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地域選抜の誇りを懸けて!『第33回デンソーカップチャレンジサッカー 堺大会』が明日から開幕!
2019年02月28日
全国9地域を代表する選抜7チームと全日本大学選抜が戦う、大学サッカーの地域対抗戦、『デンソーカップチャレンジサッカー 堺大会』が3月1日(金)~3日(日)に大阪府堺市のJ-GREEN堺で行われます。
昨年は15年ぶりに関東勢同士が決勝で対戦。関東B・北信越選抜がアディショナルタイムに劇的な逆転ゴールを挙げ、関東選抜Aの連覇を阻止して初優勝を果たしました。
今大会でも関東選抜A、関東B・北信越選抜は優勝候補の筆頭です。一方で毎年優勝候補に挙げられながらも、ここ数年なかなか結果を出せていないのが全日本大学選抜。7月にイタリア・ナポリで行われるユニバーシアード競技大会に向けて強化をはかる全日本大学選抜ですが、本大会では3年連続で優勝を逃しています。三笘薫選手(筑波大)、旗手怜央選手(順天堂大)、上田綺世選手(法政大)といったU-21日本代表にも名を連ねる選手に加え、来季Jリーグクラブ入りが内定している紺野和也選手(法政大)、児玉駿斗選手(東海学園大)などの実力派も揃う、まさに大学サッカーのオールスターチーム。それだけに「絶対に優勝しなければならないチーム」と三笘選手が言えば、旗手選手も「個人としても3回目の出場となる今大会こそは結果を出したい」と意気込みます。
大会のオープニングゲームでは、そんな全日本大学選抜と関西選抜が激突。関西選抜は7年連続でベスト4以上の成績を残すなど、その実力は折り紙つき。全日本大学選抜に招集されたことのある真瀬拓海選手(阪南大)や毎熊晟矢選手(桃山学院大)のほか、昨年度関西リーグ得点王の林大地選手(大阪体育大)や同アシスト王の牧野寛太選手(関西大)らを中心に戦います。ここ2年は決勝に進出できず悔しい思いをしている関西選抜ですが、まずは初戦で全日本大学選抜を下し、2回戦への切符を手にしたいところです。
昨年は準優勝に甘んじた関東選抜Aは、初戦で北海道・東北選抜と対戦します。関東選抜Aには、オビパウエルオビンナ選手(流通経済大)をはじめ、全日本大学選抜に選ばれたことのある選手も多数。また、昨年は関東B・北信越選抜として優勝を経験した高橋潤哉選手(駒澤大)や加藤陸次樹選手(中央大)、金子拓郎選手(日本大)などもおり、経験値の高さも武器となっています。しかし、北海道・東北選抜も前回大会参加選手を多く揃えるなど経験値の高さでは負けません。嵯峨理久選手、人見大地選手(ともに仙台大)といった高校年代で経験を積んだ選手もおり、かつてのチームメイトとの対戦も楽しみなところです。
昨年、初戦で全日本大学選抜を退けた九州選抜は東海選抜と対戦します。大会ベストイレブンにも選ばれた梅田魁人選手(福岡大)が、今大会でどのような活躍を見せるのでしょうか。一方の東海選抜は、単独地域の選抜チームとなって今年で3年目を迎えます。過去2大会では初戦突破を果たせず、成績はともに7位と奮いませんでした。東海リーグ得点王の土井智之選手(常葉大)、同2位の神門滉人選手(東海学園大)を中心とした攻撃力で、悲願の初戦突破を目指します。
そして昨年度王者の関東B・北信越選抜は、1回戦で中国・四国選抜と対戦します。3年前から関東選抜Bと北信越選抜で構成されることとなった同チーム。今年は例年以上に両選抜が実力を磨き、チームの底上げをしています。昨年の優勝を経験している住吉ジェラニレーション(国士舘大)選手を筆頭に、星キョーワァン選手(駒澤大)、アピアタウィア久選手(流通経済大)、渡邊陽選手(筑波大)、佐藤亮選手(明治大)といった関東勢に加え、矢村健選手、シマブクカズヨシ選手(ともに新潟医療福祉大)といった北信越の選手も得点に絡む活躍を見せています。関東B・北信越選抜は全日本大学選抜、関東選抜A、関西選抜といった優勝候補とはブロックが離れるなど、組み合わせ的にも恵まれていますが、油断は禁物。初戦の相手の中国・四国選抜は伝統的に技術のある選手がそろった、あなどれないチームです。目標とする二連覇達成にも、初戦の戦い方が注目されます。
地域の代表としての誇りをかけて、各チームが熱い試合を展開するこの大会は、明日3月1日(金)に開幕します。実力派ぞろいの大学サッカーのスター選手を見に、ぜひ会場にお越しください。
第33回デンソーカップチャレンジサッカー 堺大会
大会期間:2019年3月1日(金)~3月3日(日)
大会会場:J-GREEN堺
全日本大学サッカー連盟公式Twitter(@jufa_soccer)、公式Facebook(@jufa.soccer)、公式Instagram(jufa_japan)でも大会情報を配信中です。
大会日程、試合結果などは全日本大学サッカー連盟公式サイトをご確認ください。