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AFCチャンピオンズリーグ2015 鹿島アントラーズ、前回王者をホームで迎え撃つ
2015年02月25日
アジアのクラブ最強チームを決める、AFCチャンピオンズリーグ2015が今週開幕し、4年ぶりの出場となる鹿島アントラーズは25日、前回王者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズをホームのカシマサッカースタジアムに迎え、グループステージ初戦を戦います。試合前日にスタジアムで行われた公式記者会見では両チームの監督・選手が出席しました。
監督・選手コメント
トニーニョ・セレーゾ 監督(鹿島アントラーズ)
ACLはJリーグのどのクラブにとっても重要な大会であり、選手のキャリアにとってもすごく大きな経験になります。まずはこの大会に出られることを嬉しく思います。我々の入ったグループは他と比べても強豪が揃った厳しいリーグであり、特に明日のウェスタン・シドニー・ワンダラーズの選手はみな身長が高く、ハイボールを使った攻撃に対しては細心の注意を払わないといけません。サッカーという競技が足で行うスポーツだったことが幸いです。
この大会で一番大事なことはホームゲームで勝つことだと思います。初戦なので、選手も緊張して体が硬くなるかもしれません。大事なのは楽しむこと。そして、自分たちもやれる、勝てると信じ、自信を持って臨むことが大事だと考えています。明日はシーズン初めの試合なので、おそらく厳しい試合になります。日本の代表としてプライドを持って戦います。
土居 聖真 選手(鹿島アントラーズ)
自分自身初めてのACLなので、まずはJリーグとの違いを楽しみたいです。強豪との対戦ばかりで、自分のサッカー人生にとってもよい経験になります。このグループの相手はどこも強いが、どこと戦っても勝つだけだと考えています。チームとしては去年の戦い方をベースにさらに質を高めていきたいです。選手同士の理解度も高まっているし、チームは成熟してきていると思います。高崎選手やファン・ソッコ選手のような高さのある選手も加入したので、彼らの良いところを生かしていければと思います。
トニー・ポポヴィッチ 監督(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)
明日の試合は長い旅路の第一歩であり、この大事な試合を迎えられることを嬉しく思います。昨年のACLは初出場でしたが、どんな結果も起こり得ることを証明することができました。我々の戦いのベースとなったのはチームワークであり、自分たちに自信を持ち、14試合を制するのだという強い意識で戦ったことが良い結果をもたらしました。とても光栄で、満たされる経験でした。しかし、これはすべて過去のことであり、私たちは新しい大会に向かって戦いを始めなければいけません。今回我々は鹿島アントラーズという歴史もあり、有能な監督から指導を受けたチームと戦います。大きなリスペクトを持って戦い、何が何でも結果を出すつもりです。鹿島アントラーズはシーズンが始動したばかりなので、戦力分析は非常に難しい。水戸ホーリーホックとの親善試合の情報などに限られています。しかし、彼らの戦い方、試合の進め方は理解しているつもりです。鹿島アントラーズはサポーターの後押しもあり、ホームで非常に強いチームという印象ですが、我々としては自分たちのサッカーに集中するつもりで準備を進めてきています。一人の選手に警戒するのではなく、フィールド上のすべての選手に集中していくというのが我々の考え方です。
ニコライ・トポースタンリー 選手(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ)
明日の試合は昨年勝ち取ったタイトルを守るための最初の戦いとなります。この試合を迎えられることをとても嬉しく思います。昨年のACLでは、我々は何も恐れることなく試合に臨みました。すべての試合でハートを注ぎこみました。昨年のチームにスター選手はいませんでしたが、全員が犠牲心をもって戦い、常に100%の気持ちでフィールドに立っていました。ACLを制した初めてのオーストラリアのチームのキャプテンとして、昨年この大会に出場できたことを誇らしく思います。
AFCチャンピオンズリーグ2015
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