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皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝 レガシープログラム

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2018年12月28日

皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝 レガシープログラム

皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝に合わせ、栃木県サッカー協会主催のレガシープログラムとして「女子サッカーカンファレンス」、「親子サッカー教室」が、12月22日(土)に栃木県グリーンスタジアムにて開催されました。

女子サッカーカンファレンス 参加者コメント

手塚貴子 JFA女子サッカー普及コーディネーター(栃木県担当)
今年で40回を迎える皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会のレガシープログラムとして、「栃木県女子サッカーカンファレンス」を開催しました。これは、県内で様々な形で女子サッカーに関わる方々と女子サッカーの活性化について話がしたいと思い、企画しました。選手及びチームスタッフ・指導者、トレセンスタッフなど種別を超えて22名が参加してくれました。
カンファレンスの内容は、まず、JFAが掲げるなでしこビジョンを説明し、登録から見た栃木県の普及の現状を伝えました。そして、参加者を4つのグループに分けて「県内の女子登録人数を増やすには?」という大きなテーマを更に4つのテーマに分けてディスカッションして貰うと、グループ毎に選手の立場や指導者・スタッフの立場から様々な意見が出ました。
今回参加者の皆様から出たご意見等を、今後の県内の女子サッカーの活性化に必ず繋げていきたいと思います。また、今後も更に細かく登録状況等を分析して各地区ごとの対応策なども考えたいと思います。そしてこのようなカンファレンスを定期的に開催し、もっともっと多くの方に女子サッカーの現状を理解して貰い、ご意見やアイデアを頂きながらサッカーファミリーの拡充に努めて参りたいと思います。

瓦葺薫 さん(那須塩原市立三島中学校サッカー部顧問)
2011年になでしこJAPANが世界の頂点に立った日から7年が経ちました。あの時、なでしこJAPANの絶対あきらめない気持ちは、日本国民に大きな勇気を与えてくれました。東日本大震災直後の出来事だっただけに、あの感動を今でもよく思い出します。私自身、サッカーを通して人として大切なことを教わり、多くの友人を得ました。指導者となった今、女子サッカーの普及について考える機会を頂いています。今回、皇后杯のレガシープログラムとして、栃木県女子サッカーカンファレンスに参加しました。県内の指導者が女子サッカーの裾野を広げるためにあらゆる工夫を凝らし活動している現状を知ることができました。栃木県の女子サッカーの登録者数はここ数年横ばいとなっています。普及活動は地道であり終わることのない永遠のテーマです。普及活動に熱心な栃木県内の指導者の方々との出会いを大切にし、共に女子サッカーを盛り上げていきたいと強く感じました。今回、このような機会を与えて頂いたことに感謝したいと思います。

加藤玲子 さん(足利・両毛ローザFCスタッフ)
この度のレガシープログラム・女子カンファレンスでは、《過去7年の女子の世代別登録数の推移のデータ》の資料を元に、手塚氏の解説を受けながら過去から現在までの女子選手・女子チーム数の変動、その理由等を考える機会を頂きました。
そしてなでしこビジョンの目標達成へ向けて自分の関わっている中学生年代の問題点やその他のカテゴリーでの課題等を改めて確認することができました。またグループディスカッションで参加した「①初心者をどう取り込むか…」では6名のメンバーそれぞれから現在取り組んでいる事業と現状を知ることが出来ました。皆さんが普及を進める上で課題と感じている事については同じく携わる者として共感するところも多く、励まされる場面もありました。またどの様な工夫が必要なのかといった意見が出され、今までより更に柔軟なアイデアも自分には必要だと感じました。今回の意見交換は、今後活かせることが多く大変貴重な機会となりました。
他のグループでも、ディスカッションテーマである女子の登録人数を増やすためには何が必要なのかについて、活発な討論がされていた様で、ディスカッションのまとめでの発表内容は大変勉強になり刺激になりました。カンファレンス全体を通して普及活動の大切さを再認識することができました。

親子サッカー教室 参加者コメント

福田哲也 栃木県女子トレセンコーチ
今回、レガシープログラムの一環として「皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝」前のピッチで親子サッカー教室ができたことを嬉しく思います。小学1~4年生を対象としたサッカー教室で、経験者と初心者の合わせて16組の親子が参加してくれました。選手、保護者とも始めは緊張している様子でしたが、時間の経過とともに笑顔や笑い声が増えていきました。親子で協力して行うゲームも多く、保護者が真剣になって取り組む場面もありました。保護者の方からは「普段子どものサッカーを観ているだけでしたが、一緒にサッカーするのも楽しいですね」と言うお話もあり、やってよかったと改めて思うことができました。なでしこの選手達と同じピッチでサッカーが出来た、この貴重な経験を今後の(サッカー)人生に繋げてほしいと思います。ありがとうございました。

濱田陽菜乃 さん(小2)・濱田陽菜乃さんの父(河内SCジュベニール)
子供:プロの選手が試合をしているグリーンスタジアムで、実際にサッカーが出来てとてもうれしかったです。
父:憧れのグリーンスタジアムで子供と一緒にサッカーができ、とても贅沢な体験をさせて頂きありがとうございました。指導をして頂いたコーチも初心者でも楽しめる練習を取り入れてくれた事で、親子共々楽しい時間を過ごせました。また、このような機会があれば、是非参加したいと思います。

茂田井結詩愛 さん(小3)・茂田井都香沙 さん(母)(河内SCジュベニール)
普段子供とサッカーをする機会がなかったので楽しかったです。教えてくれた指導者の方も優しくて面白かったです。ボールをボールでキャッチするのは、家の中でも出来そうなのでまたやりたいです。

開催期間:2018年11月3日(土・祝)~2019年1月1日(火・祝)
【1回戦】 2018年11月3日(土・祝)・4日(日)
【2回戦】 2018年11月24日(土)・25日(日)
【3回戦】 2018年12月1(土)・2日(日)
【準々決勝】 2018年12月22日(土)
【準決勝】 2018年12月29日(土)
【決 勝】 2019年1月1日(火・祝)

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