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京都精華学園中学校が初優勝に輝く! JFA 第15回全日本U-15女子フットサル選手権大会

2025年01月14日

京都精華学園中学校が初優勝に輝く! JFA 第15回全日本U-15女子フットサル選手権大会

JFA 第15回全日本U-15女子フットサル選手権大会は、1月13日(月・祝)に日環アリーナ栃木(栃木県)で準決勝の2試合と決勝を行い、優勝チームが決定しました。

同時刻のキックオフとなった準決勝。ピッチAでは、フライアFCウェネス(中国/岡山)と京都精華学園中学校(関西/京都)が対戦しました。立ち上がりに京都精華学園中が主導権を握って2点を先取し、そのまま第1ピリオドを折り返します。第2ピリオドに入り、徐々に相手の強度に慣れたフライアが速攻から2ゴールを決めて同点に追いつきます。接戦となる中、京都精華学園中が17分に相手のミスを逃さず、飯干紗衣選手が無人のゴールにシュートを決めて勝ち越します。その後、1点ずつを取り合いましたが、京都精華学園中が4-3で競り勝ち、決勝進出を決めました。

ピッチBは、八女学院女子フットボールクラブ(九州/福岡)とクラブフィールズ・リンダ(北海道)が顔を合わせました。八女学院が序盤に先制し、その後も試合を優勢に進めましたが、追加点を挙げることはできません。すると第2ピリオドの15分、永山未苑選手のミドルシュートが決まり、リンダが同点とします。その後、ピヴォ当ての形から八女学院がゴールを決めてリードしますが、対するリンダも粘りを見せ、ロングカウンターから同点ゴールを奪います。試合は同点のままPK戦へと入ると、最後のキッカーを務めた菊谷凛々花選手を含めて5人全員が成功したリンダがPK5-4で勝利し、2015年大会以来3度目の決勝進出を果たしました。

決勝戦は、京都精華学園中とリンダによる初優勝を懸けた戦いとなりました。序盤からこう着状態が続く中、第1ピリオドの10分に京都精華学園中がゴール前でFKを得ると、山本祐加選手が直接ゴールに沈め、先制点を奪います。対するリンダもその1分後、キックインからの攻撃で濱中美結選手がロングシュートを放つと、これが決まって同点とします。第1ピリオドはこのまま同点で終わるかと思われましたが、京都精華学園中が12分に自陣から攻撃を組み立てると、最後は山本選手が個人技で相手をかわしてゴールネットを揺らし、2-1とリードしてハーフタイムを迎えました。

第2ピリオドの開始早々、京都精華学園中は相手ボールを奪ってカウンターを仕掛けると、村田杏選手が追加点を挙げます。2点差をつけた京都は、巧みにリンダの攻撃を防ぎながら、20分に市居璃央選手が4点目を奪うと、その2分後には山本選手がハットトリックとなるゴールを決めました。このまま5-1で京都精華学園中がリンダを破り、初優勝を飾りました。惜しくも優勝を逃し、通算3度目の準優勝となったリンダが、フェアプレー賞を獲得しました。

監督・選手コメント

GK #1 草野咲綺 選手(フライアFCウェネス)
前回の全国大会で1次ラウンド敗退と悔しい思いをしましたが、チーム一丸となって決勝ラウンドまで行けたことは誇りに思います。準決勝の立ち上がり、試合の入りが良くないという自分たちの弱点が出て、そこでやられたのが敗因だったかなと思います。それでも2点ビハインドを追いつき、ここからという時に、軸足が滑ってしまって相手に3点目を与えてしまったので悔しいです。こうした悔しい思いを晴らせるよう、高校ではチームに貢献できるGKになりたいです。

木下正裕 監督(京都精華学園中学校)
いろいろなチームと対戦して、さまざまなフットサルの攻め方やパターンがある中で、選手たちは一つ一つのプレーに即興で対応してくれて、アッパレという感じでした。それが全部まとまった決勝だったので、「相手がこう来たらこうする」などがしっかりと頭に入った状態で、すごく冷静に、それでも心は熱く戦ってくれたと思います。うちの中学校はバスケットボールが強く、サッカーはあまり活躍できていなかったので、今回日本一になれたことはすごくうれしいです。

FP #8 堀田環 選手(京都精華学園中学校)
ここまで来られたのは、いつも支えてくれる家族や先生方、そして仲間たちのおかげなので、ほんまにうれしい気持ちでいっぱいです。大会を戦う中で、チームの団結力がさらに高まったと感じています。このメンバーで戦える最後の大会で、優勝したときは現実か分からないくらいうれしくて、うれし泣きをしてしまいました。来年、また後輩たちにも頑張ってもらいたいです。

松下宏 監督(クラブフィールズ・リンダ)
このチームは最後まで諦めないのが特長で、1次ラウンドも、準決勝もぎりぎりで勝ち上がってきました。本当に選手同士の仲も良くて、最後まで戦い抜く良いチームだったと思います。突出した個の能力を持った選手はいませんが、みんなでやれることをやろうと話をしていて、それぞれができることを出し切った印象です。今後、大先輩である熊谷紗希選手みたいに日本女子代表で活躍する選手が出てきてくれることを期待しています。

大会期間:2025年1月12日(日)~1月13日(月・祝)
会場:栃木県/日環アリーナ栃木
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大会最終日 2025年1月13日(月・祝)の準決勝2試合と決勝戦を、JFATV(JFA公式YouTubeチャンネル)にてインターネットライブ配信を行います。ライブ後のオンデマンド配信は、JFA公式アプリ「JFA Passport」にてご覧いただけます。
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