キッズ巡回レポート(7/1)
2022年08月22日
日本サッカー協会では、各都道府県のキッズ委員会を中心に「巡回指導」を各地で開催しています。
「巡回指導」では、各都道府県協会の巡回指導員が幼稚園や保育園、小学校に出向き、子どもたちにサッカーを楽しんでもらう各種プログラムを提供しています。サッカーの経験や知識があまりなく、なかなか自信を持って教えることができない保育士の皆さんや先生方に、サッカーの指導を専門とするスタッフが加わって、子どもたちがボールを使って体を動かす時間を設ける取り組みです。ここでは各地での巡回指導の様子をご紹介します。
今回は自然豊かな道志村にある道志村保育所にお伺いしました。
年少さんから年長さんまでの参加となり、最初はみんなと一緒にお話しできるか不安でしたが、挨拶のところからコーチのお話をしっかりと聞いてくれて、スムーズにサッカー教室をスタートすることができました。
一つひとつのメニューに対しても一生懸命取り組み、頑張ってくれました。上手くいかない時も何度もチャレンジし、子どもたち同士でも励ましあいの声を掛け合っていて、絆も深められとても有意義な時間となりました。
これから楽しく、みんなと一緒にサッカーを続けてくれたらコーチたちも嬉しいです。
大竹雅人 スタッフ(たけのこコーチ/山梨FA巡回指導員)
サッカー教室当日は暑さもありましたが、その暑さをも吹き飛ばすかのような熱いプレー、頑張りを子どもたちは見せてくれました。ドリブル、シュート、そして最後にゲームを行いましたが、プレーする回数が増えていくにつれて上手くなっていく姿を見て、本当に子どもたちの成長スピードは速いものだと驚かされました。
また、一緒にサッカーをしてさらに成長していく過程を見てみたいなと感じました。
松橋優 スタッフ(モンキーコーチ/山梨FA巡回指導員)
私は今回、サポートで子どもたちと接しましたが、子どもたちの目がキラキラしていて本当にサッカー教室を楽しみにしてくれていたんだなと感じました。我々コーチたちもこの1時間が子どもたちにとってずっと忘れられないくらいに楽しい時間になってほしいという思いで全力を出しましたが、そのパワーを上回るパワーを子どもたちも出してくれました。お互い最後のゲームが終わった後には疲れ切っていました。子どもたちにはそれぐらい夢中になれることを見つけて、これからも頑張っていってほしいです。
高部徳子 先生(道志村保育所 保育教諭)
子どもたちからは、とても集中して意欲的に取り組んでいる姿が見られました。遊び感覚で進められていて、子どもたちが無理なくボールに親しむ機会ができとても良かったです。3歳~5歳児すべての子どもたちが参加でき、とてもいい経験ができたことに、感謝いたします。
今後も、このような機会がありましたら、是非、参加させていただきたいと思います。コロナ感染症対策のため、過去2年は中止でしたが、今年度は実施でき、本当にうれしかったです。
子どもたちの感想
・サッカーゴールに入れるのが楽しかった。
・コーチがおもしろかった。
・ボールをヒザに乗せるのが楽しかった。
・もっとやりたかった。