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第38回全日本少年サッカー大会 1次ラウンドを終える
2014年08月06日
第38回全日本少年サッカー大会は8月5日(火)、静岡県裾野市の時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで1次ラウンド最終節を行い、2次ラウンドに進む24チームが決定。その後、2次ラウンド第1節までを開催しました。
2組で3位につけていた田宮ビクトリーサッカー少年団(徳島)は、同組首位のACジュニオール(宮城)と対戦しました。少ないタッチでボールをつなぎ、前半のうちに先制。24分に追いつかれましたが、その2分後に西野太陽選手が勝ち越しゴールを決め、2次ラウンド進出をつかみ取りました。
初出場の福島ユナイテッドFC U-12(福島)は逆転での1次ラウンド突破を目指して、5組で2位のサガン鳥栖U-12(佐賀)と対戦しました。11分に宇野禅斗選手がFKを直接決めてクラブにとって大会初となる得点が生まれますが、その後サガン鳥栖が4得点。明暗が分かれました。
8組3位だったスクエア富山FC U-12(富山)は、勝点3で並ぶ2位のF.C.Valentia(和歌山)に4-2と勝利し、2次ラウンド進出を決めました。9組のVivace FC(静岡)、11組のファナティコス(群馬)も、3位から2位へと浮上し、次のステージへと駒を進めました。
不安定な天候が持ち直した午後には、2次ラウンドと1次ラウンド各組3、4位によるドリームリーグの初戦を行いました。大会4日目となる6日(水)には、2次ラウンド最終節までを行い、ベスト8が決定します。
選手コメント
宇野禅斗 選手(福島県代表 福島ユナイテッドFC)
(得点の場面は)いつもは他の選手が蹴っているのですが、あのFKは蹴っていいよと言われました。仲間に合わせるのではなく、直接ゴールを狙っていました。緊張しましたが、決まったときはうれしかったです。試合前は、まず先制点を取って、点を取られても取り返そうと思っていましたが、気持ちの切り替えがうまくできませんでした。全国大会に出てくる選手は大きくて、速いと感じました。
吉原唯人 選手(群馬県代表 ファナティコス)
大会前に両親から「6年生は今大会が最後だから、悔いのないように」と言われ、力が沸きました。1次ラウンド突破を決めるゴールを挙げることができて、うれしいです。みんなと同じ宿舎に寝泊まりしてミーティングを繰り返したことでチームの一体感が増し、厳しい試合で勝てたのだと思います。今後も団結して戦います。
近藤蔵波 選手(徳島県代表 田宮ビクトリーサッカー少年団)
昨日1回負けていたので、勝たないと2次ラウンドに進めない状況でした。だから、絶対自分でゴールを決めて勝とうと思っていました。シュートの場面は、雨が降ってグラウンドがスリッピーだったので、ボールを走らせるようなシュートを狙いました。一度は追いつかれたけれど、「もう1点必要だ」と切り替えました。みんなが体を張って、最終的に2得点して勝てたので良かったです。
野山大翔 選手(大分県代表 ブルーウイングフットボールクラブ)
一身田FC(三重)戦では先に1点を奪われた後も、絶対に追いつけると思ってプレーしました。強い気持ちが2得点につながったのだと思います。1点目はこぼれ球が来ると信じて、2点目はゴールキックを蹴る選手と一瞬目が合ったので、味方のキックを信じて走りました。苦しい展開だった分、得点したときの喜びも大きかったです。
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イベント実施
第38回全日本少年サッカー大会
競技期間:2014年8月4日(月)〜8月9日(土)
会場:
1次ラウンド~勝トーナメント(準々決勝):御殿場高原時之栖裾野グラウンド(静岡県裾野市)
決勝トーナメント(準決勝・決勝):愛鷹広域公園多目的競技場(静岡県沼津市)