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JFA 第13回全日本ビーチサッカー大会が宜野湾市トロピカルビーチで開幕!
2018年10月13日
JFA 第13回全日本ビーチサッカー大会が10月12日(金)に沖縄県の宜野湾市トロピカルビーチで開幕し、1次ラウンドの第1節、第2節が行われました。あいにくの雨模様となった大会初日でしたが、ピッチ上では上位2チームが進出できる決勝ラウンドへの切符を懸けて熱い戦いが繰り広げられました。
グループAではヴィアティン三重BS(東海/三重)と琉球エリスリナ(開催地/沖縄)がそれぞれ2連勝を達成し、早くも決勝ラウンド進出チームが決定しました。前回大会3位のヴィアティンは、初戦のノヴァントゥーノBS(北海道)戦で17得点を挙げるなど、2試合で最多の23得点をマーク。一方のエリスリナは、GK照喜名辰吾選手を中心に手堅く勝点を伸ばしています。大会2日目に行われる第3節ではヴィアティンとエリスリナが首位突破を懸けて激突します。
混戦模様となったのはグループBです。第10回大会王者のドルソーレ北九州(九州1/福岡)は、大会最多優勝を誇る東京レキオスBS(関東3/東京)と初戦で激突。エースの赤熊卓弥選手のハットトリックなどで4得点を挙げ、乱打戦をものにすると、第2節のカベーラ新潟プライア(北信越/新潟)も勝利し、決勝ラウンドへ王手をかけています。東京レキオスとニンジャ宮城BS(東北/宮城)もそれぞれ勝点3を獲得しており、ドルソーレを含めた三つ巴の戦いとなっています。
グループCでは東京ヴェルディビーチサッカー(関東1/東京)がその強さを見せつけています。フェニックス玉野(中国2/岡山)との初戦はローレンス・ゴメス・レオン選手が4得点を挙げるなど、大量12得点で好スタートを切ります。続くレオン福岡(九州3/福岡)戦では相手の素早いマークによりロースコアゲームの展開となりましたが、第3ピリオドで3点を加点し、レオン福岡を突き放し、2連勝。前回王者がゆうゆうと準々決勝進出を決めています。残り一つの切符を懸けてレオン福岡と、大会初出場で初勝利を挙げたフェニックス玉野が直接対決に臨みます。
前回大会ベスト4のレーヴェ横浜(関東2/神奈川)も1次ラウンド突破を決めました。初戦は前回準優勝のアヴェルダージ熊本BS(九州2/熊本)との一戦。開始直後に先制したレーヴェでしたが、一時はアヴェルダージに逆転を許します。それでも背番号10の奥山正憲選手が次々とゴールネットを揺らし、接戦に持ち込みます。2点ビハインドで迎えた第3ピリオドには奥山選手の3得点で逆転に成功し、打ち合いに終止符を打ちます。勢いに乗ったレーヴェはドーサルM.FC/アシヤ(関西/兵庫)を7-0で破りました。
大会2日目となる13日(土)は1次ラウンド最終節と、準々決勝進出の4試合が行われます。
選手コメント
藤原寛仁 選手(高知大学体育会サッカー部)
高知大学サッカー部は毎年100人を越える部員がいて、公式戦の出場機会や全国大会への出場経験を創出するためにビーチサッカーやフットサルに参戦しています。今回の全国大会は楽しむことを意識しつつ、その中で勝っていこうと思っていました。結果2連敗となりましたが、そこまで力の差がなく、対等に戦えていたと感じます。僕たちは若いので走るしかありません。それで相手を嫌がらせて、ミスを誘ってという狙いはできていましたが、そこで自分たちがもったいないミスをしてしまいました。しっかり戦えることは分かったので、次の世代につなげていくために僕たち4年生が卒業しても関わっていきたいと思います。まずは明日、第3節が残っているので勝てるように頑張ります。
澁谷悠樹 選手(ニンジャ宮城BS)
今大会はチームの主力が抜けて新人が多く出場しました。半数近くがビーチサッカーを始めてまだ半年くらいでしたが、このように全国大会を経験でき、勝利することができたことは来年に向けてもいい結果だったと思います。今日対戦した東京レキオスと明日対戦するドルソーレ北九州は全国トップレベルのチーム。差が出てしまうのは飲み込んでいますが、彼らとの対戦で感じたことをこれからのトレーニングにどれだけ活かしていけるかが重要だと思います。明日は一矢報いたいですし、盛り上がる試合をしたいと思います。
原田政輝 選手(フェニックス玉野)
1試合目のヴェルディ戦は失点を何点に抑えられるかというところで試合に入って、第1ピリオドでは1-2と満足のいく内容でしたが、試合を通して12点取られてしまったのは残念。2試合目は順調に先制点と2点目を取れてそこで流れに乗れればよかったのですが、第2ピリオドで苦しみました。最後は立て直せて、明日につなげられたと思います。明日の第3戦できっちり勝って決勝ラウンドに進めるようにしたいです。
奥山正憲 選手(レーヴェ横浜)
初戦のアヴェルダージ熊本BS戦ではみんなの勝ちたいという気持ちが出ていたと感じます。ビーチサッカー地域リーグチャンピオンシップでドルソーレ北九州に大敗してチームとして自信を失いかけていたので、初戦の勝利は大きな意味があったと思います。初日に決勝ラウンド進出を決められたことも喜ばしいです。試合が続きますし、準々決勝以降はレベルの高いチームしかいないので、体力をいかに温存して勝ち進んでいけるかは上位を目指す上でポイントになります。僕はピヴォのポジションなので、できるだけ得点を重ねてチームに勢いをもたらしたいです。
大会日程:2018年10月12日(金)~14日(日)
大会会場:沖縄県/宜野湾市トロピカルビーチ
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