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第11回全国ビーチサッカー大会が沖縄県宜野湾市で10月14日に開幕!
2016年10月07日
ビーチサッカー日本一の称号を懸けた「第11回全国ビーチサッカー大会」が10月14日(金)に沖縄県宜野湾市で開幕します。3日間の熱戦を前に、ここでは前回大会をプレーバックします。
兵庫県明石市で開催された第10回大会は、開催地代表を含む計16チームが参加。4チームずつ4グループに分かれて1次ラウンド(リーグ戦)を行い、各グループ1位のチームがノックアウト方式の決勝ラウンドに進出しました。
決勝ラウンドに駒を進めたのは、ソーマプライア沖縄(九州地域第1代表/沖縄)、東京レキオスBS(関東地域第1代表/東京)、ドルソーレ北九州(九州地域第3代表/福岡)、プラシア山口(中国地域代表/山口)の4チーム。
準決勝で注目を集めたのは、優勝6回のレキオスと同2回のソーマプライアとの歴代優勝チーム同士の対決です。2分にGKの照喜名辰吾選手がゴールを決めてソーマプライアが先手を取りますが、レキオスも反撃に出ます。5分にキャプテンの田畑輝樹選手がFKを決めて追い付くと、その後試合は一進一退の展開になります。第2、最終ピリオドでも決着はつかず、PK戦を制したレキオスが決勝進出を決めました。
もう一方のドルソーレとプラシアの試合は点の取り合いとなりました。大場崇晃選手のゴールでドルソーレが先制します。プラシアの坂口健人選手に同点ゴールを決められますが、ドルソーレが立て続けに2点を加点し、優位に試合を進めていきます。プラシアも最後まで追い上げますが、反撃を振り切ったドルソーレが5-4で勝利しました。
決勝は、3連覇を目指すレキオスと初の決勝進出を果たしたドルソーレの顔合わせとなりました。序盤から試合の主導権を握ったのはドルソーレでした。3分に宮本光選手が押し込んで先制。10分には赤熊卓弥選手がヘディングで追加点を挙げます。赤熊選手は第2ピリオドにも得点し、3-0と前回大会の優勝チームから大きくリードを奪います。
しかし、ここからレキオスが王者の意地を見せます。後藤崇介選手、田畑輝樹選手が立て続けにゴールネットを揺らし、1点差に詰め寄ります。その後、互いに得点を重ね3-4で迎えた最終ピリオドに再び後藤選手がゴールを決め、ついに同点に追い付きます。試合は4-4のまま延長戦に突入。激闘に終止符を打ったのはドルソーレでした。39分に大場選手が倒れ込みながら執念のゴールを決めて、日本一のチームが決しました。
赤熊選手は「4年間目標にしてきたので、優勝することができてうれしいです。チームのみんなと、自分たちに関わっている全ての人たちの気持ちが一つになって勝てたと思います」と悲願の初優勝に感激のコメントを残しました。
今大会は、10月14日(金)から16日(日)にかけて、沖縄県宜野湾市トロピカルビーチを舞台に開催されます。
第11回 全国ビーチサッカー大会
2016年10月14日(金)~16日(日)
沖縄県/宜野湾市トロピカルビーチ
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