SAMURAI BLUE(日本代表)森保監督がJFAアカデミー福島EASTを訪問
2022年08月29日
8月22日(月)、SAMURAI BLUE(日本代表)の森保一監督が、JFAアカデミー福島EASTを訪問し、選手たちにレクチャーを行いました。森保監督からは、プレーする時に重要となる守備のコンセプト、攻撃のコンセプト、またプレーする上で大切な心構えなどを選手たちに伝え、その言葉を受けた選手たちは将来活躍するために必要なこと、今抱えている疑問などを森保監督に質問しました。質問は途切れることなく続き、選手たちにとって日本代表監督と会話ができる有意義かつ思い出に残るひと時となりました。
田村悠真 選手(16期生/中2)
日本代表監督の森保一監督が僕たちJFAアカデミー福島のためにレクチャーをしてくださいました。そのレクチャーの中で心に強く残ったことが2つあります。
1つ目はサッカーについてです。『世界で活躍するために大切なことは自分の武器を持つこと』ということです。僕の武器は運動量を生かしてたくさんボールを受けてチームのリズムを作ることと球際で負けないことです。その武器をこれからも強くして将来の夢を叶えられるように頑張ります。
2つ目はメンタル面についてです。僕は今怪我をして4ヶ月プレーができておらず、辛い時期が続いています。そんな中、森保監督が僕にあるメッセージをくれました。それは、「自分も膝と足首を何回も怪我して辛い時期があったけど、前向きな気持ちでリハビリを続けると復帰した時に自分の100パーセントの力を出すことができるし、今辛い時期を乗り越えればメンタルも強くなれるから今を楽しめ」ということでした。大好きなサッカーが出来ないのは辛いけれど、今を大切にしてリハビリを続けることが、将来にとって大切な事だということを教えて頂いたことは特別な宝物になりました。
佐藤大翔 選手(17期生/中1)
日本代表の森保一監督からレクチャーをしていただきました。ワールドカップ前のお忙しい時間の中、僕たちのために時間を割いていただきとても感謝しております。
レクチャーの中で、最初に日本代表のゲームコンセプトをお話ししていただきました。そこで僕が感じたことは今まで様々な国際試合があったなかで日本代表の選手たちが世界を相手に戦えていたのは、しっかりとしたチームのコンセプトを持ち、チームとしてやるべきことを決めて試合に臨んでいたからだと思いました。
また、森保監督は、僕たちの質問に丁寧に答えてくれました。僕は、「代表に選ばれる選手の基準は何ですか」という質問をしました。すると、森保監督は選手を選ぶときの基準として主に4つ挙げてくれました。
1つ目は技術です。僕にはまだ、止める・蹴るの技術やGKとしての技術が身に付いていないので今後の練習でしっかり身につけていきたいです。2つ目は、身体能力の高さです。
3つ目はメンタルです。僕には、失点したときのメンタル状態が安定しない時があるので、強いメンタリティを身に付けていきたいです。
4つ目は、スペシャリティです。僕にはまだ目立った特徴が無いので1つでも多くの武器を持てるようにしていきたいです。
森悠貴 選手(17期生/中1)
11月末にワールドカップを控えたこの忙しい時期に、僕たちに日本代表のコンセプトや質疑応答等のためになる話をしていただき、これからの行動を改めて変えるきっかけになりました。森保監督の話を聞いて印象に残ったことが2つあります。
1つ目はどんなときでもポジティブに行動するということです。アカデミーのフィロソフィーにもあることですが、僕はたまに練習等でうまくいかないことがあるとネガティブになってしまうことがあります。森保監督が、先日、日本代表に選出されたアカデミー福島の卒校生である小池龍太選手について教えてくださいました。小池選手が代表の試合で活躍できたのはアカデミーを卒校後、様々な苦労を重ねながらも常にポジティブな態度で行動できていた賜物であるということでした。アカデミーで培ったベースがあったからだということもおっしゃっていました。これからのアカデミー生活では、どんなときでも前向きに行動できる人間になれるように意識していきたいと思いました。
2つ目はいつでもサッカーを好きでいるということです、つらい時やどん底にいるときでも、サッカーが好きであればどんな困難でも立ち向かえます。サッカーが好きだからサッカーを始めましたし、そのサッカーが好きということを忘れずに常に上を目指していくことが大切だと思いました。