JFAアカデミー福島WEST 15期生卒校式を実施
2023年03月24日
3月18日(金)、時之栖にてJFAアカデミー福島男子WEST15期生の卒校式を行いました。今年度の卒校式は、来賓を招きコロナ禍以前の規模に近い形で行われました。式典内では、JFAアカデミー福島男子WESTのスクールマスターである林義規JFA副会長の祝辞から始まり、林スクールマスターと大橋浩司ダイレクターが選手たちに柊寮の銘板を授与しました。卒校生を代表して池壱樹選手が答辞を述べました。最後に、在校生である13期生よりビデオメッセージと3年間のアカデミー活動をまとめたクロージング映像で式を締めくくりました。
池壱樹 選手(15期生/中3)
期待と不安を胸に2020年4月、我々15期生の16名はこのアカデミーに入校し、これから新しい生活が始まるという矢先、新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出され、約2ヶ月ほど自宅での自粛生活を強いられました。1人での練習、仲間に会えない寂しさと、不安な気持ちが沢山ありました。そんな自粛生活が明け、御殿場での生活に戻り、制限はありましたが、学校に通い、サッカーを行う、そんな毎日がとても幸せに感じました。
僕達は生活面でもサッカー面でも、意見が衝突することが多くありました。はじめの頃は揉め事ばかりでしたが、少しずつコミュニケーションをとり、それぞれが努力したことで、徐々に関係が良くなっていきました。
厳しい練習もみんなで声を掛け合いながら頑張りました。その甲斐もあり、1年生では県の中学一年生大会と東海リーグの両方で優勝することができ、2年生では1つ上の学年のリーグでプレーできたことで判断のスピードやフィジカルの強さなどを感じることができました。
最後に、お世話になった時之栖の方々、富士岡中学校の先生方、多くの方々に支えられて今日の日を迎えることができました。時には厳しく、愛情を持って僕たちを見守って下さったアカデミーのスタッフの方々、遠くから応援にきてくれたり、体調を気遣って声をかけてくれた両親にも心から感謝しています。
そして3年間、寝食を共にし、笑い合ったり、ひとつの目標に向かってサッカーに取り組んだり、時には喧嘩もしたりした家族のような15期生皆との思い出は忘れません。これからはそれぞれの道で新たな目標に向かっていきますが、みんなとの絆は一生です。ありがとうございました。