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大学日本一を決める『平成30年度 第67回全日本大学サッカー選手権大会』が開幕!

2018年12月13日

大学日本一を決める『平成30年度 第67回全日本大学サッカー選手権大会』が開幕!

大学チームの日本一を決める、『平成30年度 第67回全日本大学サッカー選手権大会』が12月12日(水)に開幕し、各地域代表の16チームが1回戦を戦いました。

北海道教育大学岩見沢校(北海道地区第1代表) 3-1 日本文理大学(九州地区第2代表)

北海道教育大学岩見沢校は、日本文理大学と対戦。北海道教育大学岩見沢校は26分に小笠原光研選手、33分には中本峻平選手が相手GKのこぼれ球に詰めて2-0とリードを奪います。後半開始早々の46分に日本文理大学に1点を返されたものの、72分にはCKから佐藤隼選手が追加点を挙げて相手を突き放し、4年ぶりの勝利を収めました。

順天堂大学(関東地区第6代表) 4-0 四国学院大学(四国地区第1代表)

順天堂大学と四国学院大学の対戦は、順天堂大学が終始相手を圧倒する展開となりました。順天堂大学は24分に大谷京平選手がCKから先制点を挙げると、30分に長倉幹樹選手、37分には旗手怜央選手が追加点を決め3-0に。後半に入っても順天堂大学の優勢は変わらず、80分に長倉幹樹選手がこの試合2点目となるゴールを決め、順天堂大学が4-0で勝利し、2回戦に駒を進めました。

東海学園大学(東海地区第1代表) 1-3 新潟医療福祉大学(北信越地区代表)

東海学園大学と新潟医療福祉大学の試合は、開始早々から動きました。4分に新潟医療福祉大学が、林純平選手のシュートで先制すると、12分にはCKからのこぼれ球を鶴田雄佑選手が押し込んで2-0とリードを広げます。東海学園大学も、直後の15分にゴールを決めて1点差に詰め寄りますが、前半終了間際の43分に林選手が、相手GKのこぼれ球に詰めて新潟医療福祉大学のが貴重な追加点をあげます。後半はスコアが動かず3-1のまま試合終了。新潟医療福祉大学は、創部13年目にして悲願の全国大会初勝利を挙げました。

IPU・環太平洋大学(中国地区代表) 1-2 東洋大学(関東地区第7代表)

6年連続出場となるIPU・環太平洋大学は、初出場の東洋大学と対戦しました。先制点を挙げたのは東洋大学。26分、坂元達裕選手が松崎快選手とのパス交換から前線に抜け出してゴールを決めました。追いかけるIPU・環太平洋大学は62分、クリアボールに詰めた滝川皓也選手が同点弾を挙げ、試合を振り出しに戻します。その後はスコアが動かず、延長戦にもつれ込むかと思われた87分、東洋大学は左からのクロスに反応した荒川勇気選手が頭で押し込んでゴール。これが決勝点となり、東洋大学がインカレ初出場にして初勝利を収めました。

常葉大学(東海地区第3代表) 3-4 仙台大学(東北地区代表)

全国大会の常連校同士の対戦は、1回戦で唯一、延長戦まで試合がもつれこむ、好ゲームとなりました。先制したのは仙台大学。16分に齋藤雄大選手のクロスを、本吉佑多選手がヘディングシュートを叩き込んでゴールを決めます。しかし36分に常葉大学の佐藤友選手がクリアボールを冷静に押し込んで、同点に追いつきます。後半も両チーム1点ずつを加え、2-2のまま試合は延長戦に突入。96分、仙台大学がCKからゴールを挙げてリードを奪うと、103分にも同じくCKから追加点を決め、4-2と常葉大学を突き放します。追いすがる常葉大学も終了間際に1点を返しますが、反撃もここまで。4-3と激しいゴールの奪い合いを制した仙台大学が2回戦進出を決めました。

桃山学院大学(関西地区第4代表) 2-0 鹿屋体育大学(九州地区第3代表)

