団
4位:H・L・Pデポルターレ和歌山フットボールクラブジュニア