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立川としながわが決勝へ JFA 第30回全日本フットサル選手権大会
2025年03月22日
JFA 第30回全日本フットサル選手権大会は3月21日(金)に準決勝の2試合を東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場で行い、今年の決勝に進出する2チームが決定しました。
第1試合では、九州勢として第2回大会の三菱化学黒崎フットボールクラブ以来となる決勝進出を目指すボルクバレット北九州(F1/福岡)と、2大会連続の決勝行きを狙う立川アスレティックFC(F1/東京)が対戦しました。
試合は第1ピリオド5分に安嶋健至選手のゴールで北九州が先制すると、そこから激しい点の取り合いとなります。立川は7分に上村充哉選手、9分に大澤将士選手が立て続けにゴールを挙げて逆転しました。しかしこの流れを維持できず、北九州に反撃を許します。
北九州は14分に宮崎岳選手がシュートを決めて追いつくと、その3分後には中嶋脩太郎選手の得点で試合をひっくり返します。25分には松川網汰選手がゴールを挙げ、リードを2点に広げました。集中した北九州の守りを前に攻めあぐねていた立川は、32分に1点を返すと、試合終盤にパワープレーを敢行。残り40秒のところでベテランの完山徹一選手が同点ゴールを決め、試合は延長戦に突入します。
延長戦では、今季のリーグ戦で北九州に2勝していた立川が本領を発揮。43分、酒井遼太郎選手が角度のないところから逆転ゴールを決めると、その後も得点を重ねます。最終的には立川が8-4で北九州を破り、決勝に進みました。
準決勝第2試合では本拠地移転後初の優勝を目指すしながわシティ(F1/東京)と、連覇を目指す名古屋オーシャンズ(F1/愛知)が対戦しました。開始2分、しながわは藤川侑哉選手が先制点を決めると、その1分後にカイオ選手が追加点を挙げ、優位に立ちます。
早い時間帯にリードを奪ったしながわは、しっかりと守備を固めて名古屋の強力な攻撃陣を封じます。シュートを許してもGK黒本ギレルメ選手が立ちはだかり、第1ピリオドはしながわが2点をリードして折り返しました。
第2ピリオド4分、名古屋は清水和也選手のゴールで1点差としますが、リスタート直後にしながわはカイオ選手がこの試合2点目のゴールを決めます。その1分後には新井裕生選手が追加点を挙げ、3点差をつけました。34分、名古屋はパワープレーから清水選手が再び得点しましたが、反撃もここまで。しながわが4-2で勝利し、トルエーラ柏として優勝した第26回大会(2021年)以来、2度目の決勝進出を果たしました。
監督・選手コメント
FP #10 完山徹一 選手(立川アスレティックFC)
結果が出てよかったです。2点をリードされていたので、パワープレーをするんだろうなと思っていました。自分が出るまでに何とか1点差に詰めてほしいと思っていましたが、チャンスもあったので悲観していませんでした。1点差にしてくれたチームメイトに感謝です。残り時間1分くらいでピッチに入りましたが、点を取れると信じていました。この大会は勝たないと意味がないので、決勝も僅差でも勝てるように頑張りたいです。
比嘉リカルド 監督(しながわシティ)
監督として、この勝利は本当にうれしいです。良い選手がそろっていても、勝てなければ自分のアイディアを表現する場が失われます。今シーズン、名古屋とは(リーグ戦で)3回戦い、1回目は偶然、2回目も運があって勝てました。3回目は引き分けで、そして今回は勝利を挙げることができ、本当によかったです。(決勝で対戦する)立川は、昨年まで私が指揮していた、思い入れのあるチームです。大好きなチームですが、Fリーグのファイナルシーズンで敗れたこともありますし、今回は絶対に勝って優勝したいと思っています。
FP #6 新井裕生 選手(しながわシティ)
今年はリーグ戦を含めて名古屋に負けていなかったので、名古屋も絶対に負けられないという気持ちで戦ってくるだろうと想定していました。自分たちもそれに負けないくらいの気持ちで戦おうと臨み、終始リードを保つ展開に持ち込むことができました。自分たちとしては狙い通りの戦いができたと思っています。前回、立川・府中で優勝した年に子どもが生まれました。今年2人目の子どもが生まれたので、今回も優勝カップを掲げて一緒に写真が撮れるように全力を尽くします。
FP #15 吉川智貴 選手(名古屋オーシャンズ)
昨年は優勝しましたが、チームの根本にある課題は変わっていません。今年はそれが全て悪い方向に出てしまいました。これが自分たちの実力であって、それ以外には何もありません。個人としても現役生活を通じて最もパフォーマンスが悪かったと思います。責任を感じていますし、言い訳もありません。36歳という年齢ですが、もう一歩上に行くには、今を乗り越えなければならないと思っています。
大会期間:2025年2月22日(土)~3月22日(土)
会場:茨城/アダストリア みと アリーナ、大阪/岸和田市総合体育館、兵庫/グリーンアリーナ神戸、大分/別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」、東京/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場
大会情報はこちら
大会最終日 2025年3月22日(土)の決勝戦を、JFATV(JFA公式YouTubeチャンネル)にてインターネットライブ配信を行います。オンデマンド配信をJFA公式アプリ「JFA Passport」にてご覧いただけます。
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