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第40回全日本少年サッカー大会 決勝大会
第40回全日本少年サッカー大会 決勝大会
2016/12/25(日) ~ 2016/12/29(木)

宮城

タフなチームに成長!ベガルタ仙台が大逆転で3年ぶりV!

ベガルタ仙台ジュニア 3-1(前半0-1) コバルトーレ女川

宮城県大会の決勝戦が11月23日(水)、みやぎ生協めぐみ野サッカー場で行われました。3年ぶりの全国大会出場を狙うベガルタ仙台ジュニアと、悲願の初優勝を狙うコバルトーレ女川の対戦は、小雪が舞い、本格的な冬の訪れを感じる中キックオフ。

序盤に勢いをつかんだのは女川。6分、相手陣内の右ゴール前でFKのチャンスを得ると、これを10番渡邉選手が右足で圧巻の無回転シュートを叩き込み、女川が貴重な先制点を挙げます。

前半のうちに同点に追いつきたい仙台は8番小笠原選手の果敢なサイドへの仕掛けや9番DF成田選手の自陣からの積極的な攻撃参加でチャンスを作りましたが、女川が守備陣の連動した守備で失点を許さず、女川の1点をリードでハーフタイムを迎えます。

迎えた後半、早々に試合が動きます。2分、仙台の10番小林選手が相手のクリアボールをカットしそのまま左ペナルティーエリアに持ち込むと、左足で放ったシュートがゴールネットを揺らし、仙台が同点に追いつきます。

これで勢いに乗った仙台は、さらに10分、8番小笠原選手の左サイドからの折り返しを中央で受けた10番小林選手が右足で豪快にシュート。これが枠を捉えて仙台が2-1と逆転に成功します。

1点を追う展開となった女川は、18分に10番渡邉選手が右足で放ったミドルシュートがクロスバーに弾かれ惜しくも得点ならず。その後も右サイドから果敢な突破を見せる女子選手の9番保原選手、5年生の13番佐藤選手らがチャンスを作りますが、あと一歩ゴールネットを揺らすことができません。

なかなか同点に追いつくことができない女川に対し仙台は試合終了間際の20分、7番小野寺選手がGKと1対1のチャンスを落ち着いて左足でゴールを決め、3-1として試合終了のホイッスル。

春先から冬にかけてタフなチームへと成長を遂げてきたベガルタ仙台が県大会優勝を果たし、見事3年ぶりの全国大会への出場権を獲得しました。

惜しくも準優勝となったコバルトーレ女川も、個性の光る選手達がピッチで躍動し、ほぼ満員となった観客席を大いに沸かせました。

監督・選手コメント

西洋祐 監督(ベガルタ仙台ジュニア)
選手達が本当によく戦ってくれました。春先から苦難もありましたが、選手達がどんな時でも諦めない、足を止めない、仲間のために頑張るというタフなチームに成長してくれましたし、私自身も選手達に成長させてもらったと感じています。全国大会ではチームのさらなる成長・進化を目指し、1戦1戦を大事に戦い、1つでも上を目指してチャレンジしたいと思います。

小林亮太 選手(ベガルタ仙台ジュニア)
全国大会に行けることになり、とても嬉しいです!相手に先制されましたが、自分で試合を決めてやるという気持ちがあったので、ゴールを決めることができて良かったです。この最高のチームを全国の人たちに見せられるように頑張っていきたいです!

小野寺環 選手(ベガルタ仙台ジュニア)
(ご褒美の)焼肉が食べられるのでうれしいです(笑) 前半はあまりいい動きが出来なかったので、後半は気持ちを切り替えて「やってやる」という気持ちでした。全国で活躍してベスト16を超えられるように頑張ります。

岩手大成 選手(ベガルタ仙台ジュニア)
チームが苦しいときでも勝負強く逆転することを信じて戦ってきたので、僕は2失点しないことを心掛けました。チームにとってプラスになるプレーを考えて、つなぐときは起点になって、大きいフィードからアシストも狙っていました。全国に「ベガルタ」の名前を広げられるように頑張ります!

優勝 ベガルタ仙台ジュニア
準優勝 コバルトーレ女川・石巻ジュニア
3位 仙台中田FC / アバンツァーレ仙台SC
努力賞 コバルトーレ女川・石巻ジュニア
グッドマナー賞 仙台中田FC

  • 準優勝:コバルトーレ女川・石巻ジュニア

  • 3位:仙台中田FC

  • 3位:アバンツァーレ仙台SC

開催期間

中央大会

2016年10月30日(日)~11月23日(水)

決勝会場

宮城県サッカー場Aコート

TV放送

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出場チーム

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