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浦和Lが3大会ぶり2度目の大会制覇! 皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会

2025年01月26日

浦和Lが3大会ぶり2度目の大会制覇! 皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会

皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会は、1月25日(土)に決勝戦を実施しました。晴れ空のエディオンピースウイング広島では、タイトルマッチらしい拮抗した展開が繰り広げられました。

決勝戦

アルビレックス新潟レディース 1-1(前半1-1、後半0-0、延長前半0-0、延長後半0-0、PK4-5) 三菱重工浦和レッズレディース

準決勝で日テレ・東京ベレーザ(WEリーグ/東京)をPK戦の末に退けたアルビレックス新潟レディース(WEリーグ/新潟)と、準決勝でINAC神戸レオネッサ(WEリーグ/兵庫)に4-1で逆転勝利した三菱重工浦和レッズレディース(WEリーグ/埼玉)の決勝は、山下良美主審の笛でキックオフを迎えました。

序盤からボールを保持したのはWEリーグ2連覇中の浦和L。11分に塩越柚歩選手の巧みなスルーパスに反応した高橋はな選手が、2試合連続ゴールを決めて浦和Lが先制しました。初タイトルを目指す新潟Lも攻撃の糸口を探り、28分に同点弾。川村優理選手のパスを受けた滝川結女選手が右足を振り抜き、豪快なシュートを決めて1-1としました。

前半はやや劣勢だった新潟Lでしたが、後半には多くのシュートを放ちます。52分の杉田亜未選手のシュートは浦和LのGK池田咲紀子選手がビッグセーブし、その直後にも山本結菜選手のクロスボールに石田千尋選手が頭で合わせましたが、再びGK池田選手がボールに触ってクロスバーに当たりました。その後、浦和Lは遠藤優選手や18歳の藤﨑智子選手を投入し、新潟Lも上尾野辺めぐみ選手ら3人を一気に投入しましたが、互いに追加点はなく1-1のまま延長戦に入りました。

延長戦では浦和Lが決定的な場面をつくり、塩越選手や藤﨑選手がシュートに持ち込みますが、追加点は挙げられません。新潟Lは112分に有吉佐織選手のクロスから川澄奈穂美選手がシュートを打ちますが、これはわずかゴール右に外れ、PK戦に突入しました。

先攻は新潟Lで、3人目のキッカーが蹴ったPKを浦和LのGK池田選手がセーブし、3,063人が集まった会場から大きな歓声が上がります。前回大会の決勝でPK戦の末に敗れた浦和Lですが、この日は5人全員がPKを成功させ、5人目のキッカーを務めたGK池田選手がPKを決めた瞬間、浦和Lの3大会ぶり2回目の皇后杯優勝が決定。表彰式で浦和Lの柴田華絵選手が優勝カップを掲げて金色の紙テープが空を舞うと、浦和Lの選手とスタッフは充実した表情で日本一を喜び合いました。

監督・選手コメント

橋川和晃 監督(アルビレックス新潟レディース)
相手も最高のチームで最高のゲームになりましたが、最後のPK戦だけが相手を上回れませんでした。選手たちが120%ファイトして、サポーターの皆さんをはじめいろいろな方に支えられて最高のゲームになりました。ただ、何かが足りないから(タイトルが)まだ獲れないし、そこに私たちは挑み続けるしかないし、挑み続ける選手だと思っているので、少し休んでまたWEリーグに向かいたいです。いつも言っているように先に失点しても崩れることなく自分たちの時間をどんどんつくって、選手が状況に応じてプレーをするのが私たちのスタイルです。それを実践してくれたゲームでした。

MF #19 川澄奈穂美 選手(アルビレックス新潟レディース)
本当に悔しいですが、みんなで最後まで戦い切って力を出し尽くして、このチームで戦えてよかったと思いました。今回ばかりは運がなかったと思いたいです。先制されても追いつけたのは、少しずつチーム力がついてきている証拠と感じていますし、(90分で)引き分けに持っていくことができた点は、自信にしていいと思います。相手にも自分たちにも決定機があり、決めていればという場面がありましたが、それも含めてサッカーだと思います。後悔のようなものはありません。またチームに磨きをかけて、リーグ戦に生かしていきたいです。

楠瀬直木 監督(三菱重工浦和レッズレディース)
ホッとしています。正直に言うと90分か、せめて延長戦で決着をつけたいと思っていました。昨年(決勝)もPK戦でしたが、また今年もPK戦で何か因縁めいたものも感じますが、そこで決着をつけないと、まだまだ昨年のチームには追いつかないと思っていました。新潟Lは非常にいいチームで、狙いどころもはっきりしていて油断ならないと思っていました。サポーターの方々がたくさん来てくださって、3000人を越えましたが、これが5000人や1万人になるよう盛り上げていきたいです。少し休んでWEリーグやAFC女子チャンピオンズリーグに向かっていきたいです。

GK #1 池田咲紀子 選手(三菱重工浦和レッズレディース)
早い時間に先制した後、追加点を決めて逃げ切りたかったのですが、前半に追いつかれてしまいました。何度かあったピンチを耐えながら、120分で(優勝を)決めることができませんでした。でも、全員でPKの練習をしていましたし、みんなから後押しをもらっていたので、必ず勝てると信じて最後までプレーしました。(PKでは)絶対に3本目までのどこかで止めたいという思いがあったので、そこでストップできたことで、自分のプラン通りに進められました。チーム全員が、気持ちが強い方にボールが転がっていくと思ってプレーしているので、その気持ちが優勝につながったと思います。

開催期間:2024年11月17日(日)~2025年1月25日(土)
【1回戦】11月17日(日)
【2回戦】11月23日(土)、24日(日)
【3回戦】11月30日(土)、12月1日(日)
【4回戦】12月8日(日)
【5回戦】12月14日(土)、15日(日)
【準々決勝】12月22日(日)
【準決勝】2025年1月18日(土)
【決勝】2025年1月25日(土)

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