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F2の2チーム、地域代表の2チームがF1チームの待つベスト16に進出! JFA 第26回全日本フットサル選手権大会

2021年02月22日

F2の2チーム、地域代表の2チームがF1チームの待つベスト16に進出! JFA 第26回全日本フットサル選手権大会

JFA 第26回全日本フットサル選手権大会は21日(日)に3回戦が行われ、4回戦に進出する4チームが決定しました。Fリーグ・ディビジョン2の2クラブ、地域リーグの2チームが、Fリーグ・ディビジョン1の12チームと日本一を争うことになります。

11時からの第1試合では、デレヤオーネ岐阜/AGM(東海2/岐阜)とヴィンセドール白山(F2/石川)、そして広島エフ・ドゥ(F2/広島)とマルバ茨城FC(関東1/茨城)が対戦しました。

白山は第1ピリオド4分に津田京一郎選手が強烈なシュートを突き刺し、先制します。しかし、デレヤオーネもゴール前に流れたボールを稲垣秀恭選手がヒールキックでゴールに流し込み、1-1の同点に追い付きます。両チーム、1点ずつを取り合って迎えた第2ピリオド14分、相手陣内でボールを奪ったデレヤオーネが、ショートカウンターを繰り出し、岡山和司選手がゴールを決めました。このゴールが決勝点となり、東海1部リーグのデレヤオーネがF2の白山に3-2で勝利しました。

広島とマルバ茨城の試合では、2分にゴール前で三島光太郎選手がワンタッチシュートを決めて広島が先制します。個々の能力ではマルバ茨城も高さを見せたものの、広島の守備を崩せません。第1ピリオド13分には冨廣洋平選手が左サイドから強烈なシュートを突き刺し、リードを広げました。第2ピリオド7分にも三島選手が追加点を挙げた広島が、マルバ茨城の反撃を1点に抑え、3-1で勝利しました。

今季のFリーグ・ディビジョン2で全勝優勝を果たしたトルエーラ柏(F2/千葉)は、FリーグOBが中心のクレセールフットサルクラブ(九州1/福岡)と対戦しました。こう着状態が続きましたが、第1ピリオド19分にスコアが動きます。柏の熊谷利紀選手が右サイドで相手を引き付け、ゴール前に浮き球のボールを入れ、これを丹羽脩人選手が押し込み、柏が先制します。リードを奪った柏は第2ピリオドもゴールを重ねていき、7-1で勝利しました。

オーパ(関東2/千葉)と立命館大学体育会同好会オールワン(関西2/滋賀)の試合は、壮絶な展開となります。第2ピリオド11分の時点で、1-3とリードをされていたオーパは、パワープレーを開始。それでも第2ピリオド19分まで立命館大が2点をリードしていました。しかし、残り1分を切ったところで、オーパは林賢治選手が、この試合4点目、5点目を記録して6-6の同点に追いつき、延長に突入します。延長でもパワープレーを仕掛けたオーパは、小沼真仁選手がゴールを決めて、逆転します。その後、立命館大の反撃を抑えて7-6で勝利したオーパが、ベスト16進出を決めました。

1回戦から3回戦を戦ったチームからは、柏、広島というF2の2クラブ、デレヤオーネ岐阜/AGM、オーパの地域リーグ2チームが4回戦進出を決めました。大会は27日(土)に4回戦、28日(日)に準々決勝が行われ、ベスト4進出チームが決まります。いよいよ、Fリーグ・ディビジョン1の12クラブが登場し、レベルが一段と高くなる戦いが見られる全日本フットサル選手権大会にぜひご注目ください。

選手コメント

FP #3 木村圭佑 選手(デレヤオーネ岐阜/AGM)
2回戦から格上のFリーグ・ディビジョン2の相手と戦う中で、「何が何でも勝ってやろう」という気持ちで、良い準備ができました。失うものもないですし、前向きにみんなで研究しながら勝つイメージを持てたので、なんとか勝つことができました。先制されても崩れなかったのは、僕たちはとにかくポジティブにプレーすることを意識しているからです。失点をしたことは仕方がない。そこでどれだけ試合を楽しめるかが大事でした。次はF1の立川・府中アスレティックFCとの試合ですが、自信はあります!

FP #8 永村八一 選手(ヴィンセドール白山)
1年間やってきてプレーの面では成長したことも多くありましたが、メンタルや試合運びの面では、若い選手が多い中で、自分たちベテランが彼らを支えてあげることができませんでした。僕たちも地域リーグのチームに負けてしまいました。実力差はないのかもしれませんが、カテゴリーというところでは、プライドを持たないといけません。フットサルがうまいからFリーグをやっているわけではなく、人生をかけてやっているというプライドをFリーグの選手には持ってほしいと思います。

FP #5 丹羽脩人 選手(トルエーラ柏)
クレセールとは、年が明けてから何度かトレーニングマッチをしていたのですが、思うような結果が出ていませんでした。ただ相手の特徴が分かっていることも大きかったので、チームとしてやることが明確だったと思います。なかなか出場ができなかった中で、自分が出た時に長所を出していこうと思っていたので、あの先制点はラッキーだった部分もありますが、決めることができてよかったです。

FP #9 大毛哲郎 選手(立命館大学体育会同好会オールワン)
チームには、本当に個性的な選手が多かったと思います。僕が誰よりもベンチを盛り上げ、試合中も戦い、引っ張っていこうと思っていました。最後に悔しい試合展開になりましたが、このメンバーでできる最後の試合で、全員が楽しんでやれたと思っています。「ジャイアントキリングを起こして、前半戦の主役になる」「F1のチームに勝つ」という目標を掲げていました。この大会を通じて立命館大学オールワンという存在を知ってもらいたいですね。選手が入れ替わっても、チームは続いていきます。悔しいですが、しっかりいい戦いができたと思います。

3回戦 2/21 【ハイライト】デレヤオーネ岐阜/AGM vs ヴィンセドール白山
3回戦 2/21 【ハイライト】広島エフ・ドゥ vs マルバ茨城FC
3回戦 2/21 【ハイライト】トルエーラ柏 vs クレセールフットサルクラブ
3回戦 2/21 【ハイライト】オーパ vs 立命館大学体育会同好会オールワン

大会期間:2月19日(金)~3月7日(日)
会場:三重県/三重県営サンアリーナ、東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場、静岡県/浜松アリーナ

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