埼玉県
江南南サッカー少年団(A)が激闘を制し、全国大会への切符を手にする
江南南サッカー少年団(A) 1-0(前半1-0、後半0-0) 大宮アルディージャジュニア
JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会 埼玉県大会の決勝が11月18日(日)、埼玉スタジアム第2グラウンドで行われました。
気温15℃、晴天の下で行われた決勝は、11年ぶり7回目の出場を目指す江南南サッカー少年団(A)と2年連続6回目の出場を目指す大宮アルディージャジュニアの対戦となり、2017年度の埼玉県大会決勝と同じカードとなりました。 江南南サッカー少年団(A)は準決勝までの3試合で延長戦を含む厳しい試合を勝ち抜き、大宮アルディージャジュニアは、準決勝までの3試合で11得点と高い攻撃力でそれぞれ勝ち上がってきました。
試合は開始早々1分に江南南の上西遥喜選手が相手チームのパスを奪いそのままシュートを放つも、 これはゴールポストに直撃で得点には至りませんでした。対する大宮アルディージャも8分に土田拓選手の左サイドからのパスを受けた斉藤秀輝選手がシュートするも江南南GKがセーブし、得点することができません。 直後の9分に江南南は松本遥翔選手が左サイド寺山隼人選手からパス受け、ミドルシュートを打つも得点にはなりません。 その後、両チーム共に中盤でのボールの奪い合いが激しい時間が続きましたが、16分に江南南が大宮アルディージャDFのクリアミスからボールを奪い、寺山選手が左サイドから出したパスをゴール前で受けた君島光選手がシュートを決めて待望の先制点を奪います。 その後も江南南は大宮アルディージャゴールに攻めますが、得点を奪えないまま前半が終了しました。
後半も江南南ペースで試合が進み、25分に江南南は早いパス回しとドリブルを駆使してゴール前で寺山選手がシュートを打つも得点することができません。 28分には大宮アルディージャの左サイドから中松陽太選手と斉藤選手のワンツーで江南南のDFラインを崩し、決定的な場面を迎えましたが江南南のDFによる懸命な守備でシュートを打つことができません。 同点に追いつきたい大宮アルディージャは37分、中松選手がグラウンダーの速いボールを江南南ゴール前へ送り、パスを受けた菊波涼生選手がシュートを打つもボールは枠を捕えられず同点に追いつくことができませんでした。 一進一退の攻防はその後も続きましたが、両チーム得点を奪うことができず1-0で試合は終了。江南南サッカー少年団(A)が11年ぶり7回目の決勝大会への切符を手にしました。
監督・選手コメント
松本暢佑 監督(江南南サッカー少年団(A))
決勝戦は紙一重でした。ベスト4のチームはどこが優勝してもおかしくなかったと思います。今日はのびのびと普段やっていることが100%出せたのが勝因。決勝点の君島くんは普段はFWではないですが、真面目で頑張り屋さん。神様が見ていてくれたのかもしれません。
アルディージャも彼の粘り強い速さは嫌だったと思います。県代表としては全国優勝が目標です。そのためにももっと連携を深めていきたいと思います。
上西遥喜 選手(江南南サッカー少年団(A))
この大会には4年生から3回目なので、今日は勝たなきゃという気持ちで挑みました。昨年負けた先輩方のリベンジの気持ちもありました。相手はパス回しがうまいので、前からのプレッシャーをかけていったのが、チャンスにつながったと思います。
後半は疲れが出たけど、みんなで頑張れました。全国に行くからには優勝したい。そのために日ごろの練習からしっかり頑張りたいです。
君島光 選手(江南南サッカー少年団(A))
決勝ゴールは、左からのボールをGKがはじいたところをスライディングで押し込みました。自分が決めなきゃっていう強い気持ちで打ちました。決まった時は今までで一番嬉しかったです。自分の武器である激しいプレスを前線から全力でやり切れました。
決勝は歴史を変える気持ちで臨みました。優勝した瞬間は嬉しくて涙が出ました。全国では自分も活躍して優勝したいと思います。
優勝 | 江南南サッカー少年団(A) |
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準優勝 | 大宮アルディージャジュニア |
3位 | ダイナモ川越東FC(A) / レジスタFC(A) |
努力賞 | ダイナモ川越東FC(A) |
グッドマナー賞 | レジスタFC(A) |
準優勝:大宮アルディージャジュニア
3位:ダイナモ川越東FC(A)
3位:レジスタFC(A)