山形
最上UNITED.FCが激戦を制し初優勝!
最上UNITED.FC U-12 1-1(前半0-0、後半1-1、延長0-0、PK13-12) 米沢フェニックス
2016年度の山形県大会は、U-12リーグ出場114チームが参加する過去にない大きなトーナメント大会となりました。
下馬評の高かったチームが早々と敗退していくなど波乱も多く、また今まで対戦したことのないチーム同士の対決や、同じ地区のライバル同士の対決など見どころも多くあり、例年にない盛り上がりを見せる大会となりました。
決勝戦は、お互い初の決勝進出となったチーム同士で緊張感もあり、接戦が予想されるなかでキックオフされました。立ち上がりは、米沢フェニックスが前線からプレッシャーをかけ9番佐々木選手を中心に攻撃を仕掛けます。対する最上UNITED.FCは、ゴール前を固め身体を張った守備でゴールを死守する展開が続きます。前半10分を過ぎたあたりから最上UNITED.FCの9番岸選手、10番岸選手が前を向きボールを運ぶ機会が増えサイドを使った攻撃で相手ゴールを脅かし始めますが、ラストパスが合わず得点に至りません。前半は、0-0で両者譲らず折り返しとなりました。
後半も両者譲らない攻防が続いた中で、後半9分右ペナルティエリア角付近から米沢フェニックス10番鈴木選手が個人技で二人を交わし絶妙なタイミングでゴール左隅にシュートを突き刺しリード。
しかし諦めない最上UNITED.FCが球際を激しくし、ワイドに広がった6番佐藤選手からチャンスを作り押し込む展開に。後半ロスタイムで最上UNITED.FCの最後のチャンスのとなるコーナーキックを見事9番岸選手がヘディングで合わせ同点とし試合は延長戦へ突入。
延長戦はどちらも譲らずタイムアップし、PK戦で決着をつけることとなりました。
お互い1人ずつ外し2-2となり規定の3人で決着がつかずサドンデスへ。7人目もお互い外し15人目にもつれ込みましたが、後攻の米沢フェニックスが外しPK戦13-12で試合終了。
最後まで両者が諦めない死闘は、最上UNITED.FCが制し初優勝、全国大会の切符を手にしました。
山形県代表を決めるにふさわしい白熱した決勝戦となり、試合後、大きな拍手が両チームに送られました。
監督・選手コメント
岸利幸 監督(最上UNITED.FC)
優勝できて嬉しいです。ボールを支配して組み立てながら試合運びをしたかったのですが、相手も必死で来たので難しかったです。何とか耐えながらPKまで持っていく事が出来ました。
本当に子ども自身が頑張ってくれました。
岸天馬 選手(最上UNITED.FC)
最後まですごい接戦で、勝ててよかったです。全国大会では良いプレーをして頑張りたいです。
岸大斗 選手(最上UNITED.FC)
努力してきたので優勝できて良かったです。全国大会では良い結果を残せるようにしたいです。
もっと決定力を上げてチームを楽にさせたいです。
佐藤絵奈 選手(最上UNITED.FC)
今日は、良いプレーが出来なかったけど、仲間と優勝できて良かったです。
全国大会では、良い結果を残せるようにしたいし、シュートをもっと決められるようにしたいです。
優勝 | 最上UNITED.FC |
---|---|
準優勝 | 米沢フェニックス |
3位 | つばさキッカーズ |
4位 | アバンツァーレ山形SC |
努力賞 | 米沢フェニックス |
グッドマナー賞 | つばさキッカーズ |
準優勝:米沢フェニックス
3位:つばさキッカーズ
4位:アバンツァーレ山形SC