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ベスト8進出はF1チームが独占 JFA 第24回全日本フットサル選手権
2019年03月04日
JFA第24回全日本フットサル選手権は3日(日)に大会2日目を迎え、全国4会場で2回戦の8試合が行われました。8日(金)の準々決勝に進出する8チームが出そろいました。
静岡県のエコパアリーナでは、ペスカドーラ町田(F1)とヴィンセドール白山(F2)が対戦しました。負傷から復帰した森岡薫選手のゴールやダニエル・サカイ選手のハットトリックの活躍などで、町田が9-0と大勝。また、アグレミーナ浜松(F1)とフウガドールすみだ(F1)の試合は、終了間際に栗本博生選手がゴールを決めて2-1でフウガドールすみだが勝利し、8強進出を果たしています。
愛知県の武田テバオーシャンアリーナでは、バサジィ大分(F1)とエスポラーダ北海道(F1)が対戦。今シーズン限りで現役引退を表明している狩野新選手と原田浩平選手もそれぞれゴールを決め、大分が9-0の勝利を収めました。また、ボルクバレット北九州(F2)と名古屋オーシャンズ(F1)の対戦では、3分にペピータ選手のゴールで先制した名古屋が3-0で勝利し、今シーズンの3冠にまた一歩近づきました。
大阪府の岸和田総合体育館では、ヴォスクオーレ仙台(F1)とY.S.C.C.横浜(F2)が対戦しました。4分に相手のミスを逃さなかった横浜が、井原智選手のゴールで先制します。しかし、仙台もアランギタヒ選手が2ゴールを挙げるなど、3得点を挙げて逆転しました。このまま、仙台が3-1で勝利し、クラブ史上初の8強進出を成し遂げています。
続く試合では、シュライカー大阪(F1)と広島エフ・ドゥ(F2)が対戦しました。4週連続での週末2連戦となった大阪は疲れを見せず、相井忍選手のハットトリックの活躍などで、広島エフ・ドゥに8-0で勝利し、3大会連続の決勝進出の可能性を残しました。
兵庫県の兵庫県立総合体育館で開催された立川・府中アスレティックFC(F1)と湘南ベルマーレ(F1)の対戦は、1点をめぐる攻防になりました。前日、5ゴールを挙げていたジョー選手の1点を守り切った立川・府中が、1-0で勝利して準々決勝に出場する権利をつかみました。昨年の準々決勝と同じカードになったフウガドールすみだバッファローズ(関東3/東京都)とバルドラール浦安(F1)の試合は、7-2で浦安が勝利し、昨シーズンに続き、その力を見せつけました。
準々決勝は8日に駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場で開催されます。2018/2019シーズン最後のタイトルを手にするのがどこになるのか。目が離せない戦いがまだまだ続きます。
監督・選手コメント
村上哲哉 監督(広島エフ・ドゥ)
スカウティングをしていたところでやられてしまいました。0-3になってリスクを冒して攻めなければいけなくなり、その結果として失点を重ねてしまいました。最後の強度、シュートの質がもったいなかったですね。前半のチャンスを先に決めていたら、気を付けていたセットプレーを抑えられていたら、また違う展開になったでしょう。でも、これが現実なので、選手はまた来年やってくれると思います。2年前に全日本選手権を最後に選手を引退して、古巣とこうして戦えるというのは感慨深いし、何か起こりそうな予感はしていたんですけどね。
三宅研司 選手(広島エフ・ドゥ)
今大会で現役引退を決めていました。最後にシュライカー大阪と対戦して、自分がやりたいと思っていたプレーができなくなったことがすごくよく分かりました。最後に1点取りたかったですね。10数回、全日本選手権に出ましたが、1点も取れなかったのは初めてだったので。このクラブで15年プレーして、やり残したことはないかなと思います。何年かかるか分かりませんが、広島エフ・ドゥには、Fリーグ・ディビジョン1で優勝争いをするようなクラブになってほしいです。最後、両チームの選手たちに胴上げしてもらいましたが、大阪にも知っている選手が何人もいますし、うれしかったです。
関尚人 選手(ヴォスクオーレ仙台)
初めてベスト8に進出できて良かったです。初ということはクラブも前進している証拠だと思います。カテゴリーが違う相手でしたが、しっかり勝てたことが大きいです。先制される展開になりましたが、失点は自分たちのミスでしたし、切り替えて普通にやっていけば点を取れる自信も、リードした状態で試合を終えられる自信もありました。決勝を戦うことを目標にしているので、来週も勝てるように今週1週間しっかり準備をします。準々決勝で対戦する町田とは今季のリーグ戦1勝1分け1敗なので、ここで決着をつけたいと思います。
鈴木陽太 選手(Y.S.C.C.横浜)
Fリーグ・ディビジョン2の相手とヴォスクオーレ仙台では、スピードも、技術も、全部違いましたね。最後はそういうところの差が出たかなと思います。練習から強度を出してプレーしていたので、自信をもってできたところはありましたが、最後にゴール前でマークをはがしたりとか、そういう迫力の部分で差があったと思います。昨シーズンまでは県リーグでプレーする選手が多かったので、今シーズンはレベルアップできました。その最後にF1のチームと公式戦で試合ができたので、来シーズンはこの基準をイメージに残しながら、さらなるレベルアップを図って、Fリーグ・ディビジョン2の優勝を目指したいと思います。
2回戦 3/3 愛知会場ハイライト
2回戦 3/3 静岡会場ハイライト
1回戦・2回戦
大会期間:3月2日(土)・3日(日)
会場:静岡県/エコパアリーナ、愛知県/武田テバオーシャンアリーナ、大阪府/岸和田市総合体育館、兵庫県/兵庫県立総合体育館
準々決勝~決勝
大会期間:3月8日(金)~3月10日(日)
会場:東京都/駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場
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