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3連覇を目指す大阪成蹊大と初出場の城西大が決勝へ! 第20回 全日本大学フットサル大会

2024年09月01日

3連覇を目指す大阪成蹊大と初出場の城西大が決勝へ! 第20回 全日本大学フットサル大会

第20回全日本大学フットサル大会は8月31日(土)に大会2日目を迎え、決勝進出の2チームが決定しました。

史上初の大会3連覇を目指す開催地代表の大阪成蹊大学(開催地/大阪)は、前日に1回戦で北海道大学エスペランサ(北海道)とPK戦にもつれる激闘を制した東北大学フットサル部ディーグッチ(東北/宮城)と対戦しました。第1ピリオド10分にキックインの攻撃から松友亮輝選手のゴールで先制した大阪成蹊大は、その後も得点を重ねていき、6-3で勝利してベスト4進出を決めました。

順天堂大学フットサル部ガジル/jfc(関東2/千葉)と愛媛大学フットサル部(四国/愛媛)の試合は、立ち上がり2分に愛媛大が縦パスを受けた森田慎平選手の反転シュートでゴールを決めると、同8分に真野翔太選手が追加点を決めます。第2ピリオド17分まで愛媛大が3-1とリードしていましたが、ここから順天堂大が反撃を見せました。髙本零選手のゴールですぐに1点差に詰め寄ると、試合終盤のパワープレーから同点に追いつき、残り17秒で武田真弥選手が劇的な逆転ゴールを決めて順天堂大が4強に勝ち上がっています。

近畿大学フットサル部(関西1/大阪)と長崎大学フットサル部フォルツァ(九州/長崎)の試合は、中川陽太選手の2ゴールで長崎大がリードを奪います。その後、近畿大も反撃に転じましたが、古賀央大選手のゴールで1点を返すに留まりました。この結果、2-1で逃げ切った長崎大が準決勝に進みました。

全国大会初出場同士の対戦となった中京大学フットサル同好会イグレーノ(東海/愛知)と城西大学サッカー部(関東1/埼玉)の試合は、城西大が個々の能力の高さを生かして得点を重ねていきます。距離のある位置から力強いシュートを決めていき、4-0で勝利しました。

準決勝の第1試合では、優勝経験のある大阪成蹊大と順天堂大が相まみえました。第1ピリオド8分に順天堂大が相手のオウンゴールで先制します。しかし、第1ピリオド終了間際に大阪成蹊大は山縣隼夫が同点ゴールを決め、1-1に追いつきました。第2ピリオドでは得点が動かずに勝負の行方はPK戦に。PK戦では大阪成蹊大のGK横田翔が相手のシュートを2本止め、大阪成蹊大が4-3で勝利して決勝進出を決めました。

準決勝第2試合では、長崎大と城西大が初の決勝進出をかけて対戦しました。立ち上がりは五分の試合となりましたが、城西大は第1ピリオド9分に縦パスを受けた山宮渉太選手が見事な反転ボレーシュートを決めて、試合を動かしました。第1ピリオド終盤には城西大が5ファウルとなりましたが、しっかりとファウルコントロールしてこのまま第1ピリオドを終えます。第2ピリオドの立ち上がり、連続ゴールを決めた城西大が一気に長崎大を突き放しました。榛葉豪選手が4点を挙げた城西大が、5-2で勝利して決勝に名乗りを上げました。

この結果、9月1日(日)の決勝戦は大阪成蹊大と城西大の対戦となり、3位決定戦は順天堂大と長崎大の対戦となっています。

選手コメント

FP #5 榛葉豪 選手(城西大学サッカー部)
自分がゴールを決めて勝ち上がれたので素直にうれしいです。最近の試合ではずっと自分が決めていたので、決めてやろうと思っていました。第2ピリオドの立ち上がりの2点はキャプテン(山本大陸選手)からボールが来ると信じてポジションを取った結果です。フットサルは大学に入って始めたので、まさか全国大会の決勝まで来られると思っていませんでしたが、初出場初優勝を達成したいです。大阪成蹊大は柴沼真監督の古巣ですし、監督に初の優勝を贈りたいです。

FP #10 吉田怜生 選手(大阪成蹊大学フットサル部)
(最後のキッカーを務めた)PK戦の長い助走は僕のルーティーンで、背後に大阪成蹊大のチームメイトたちがいてくれたので決めることができました。聖和学園フットサル部にいた高校3年生のときはコロナ禍で、全日本U-18フットサル選手権が開催されずに悔しい思いをしました。今回、自分の代で全国大会が行われて、3連覇をかけた決勝に立てるのは本当にうれしいです。台風10号の影響で宮城から来る予定だった母が来られなかったのは残念ですが、しっかり3連覇を成し遂げて後輩に4連覇を託せるようにしたいと思っています。

FP #7 岡本直大 選手(近畿大学フットサル部)
僕たちは全員が全国大会初経験でしたが、最初の入りは良かったと思います。1試合を通して見ても長崎大に対して自分たちの良い部分を出せたと思いますが、決定力などちょっとしたところが足りなかったことが勝敗に影響したと感じています。負傷者が出てセットが崩れたことで、相手のハーフからの守備を思ったように崩せず、ゴール前のクオリティーも出せませんでした。僕たちは良い流れのときは良い声が出るのですが、流れが悪いときにもっとベンチからも盛り上げられるチーム力を付けて、また来年戻ってきたいと思います。

FP #8 森田慎平 選手(愛媛大学フットサル部)
僕らの代にとっては初めての全国大会で、応援団の人たちも来る準備をしてくれたのですが台風の影響で来られなくなって…。その中でも応援に来てくれた人、来られなかった人の分まで背負って戦おうと話して、ピッチに入りました。みんな全力でやり切ったし、思っている以上の力を出してかなわなかったので後悔はありません。終盤までリードしていましたが、やはり下からの組み立てなどに差があることは感じていました。僕らのフットサル人生はこれで終わりではないので、この経験を生かして今後につなげたいと思います。

第20回 全日本大学フットサル大会

大会日程:2024年8月30日(金)~2024年9月1日(日)
大会会場:大阪/岸和田市総合体育館
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