茨城
鹿島アントラーズジュニア、粘り強く闘いぬいて、5年連続で代表に。
決勝リーグ ピックアップマッチ
鹿島アントラーズジュニア 4-1(前半1-0) 鹿島アントラーズつくばジュニア
茨城県大会決勝リーグは、11月27日(日)、ケーズデンキスタジアム水戸で、曇り空の下、これまで県大会を3日間闘い抜き、勝ち残った4チームで開催されました。
ともに鹿島アントラーズのジュニアチームである鹿島アントラーズジュニア(以下鹿島)と鹿島アントラーズつくばジュニア(以下つくば)の兄弟対決は、緊迫した雰囲気の中でゲームが開始されました。両チームともに3-3-1 のシステムで、サイドを起点に縦へ早く攻撃を仕掛ける鹿島に対し、つくばは中盤でのポゼッションを軸に攻撃を組み立てます。立ち上がりから中盤での激しいボールの奪い合いが続く中、前半17分、鹿島が左サイドでフリーキックを得ると、岡野選手の狙いすましたキックがゴール右上に吸い込まれるように鮮やかに決まりました。
1-0で鹿島がリードして迎えた後半開始直後、鹿島、小棚木選手がスピードにのったドリブルで仕掛けたところをつくばのディフェンスがペナルティエリア内で倒してしまい、鹿島にPKが与えられます。これを小棚木選手が左隅に決めて2-0とリードを広げます。その後、つくばも佐藤選手のドリブルなどから得点のチャンスを作るものの、鹿島の体を張った粘り強い守備に阻まれ、なかなかゴールを奪うことができません。緊張した攻防が続く中、鹿島は29分に、ゴール前の混戦から抜け出した塙選手のシュート、38分には、伊藤選手のシュートが決まり、リードを4-0と大きく広げます。それでも最後まで諦めないつくばも攻撃を仕掛け、39分に佐藤選手が左サイドからゴールを決めますが、4-1でタイムアップとなり、鹿島が5年連続で全国大会への切符を手にしました。
監督・選手コメント
小谷野稔弘 監督(鹿島アントラーズジュニア)
つくばジュニアとの試合は、立ち上がりから攻め込まれてしまい、苦しい時間を耐えながら、先制点をとることができました。後半は、システムを変更することで、ペースをつかむことができ、2点目となったPKを決めたことがゲームの大きな勝因となりました。
12月末に行われる全国大会まで、修正を加えながらよい準備をしていきます。
前田航星 選手(鹿島アントラーズジュニア)
チーム全員の「勝ちたい」という気持ちが、相手チームより上回っていたと思います。球際や1対1での闘いには負けませんでした。全国大会までに、悪かったところを修正にして、全国優勝を目指します。
岡野楽央 選手(鹿島アントラーズジュニア)
先制ゴールとなったFKは、狙い通りでした。全国大会ではもっとチームの勝利に貢献したいです。
優勝 | 鹿島アントラーズジュニア |
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準優勝 | 鹿島アントラーズつくばジュニア |
3位 | ばらきサッカークラブ |
4位 | フットボールクラブ日立 |
努力賞 | フットボールクラブ日立 |
グッドマナー賞 | 鹿島アントラーズつくばジュニア |
準優勝:鹿島アントラーズつくばジュニア
3位:ばらきサッカークラブ
4位:フットボールクラブ日立
開催期間
ブロック大会
2016年10月9日(日)~10月23日(日)
中央大会
2016年11月6日(日)~11月27日(日)
決勝会場
ケーズデンキスタジアム水戸
出場チーム
出場チーム一覧(PDF)はこちら
一次リーグ
各ブロックの第1位チームが第2日目の二次リーグに進む。
二次リーグ
各ブロックの第1位チームが第3日目の三次リーグに進む。
三次リーグ
各ブロックの1位と2位が決勝リーグに進む。
決勝リーグ
決勝リーグは 4 チームのリーグ戦とする。ただし、三次リーグで対戦済みの試合は行わず、結果は決勝リーグの結果として扱い順位を決定する。
※「M5:鹿島アントラーズvsFC日立」「M6:アントラーズつくばvsばらきSC」は、三次リーグで対戦済みのため、三次リーグの結果を決勝リーグの結果とした。