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東京レキオスBSが2連覇を飾る 第9回全国ビーチサッカー大会

2014年09月16日

東京レキオスBSが2連覇を飾る 第9回全国ビーチサッカー大会

大会最終日の9月15日(月・祝)、ビーチサッカーの日本一を決めるべく、準決勝と決勝を行い、砂上の戦士たちが集まったビーチサッカーファンを楽しませました。決勝戦の前には、「うらじゃ」の皆さんが岡山県に伝わる踊りで元気いっぱいに会場を盛り上げました。また、ハーフタイムにはフリースタイルのパフォーマンスが行われたほか、実況席にはビーチサッカー日本代表のマルセロ・メンデス監督が登場。「渋川ビーチはブラジルの海岸とよく似ていて気に入っている」など軽快なトークを披露しました。

同時刻キックオフとなった準決勝、ソーマプライア(九州2/沖縄)対アヴァンチ大阪(関西/大阪)は、前回準優勝のソーマプライアが開始3分に先制すると、第1ピリオドを2-1、第2ピリオドを4-2とリードを保ちながら最終ピリオドを迎えます。残り時間が少なくなる中、追いかけるアヴァンチが反撃に出るも、ソーマプライアのしっかりとした守備をなかなか崩せません。逆にソーマプライアは當間正人選手がこの日3点目となるゴールを決めて5-2に。その直後、鼻骨を骨折しながらも強行出場したアヴァンチの南陽介選手が1点を返すも及ばず、ソーマプライアが決勝進出を決めました。

準決勝もう1試合は、東京レキオスBS(関東1/東京)とレオン福岡(九州1/福岡)が対戦しました。第1ピリオド、レオンのPKのチャンスをレキオスのGK宜野座寛也選手が止めると、レオンのGK岩下武司選手も、レキオス・茂怜羅オズ選手の強烈なシュートを阻止します。2連覇を目指すレキオスは、7分に茂怜羅選手が先制点を挙げると狙い通りのプレーを展開し、4-0と引き離しました。リードを許したレオンは、キャプテンの牧野真二選手がフリーキックで一矢報いたものの、その後ゴールを奪うことはできず。レキオスはベンチメンバーも使いながら得点を重ね、8-1の大勝で決勝に駒を進めました。

ソーマプライアとレキオスの決勝戦は950人の観客が見つめる注目の一戦となりました。風はあるものの、暑さの厳しい13時キックオフ。先制点が生まれたのは第1ピリオドの終了間際、ソーマプライアの河原塚毅選手がゴールネットを揺らしました。1点を追うレキオスは、第2ピリオドの開始2分、茂怜羅選手がフリーキックでゴールを奪います。同点弾に茂怜羅選手は渾身のガッツポーズで喜びを表現していました。さらに第2ピリオドの終了直前に、再び茂怜羅選手がフリーキックを決め、レキオスが逆転に成功します。最終ピリオドは互いにアクロバティックなプレーで観客を沸かせますが、2-1のままスコアは動かず、レキオスが2連覇を達成しました。 

 

試合結果

決勝試合結果詳細はこちら
ソーマプライア(九州2/沖縄)  1-2   東京レキオスBS(関東1/東京)

準決勝
ソーマプライア(九州2/沖縄)  5-3   アヴァンチ大阪(関西/大阪)
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東京レキオスBS(関東1/東京)  8-1   レオン福岡(九州1/福岡)
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選手コメント

松田圭祐 選手(アヴァンチ大阪)
もう一つ勝ちたかったですが、こっちの攻撃パターンが少ない分、シュートチャンスが少なく、その結果がこの点差につながったと思います。全てにおいて相手が上回っていました。もう少し自分たちで崩していける形をつくれるように、チーム全員で話し合いながらやっていきたいです。せっかくベスト4で良い相手と戦えたので、これを無駄にせず、今度は決勝まで上がってリベンジしたいです。

牧野真二 選手(レオン福岡)
1次ラウンドでは当たり前にできていたことが、決勝ラウンドのレベルになるとできず、攻め手がなく、フリーキックで点を取るのが精いっぱいでした。フリーキックは日本代表のときに、宜野座寛也選手(東京レキオスBS)を相手に練習しているので、互いに駆け引きがありました。準決勝に進出するという最低限の結果は出ましたが、ここに来るのが目標ではなく、準決勝、決勝で戦えるチームにしていきたいです。

當間正人 選手(ソーマプライア)
準決勝を良い感じで終えて、決勝も良い入り方ができました。レキオスは各選手が代表クラスで、その中に茂怜羅オズというスター選手がいます。パワーもあるし、それを相手に戦わないといけない、ライオンにアリが立ち向かうような状況でしたが、アリなりに頑張ったと思っています。相手はフリーキックからの得点でしたが、僕たちは流れの中で点が取れました。チームにとって、未来のある決勝戦だったと思います。

茂怜羅オズ 選手(東京レキオスBS)
毎回、ソーマプライアとの決勝戦はなかなか簡単にはいきません。相手が先制して、僕はフリーキックでチームを手助けできました。みんなが最初から最後まで集中してミスがなく、とても良かったと思います。僕たちは勝ちたい気持ちと、観ている方にかっこいいプレーを見せたいという気持ちがあります。オーバーヘッドはあまりチャンスがありませんでしたが、得意のフリーキックで2点取れてうれしかったです。来年も優勝したいです。

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第9回全国ビーチサッカー大会

2014年9月13日(土)〜9月15日(月)
岡山/渋川海水浴場
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