8月30日（土)に大会3日目を迎えた第1回全日本ユース（U-18）フットサル大会 presented by BallBallは、準々決勝、準決勝の6試合を開催し、ファイナリストが決まりました。

決勝戦は名古屋オーシャンズU-18（東海1／愛知）と聖和学園FC（東北1／宮城）の対決となりました。また3位決定戦は、野洲高サッカー部（関西2／滋賀）と藤井学園寒川高サッカー部（四国／香川）が戦います。

決勝ラウンドはこれまで以上に戦いが激化し、墨田区総合体育館で開催した準々決勝の2試合は、ともにPK戦にもつれ込む緊迫した試合となりました。

サンクFCくりやまU−18（北海道1）と聖和FCの一戦は残り13秒、聖和FCが土壇場で試合を振り出しに戻し、勢いそのままにPK戦を制しました。帝京長岡高サッカー部（北信越／新潟）と寒川の試合も、数少ないチャンスを確実に得点に結び付けた寒川が同点に追い付いたあとPK戦でも勝負強さを見せ、準決勝へと駒を進めました。

聖和FCと寒川の準決勝は、互いに点を取り合う一進一退のシーソーゲームとなりました。4−4の同点で迎えた後半18分、聖和FCの丹野裕司選手が勝ち越しゴールを挙げ、激闘に終止符を打ちました。もう一方の準決勝、名古屋と野洲の対決も拮抗した展開となり、後半にリードを広げた名古屋がファイナル進出を決めました。

大会は31日（日）に最終日を迎え、大田区総合体育館で決勝戦と3位決定戦を行います。フットサルのクラブチームとして頂点を狙う名古屋と、ドリブルやテクニックなどの個人技が光る聖和FCの戦いは、どちらに軍配が上がるのか。いよいよ、記念すべき第1回大会のチャンピオンが決定します。

準決勝 試合結果

名古屋オーシャンズU-18 4-2 滋賀県立野洲高等学校サッカー部
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聖和学園FC 6-4 藤井学園寒川高等学校サッカー部
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決勝戦

対戦:名古屋オーシャンズU-18 vs 聖和学園FC
日時:2014年08月31日 13:30 KickOff
会場:大田区総合体育館

監督・選手コメント

大野一郎 監督（サンクFCくりやまU−18）
聖和FCは個人技が高く、こちらもファウルが多くなってしまったために厳しい戦いとなりました。点数はリードできていましたが、相手が追い付いて勢いに乗ってきていたので、自分たちも焦ってしまったのかなと思います。今大会に出場したことで、選手個々の技術がまだまだ足りないと感じましたし、試合の状況を読んで戦う部分も次への課題となりました。このような大きな大会に出場でき、貴重な経験となりました。

古沢徹 監督（帝京長岡高サッカー部）
日本一を狙って大会に臨んでいましたので、（準々決勝で敗れてしまい）ただただ悔しいです。この4試合で選手たちは日に日にうまくなっていたので、是が非でももう2試合やりたかったですね。サッカー同様、やはり決めるところでしっかりと決めないとこのような結果になってしまいます。大会に出場したメンバーは2年生が多いので、来年また、この舞台に戻ってきたいです。

大石直輝 選手（藤井学園寒川高サッカー部）
準決勝で戦った聖和FCはすごく個人技があって攻守の切り替えも早く、ゴールを許してしまいました。僕たちは守備から盛り上げていこうと意識しているので、GKの自分が体を張って後ろから鼓舞して、チームに貢献したいと思っています。今日はミスをしたり、味方と連係が取れていなかった部分があるので、そこを修正して3位決定戦に臨み、絶対に3位になって帰りたいと思います。

丹野裕司 選手（聖和学園FC）
準決勝は（点を）取っては取り返される苦しい展開でしたが、貴重な決勝ゴールを決めることができました。得点の場面は、（右サイドで）パスをもらい、ゴールは見えていなかったのですが思い切って打ちました。大会を通じて、父兄やスタンドにいる仲間の応援はすごく試合を盛り上げてくれますし、本当に力になっています。予選で2敗しながらもここまで来ることができました。明日は試合を楽しみながら、勝利を狙います。

JFA-TV

準々決勝ハイライト

準決勝 名古屋オーシャンズU-18 vs 滋賀県立野洲高等学校サッカー部

準決勝 聖和学園FC vs 藤井学園寒川高等学校サッカー部

第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会presented by BallBall

2014年8月28日(木)～8月31日(日)
東京/大田区総合体育館、墨田区総合体育館
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