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なでしこリーグ勢が続々登場 第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
2014年12月12日
第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は12月13日(土)と14日(日)に3回戦を開催します。
このラウンドから今年のなでしこリーグの上位に入ったクラブも参戦し、各チームが準々決勝進出を懸けて戦います。
大会4連覇中のINAC神戸レオネッサ(なでしこ/兵庫)は、ASハリマアルビオン(関西3/兵庫)と対戦します。I神戸は2010年以降、毎年タイトルを獲得しているものの、今シーズンは序盤から苦戦が続き、リーグ戦ではエキサイティングシリーズ(上位リーグ)を6位で終了し未だ無冠。今年最後の大会で優勝するためにも、初戦は良い形で滑り出したいところです。対するASハリマアルビオンは、初めての皇后杯で奮闘を続けています。浦和レッズレディースユース(関東4/埼玉)との2回戦では終始押し込まれながらも得点を許さず、PK戦の末に勝利を得ました。I神戸との一戦でも持ち前の粘り強さを発揮して、躍進につなげることはできるでしょうか。
今年のなでしこリーグ覇者・浦和レッズレディース(なでしこ/埼玉)は、ノジマステラ神奈川相模原(関東1/神奈川)と激突。浦和Lはこれまで2度決勝に進出していますが、まだ本大会のタイトルとは縁がありません。リーグ戦との2冠達成への足がかりとすべく、今回の一戦に臨みます。一方のノジマは南野亜里沙選手が2回戦の聖和学園(東北3/宮城)戦でハットトリックを達成するなど、攻撃陣に勢いがあります。「浦和L戦は簡単にはいかないと思うけれど、全力を出し切りたい」とキャプテンの尾山沙希選手が語る通り、まずは持てる力を出すことが勝利への近道となりそうです。
ベガルタ仙台レディース(なでしこ/宮城)とアンジュヴィオレ広島(中国1/広島)の一戦は、拮抗した展開が期待されます。ベガルタはエキサイティングシリーズ(下位リーグ)で6戦5勝と好調をキープしてリーグ戦を終了。皇后杯に臨む前に「勝ち癖」をつけた点はプラスと言えます。2回戦でなでしこリーグのFC吉備国際大学Charme(なでしこ/岡山)を下したアンジュヴィオレもチーム状態は上向き。20歳の葛馬史奈選手や17歳の齋原みず稀選手をはじめ、若手選手が中心となってなでしこリーグ勢連破を狙います。
日テレ・ベレーザ(なでしこ/東京)は、愛媛FCレディース(四国1/愛媛)と戦います。2000年以降、本大会を6度も制している日テレですが、09年を最後に優勝から遠ざかっています。2位に終わったなでしこリーグでの悔しさを晴らすためにも、女王返り咲きを狙います。愛媛は初戦で日ノ本学園高校(関西5/兵庫)を退けると、続く2回戦では延長戦の末にJFAアカデミー福島(東北2/福島)を下し、自信を深めています。すでに2試合を消化しておりコンディションも上々。アップセットを起こすことができるか注目です。
会場情報
三木総合防災公園陸上競技場(兵庫県)
一般社団法人兵庫県サッカー協会 http://www.hyogo-fa.gr.jp/
※試合当日は無料シャトルバス(緑が丘駅-競技場間)を運行いたします。
藤枝総合運動公園サッカー場(静岡県)
一般社団法人静岡県サッカー協会 http://www.shizuoka-fa.com/contents/index.html
第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
2014年11月29日(土)~2015年1月1日(木・祝)
大会情報はこちら
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