静岡
入江サッカースポーツ少年団、確かな技術で大会を制す
入江サッカースポーツ少年団 6-1(前半2-0) テンマサッカークラブ
昨年のU-11の静岡県大会で優勝した入江サッカースポーツ少年団は、2冠目を目指す決勝となりました。対するテンマサッカークラブは、初の県大会決勝を迎えました。互いに準決勝までは2-4-1システムからFWを起点に両サイドにボールを散らした、コートの幅いっぱいを使った攻撃を持ち味としていました。試合開始から、入江はFW斉藤選手を起点に幅広い攻撃でテンマを押し込みます。すると早くも前半3分、右サイドからのセンタリングを斉藤選手がヘディング、これがゴールネットを揺らし先制します。9分には、左サイドでボールを受けた斉藤選手が中にドリブルをして右足で2点目を取ります。前半はこのまま2-0で入江ペースのまま終了します。
後半に入っても入江ペースは変わらず、23分に斉藤選手、27分に松原選手、34分には後藤選手が追加点。35分、テンマの宮地選手がペナルティエリア外側から豪快に右足でゴールネットを揺らし、意地の1点を返します。流れが変わるかと思われましたが、38分、入江は再びセットプレーから斉藤選手がヘディングで決め、ゴールを奪い返します。試合は、そのまま6-1の大差となり、入江サッカースポーツ少年団が今大会の優勝を飾りました。
互いに個々の技術を活かし、グラウンダーのパスが非常に多いサッカーを展開し、点差程の差は感じさせない試合となりました。試合終了のホイッスルが鳴った後は、互いのチームが握手を交わして称え合い、大きな声援と拍手が送られました。
監督・選手コメント
後藤洋正 監督(入江サッカースポーツ少年団)
県大会独特の緊張感で、思うように入江らしいサッカーはできませんでしたが、選手たちが出せる力を全て出して優勝できたことを誇らしく思います。全国大会では、静岡県代表として自信を持って、楽しくサッカーができるように頑張ります。
後藤啓太 選手(入江サッカースポーツ少年団)
決勝戦では、得意なドリブルとショートパスで楽しくサッカーをすることができました。全国大会を目標に一緒に頑張ってきた長阪選手が県大会1回戦での怪我により決勝戦に出られなかったので、絶対に負けられない試合でした。勝てて良かったです。全国大会では、入江らしいサッカーで1試合でも多く試合ができるように頑張りたいです。
斉藤柚樹 選手(入江サッカースポーツ少年団)
怪我で出られなかった14番・長阪椎真選手の思いを背負ってやりました。長い間一緒にやってきたので、絶対に全国に連れていくという気持ちがありました。そして、優勝できたのですごく良かったです。僕たち入江が全国に行ってどれだけ戦えるか、自分がどれだけアピールできるか楽しみです。全国大会ではなるべく試合をする数を増やし、頑張って決勝まで行きたいです。
優勝 | 入江サッカースポーツ少年団 |
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準優勝 | テンマサッカークラブ |
3位 | オイスカFC / 東益津サッカースポーツ少年団 |
努力賞 | アスルクラロ富士U-12 |
グッドマナー賞 | 住吉サッカースポーツ少年団 |
準優勝:テンマサッカークラブ
3位:オイスカFC
3位:東益津サッカースポーツ少年団