試合は序盤から桃山学院大学が圧倒。30分に佐藤碧選手が先制点を決め、1-0で前半を終えました。防戦一方となった鹿屋体育大学は、ハーフタイムに西村光明選手を投入。流れを変えようとしますが、逆に58分に桃山学院大学の印藤虎太郎選手に追加点を許してしまいます。桃山学院大学は、その後危なげない試合展開で2点差を守りきり、初戦に勝利しました。

静岡産業大学(東海地区第2代表) 4-0 松山大学(四国地区第2代表)

立ち上がりは松山大学が主導権を握りましたが、先制したのは静岡産業大学でした。前半終了間際の42分、山本拳士選手が放った前半唯一のシュートが決まり1-0で試合を折り返します。さらに61分に井上諒選手が追加点を挙げると、試合の流れは一気に静岡産業大学に傾き65分、77分と遠山拓民選手が立て続けにゴールを挙げ、4-0で静岡産業大学が2回戦にコマを進めました。

札幌大学(北海道地区第2代表) 1-3 福岡大学(九州地区第1代表)

福岡大学と札幌大学の一戦は、福岡大学が30分にPKを獲得。梅田魁人選手がこれを決めて先制すると、52分にも梅田選手がCKから追加点。その後、札幌大学に1点を返されるものの、80分には梅田選手がハットトリックとなるゴールを決めて3-1に。試合はそのまま終了し、福岡大学が2回戦進出を決めました。

12月15日(土)に行われる2回戦からは関東、関西のシード校が登場。1回戦を勝ち抜いた8チームと準々決勝進出をかけて戦います。

監督・選手コメント

古川毅 監督(東洋大学)
今日の試合は先制点が鍵になると思っていたので、選手たちには相手に先制点を与えないようゲームを作っていこう、と話しました。追いつかれはしましたが、リードをされることなく最後までゲームを進められたことが、今日の勝因のひとつだと思います。次戦の対戦相手である関西学院大学は力のある相手ですが、その中でしっかりと勝機を見出して勝ち上がりたいと思います。ノックアウト方式の大会なので、まずは生き残ることが大切。そのためのいい準備をしたいと思います。

林純平 選手(新潟医療福祉大学)
早い時間帯に先制点を取れたことはよかったと思いますが、その後に失点したことはチーム全体として反省しなければならないと思います。全国大会では失点をゼロに抑えないと、次の試合が厳しくなります。後半、押し込みながらも得点を決めきられなかったのは、自分たち前線の選手の責任です。次の試合では、自分の強みであるポストプレーを活かして、貪欲にゴールを狙いたいと思います。

齋藤雄大 選手(仙台大学)
自分は仙台大のほかのFWのような上背はないし、キープ力もありません。その分、裏への抜け出しを意識しているのですが、今日のゴールは自分の特徴が出たと思います。昨年のインカレでは、ベンチに入れないままチームが負けてしまい、悔しい思いをしました。今年もピッチに立てないまま終わるのは嫌だったし、試合に出て勝ててよかった。自分にとってこの大会が大学生活最後の大会になるので、悔いのないよう全力でがんばりたいと思います。

徳永晃太郎 選手(桃山学院大学)
夏の総理大臣杯ではセットプレーから失点して、自分たちの悪いところが全部出てしまいました。そこからチームを建て直して、今日の試合では前からプレスをかけるというチームの特徴がうまく出せたと思います。今日は、ボールの奪いどころがうまくはまって、全員が連動してボールを動かせました。全員の力がひとつになってこそ桃山学院大学のよさが出るので、次の駒澤大学戦でも今日のような試合ができれば、と思います。

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大会日程、試合結果などは全日本大学サッカー連盟公式サイトをご確認ください。

平成30年度 第67回全日本大学サッカー選手権大会

大会期間:2018/12/12(水)~2018/12/22(土)
会場:浦和駒場スタジアム、味の素フィールド西が丘、NACK5スタジアム大宮、柏の葉公園総合競技場、浦安市運動公園陸上競技場、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場、Shonan BMWスタジアム平塚
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