高知
創設6年目にしてエストレーラス高知初優勝 全国大会へ
エストレーラス高知 3-1(前半1-1)十津三里FC A
「第39回全日本少年サッカー大会 高知県大会」の決勝戦は11月22日(日)、高知県立春野総合運動公園球技場にて曇り空の中行われ、両チーム初優勝を目指す、エストレーラス高知と 十津三里FCの対戦となりました。エストレーラス高知が3対1で十津三里FCを破り全国の切符を手にしました。
立ち上がりは両チームとも一歩も譲らない堅い守備の中から、相手のディフェンスを崩し先制点を挙げたのはエストレーラス高知。前半6分、センターバック14番室選手が中盤でボールを奪いドリブルで持ち込み、ペナルティーエリア手前に顔を出したFW8番松木選手にパス。左へコントロールし、右サイドネットへ強烈なシュートで先制点を挙げました。その後、ややエストレーラス高知優勢の中から、前半15分、8番松木選手のコーナーキックに14番室選手が頭で合わせ、2点目が追加。
十津三里FCも7番松井選手を中心に果敢に攻めますが、エストレーラス高知の堅い守りを崩せず、無得点のまま前半が終了。
2-0で迎えた後半開始早々、十津三里FCが反撃に出ます。後半7分、十津三里FC 7番松井選手がエストレーラス高知陣内にドリブルで持ち込み、左サイドペナルティーエリア内に走り込んできた10番市川選手にパス。ドリブルからのシュートをエストレーラス高知のGK上岡選手が弾いたこぼれ球をすかさず十津三里FC9番木下選手がゴールに押し込み1点を返し、2-1。
その後、十津三里FCはロングシュートを何本も打ちますが追加点を奪えない中、再びチャンスが訪れます。
後半9分、十津三里FC7番松井選手がペナルティーエリア付近から、センターサークルからエストレーラス高知陣内にタイミング良く動きだしたFW10番市川選手に長い縦パス。市川選手はエストレーラス高知DFの裏でボールを受けようと試みましたが、エストレーラス高知GK上岡選手がファインセーブで阻止されました。
逆に後半13分、エストレーラス高知14番室選手がセンターサークル付近でボールを奪いすかさず縦パス。パスを受けた8番松木選手はそれをターンから左の空いたスペースにコントロールし、左足で強烈なシュート。ゴールネットを揺らし、3-1で十津三里FCを引き離します。
後半19分エストレーラス高知のファウルで十津三里FCにフリーキックのチャンス。
ペナルティーエリア付近から7番松井選手がフリーキックを放ちますがまたもやGK上岡選手の好セーブに阻まれ、その後もエストレーラス高知の堅い守りを崩すことは出来ず試合終了のホイッスルが鳴ります。
キャプテン松木選手、攻守ともに活躍した室選手らを中心に、全員で堅い守りと攻める姿勢を見せ続けたエストレーラス高知が3-1で勝利し初優勝で全国大会への切符を手にしました。
監督・選手コメント
松本和久監督(エストレーラス高知)
先制点がカギを握ると思っていたので、先制点をとれたことがゲームを進めていく上で大きなアドバンテージとなりました。チーム全体でハードワークできたことが、相手にチャンスを与えず、逆にセカンドボールも拾えたことにつながったと思います。1対1の場面でも簡単にやらせなかったし、気持ちのこもった試合ができたと感じてます。全国大会に向けて、もう一段階、レベルアップして挑みたいですね。
松木佑太選手(エストレーラス高知)
コーチや家族、応援してくれたたくさんの方々のおかげで優勝することができて、とても嬉しいです。
決勝ではとても強い相手から2ゴール1アシストでき、今まで助けてくれたチームメイトに少しは恩返しできたかなと思います。
初めての全国大会、高知県代表として、最高の仲間と共に精一杯楽しみたいです。
室天舞選手(エストレーラス高知)
決勝戦で得点することができてとても嬉しいです。信頼するコーチと仲間を信じて、試合中はずっと声を掛け合い、気持ちで負けないようにプレーしました。
しっかりと準備をして全国大会に挑みます。楽しみです。
優勝 | エストレーラス高知 |
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準優勝 | 十津三里FC A |
3位 / 4位 | 大津SSS / 旭JFC |
努力賞 | 旭JFC |
グッドマナー賞 | 北陵SSS |
準優勝:十津三里FC A
3位:大津SSS
4位:旭JFC