山梨
ヴァンフォーレ甲府U-12が2年ぶり3度目の優勝を飾り、全国大会へ!
ヴァンフォーレ甲府U-12 4-1(前半1-0) Uスポーツクラブ
第40回全日本少年サッカー大会 山梨県大会決勝は、昨年の雪辱を期すヴァンフォーレ甲府U-12と2年連続優勝を目指すUスポーツクラブの戦いとなりました。
立ち上がりからUスポーツクラブがVF甲府の攻撃を自由にさせません。両チームともポゼッションを志向しながらお互いのゴールに迫りますが、相手の厳しい守備になかなか決定的な場面を作ることができません。
前半終了間際19分、Uスポーツは相手ゴール前でフリーキックを獲得し、MF川村舞弥選手が直接狙うも、GKがキャッチ。その直後、VF甲府GK保坂泉喜選手が素早く前方で待つFW内藤大和選手へのパスを選択。内藤選手の冷静なシュートはゴールキーパーの頭上を越えゴールマウスへ。普段から意識して狙っていたのか、チームとして前半苦しかった時間に値千金の先制点となり、前半が終了しました。
後半開始、積極的になったVF甲府が直接ゴールを狙うものの、GKが弾いてコーナキックになります。これを9番内藤選手がヘディングシュートで決め、VF甲府が2点のリードとなります。勢いに乗るVF甲府は後半4分、ゴール前の混戦から詰めていたMF渡邉春翔選手が3点目を決めます。
UスポーツクラブはDFの10番萩原悠翔選手を中盤に上げ、何とか1点を取りに前線に人数をかけ反撃にでます。後半13分、VF甲府はこの試合何回と中央からスピードあるドリブルで突破を試みますが、UスポーツのMF川村選手を止めきれず中央で反則。このフリーキックを川村選手が得意の左足で直接ゴールを狙いシュートを決めて1点を返し徐々にペースをつかみます。
しかし、後半16分、VF甲府は渡邉選手のドリブルから内藤選手へパスを出し、内藤選手が勝負を決める4点目(自身3点目)を決めて4-1としました。
VF甲府U-12の監督と選手の気迫がUスポーツクラブを上回り2年ぶり3度目の優勝を手にしました。監督、選手たちは「全国大会で優勝を狙います」と意気込みを述べました。
監督・選手コメント
西川陽介 監督(ヴァンフォーレ甲府U-12)
まずは、優勝出来たことをうれしく思います。対戦相手のUスポーツさんも大変素晴らしいチームでしたので、勝敗を決めたのはわずかな差だったと思います。大会を通じて選手が成長していった結果だと思います。全国では山梨県代表として戦っていきたいと思います。
志村ぼん 選手(ヴァンフォーレ甲府U-12)
前半は苦しい中で得点することが出来ましたし、落ち着いてプレーすることが出来ました。後半は立ち上がりに得点することで主導権を握り、良い試合運びが出来たと思います。
渡邉春翔 選手(ヴァンフォーレ甲府U-12)
前半は前に行くことが出来ず苦しい時間が多かったのですが、後半は前半より切り替えなどで相手を上回り、得点することが出来ました。山梨県のチームのすべての想いを背負って日本一になりたいと思います。
内藤大和 選手(ヴァンフォーレ甲府U-12)
この大会はすごくプレッシャーがありましたが、優勝することが出来てうれしいです。この大会を通じて自分の仕事をすることが出来たと思います。全国では山梨のすべてのチームの想いを背負って戦います。
保竹駿斗 選手(ヴァンフォーレ甲府U-12)
全国(大会)では素晴らしい相手が多くいると思いますので、あと1ヶ月、しっかりとトレーニングをして真の日本一になってきます。個人的には山梨県大会よりも、自分の良さを発揮できるように日々を大切にしていきたいと思います。
優勝 | ヴァンフォーレ甲府U-12 |
---|---|
準優勝 | Uスポーツクラブ |
3位 | フォルトゥナU-12 |
4位 | ヴァンフォーレ八ヶ岳U-12 |
努力賞 | ヴァンフォーレ八ヶ岳U-12 |
グッドマナー賞 | フォルトゥナU-12 |
準優勝:Uスポーツクラブ
3位:フォルトゥナU-12
4位:ヴァンフォーレ八ヶ岳U-12