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準々決勝に進出するチームが決定 JFA 第30回全日本フットサル選手権大会

2025年02月25日

準々決勝に進出するチームが決定 JFA 第30回全日本フットサル選手権大会

JFA 第30回全日本フットサル選手権大会の2回戦が、2月23日(日・祝)と24日(月・振休)に各地で行われ、準々決勝に進出する8チームが決まりました。

グリーンアリーナ神戸(兵庫)の第1試合では、ペスカドーラ町田(F1/東京)と大学王者でもある大阪成蹊大学フットサル部(関西1/大阪)が対戦しました。キックオフからわずか26秒、大阪成蹊大が町田の守備を崩し、最後は浅野岬選手が先制ゴールを決めます。勢いづいた大阪成蹊大は、その1分後にもスピードのある攻撃からオウンゴールを誘発してリードを広げました。

2点ビハインドになった町田も反撃に転じます。4分、キャプテンの伊藤圭汰選手がゴール前のこぼれ球を押し込んで1点差に詰め寄ると、その3分後には右サイドから野村啓介選手が豪快なシュートを決めて同点に追いつきます。さらに13分、町田は伊藤選手が2点目のゴールを決めて第1ピリオドのうちに逆転しました。

第2ピリオドに入ると、リードを広げようと攻め込む町田に対し、大阪成蹊大のGK野中綾太選手が立ちはだかります。第2ピリオド終盤にパワープレーを仕掛けた大阪成蹊大は、同19分に大野頼基選手がボレーシュートを決めて3-3の同点に持ち込みました。このまま試合は延長戦に突入しましたが、どちらも決定機を生かせずにPK戦にもつれます。PK戦では4人全員が決めた町田が4-2で勝利し、2014年大会から続くベスト8進出記録を11大会に伸ばしました(※20年大会は開催中止)。

続く第2試合では、名古屋オーシャンズ(F1/愛知)があしざるFC(東北1/岩手)と対戦しました。序盤からあしざるFCを攻め立てた名古屋は4分に水谷颯真選手のゴールで先制すると、その1分後にアンドレシート選手が追加点を挙げ、2点リードでハーフタイムを迎えます。

名古屋は第2ピリオドにも清水和也選手が2ゴールを挙げるなど得点を重ねます。対するあしざるFCも、第2ピリオド14分にはオウンゴールで絶対王者から1点を奪って会場を沸かせましたが、反撃もここまで。名古屋が6-1で勝利して、8強に名を連ねました。

各会場でF1のチームがベスト8進出を決める中、アダストリア みと アリーナ(茨城)では初のF1優勝を成し遂げたばかりのバルドラール浦安(F1/千葉)が、ペスカドーラ町田アスピランチ(関東1/東京)に1-2で敗れる波乱が起きました。

準々決勝は3月20日(木・祝)に駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場に舞台を移して行われます。名古屋が連覇を飾るのか、ほかのF1勢が優勝をつかむのか。また、町田アスピランチがベスト4進出を果たせるかにも注目です。

選手コメント

FP #9 森岡薫 選手(ペスカドーラ町田)
普段のリーグ戦で戦っていないチームと戦うのは、予測もつかない難しさがあります。今回の一戦は相手もよく走って、フィジカルも高く、よく鍛えられたチームだったので、本当に苦しい試合になりました。今回の試合の感触だけですが、大阪成蹊大はF1の中位くらいには入るポテンシャルがあると感じました。そんなチームにPKとはいえ勝つことができたので、これを弾みにして残り3試合も勝っていきたいと思います。

FP #12 浅野岬 選手(大阪成蹊大学フットサル部)
今年、新チームになってからFリーグクラブを倒すことを目標に立てていました。初戦に勝ち、今回の一戦でそれを成し遂げる権利を得られて、スタンドを含め全員で絶対に勝つという気持ちで戦いましたが、最後に自分がPKを外して負けてしまい、悔しい気持ちが一番です。この悔しさを絶対に忘れることはないし、忘れてはならない。来年はチームとしても、個人としてももっと良い結果を成蹊ファミリーに届けられるようにしたいです。

FP #11 清水和也 選手(名古屋オーシャンズ)
リーグ優勝できずに今大会を迎え、難しいシチュエーションですが、まずは目の前の試合に勝ったことが一番良かったと思います。簡単な試合ではなかったですし、相手の気迫に飲まれるシーンもありました。ただ、内容を振り返るよりも、自分たちのやりたいことをやり続けることが最も大事だと思いますし、準々決勝まで3週間の間隔があるので、よりチームとしてレベルアップできるのではないかと感じています。

FP #4 水田伸明 選手(あしざるFC)
あしざるFCを立ち上げたときから、僕たちの大好きな競技、フットサルを多くの人に届けたいとずっと思っていますし、今回のようなバチバチの真剣勝負をしている僕たちを見て、子どもたちに「このピッチに立ちたい」と思ってもらうことも、あしざるFCの使命だと思っています。ただ、今回の名古屋戦は負けて本当に悔しいです。スコア以上の差を感じたので、この結果を受け止め、名古屋と再戦できる日が来たら勝てるように、競技力をもっと高めたいと思います。

JFA 第30回全日本フットサル選手権大会

大会期間:2025年2月22日(土)~3月22日(土)
会場:茨城/アダストリア みと アリーナ、大阪/岸和田市総合体育館、兵庫/グリーンアリーナ神戸、大分/別府国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」、東京/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場
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