JFAアカデミー福島EAST クラブユース東北大会が開幕
2022年06月22日
JFAアカデミー福島EASTが出場するクラブユース東北大会が6月19日(日)に開幕しました。32チーム中上位3チームが全国大会に出場、4位から7位がインターシティカップEASTの出場権を獲得することができます。上位大会に出場するためにも初戦で勝利することが必須でしたが、残念ながら勝つことができませんでした。県大会とは違う雰囲気、レベルの高い相手との試合を通して、選手たちは多くのことを学びました。
小林惺十郎 選手(16期生/中2)
僕たちは、クラブユース1回戦を戦いました。相手は宮城県のチームで、1-4で負けてしまいました。様々な課題がありました。その中で一番改善しなければならないと感じた課題はラインコントロールとリスク管理です。失点シーンはもちろん、うまく守備ができなかったことで試合をうまく運べませんでした。自分たちが攻めている時のリスク管理ができなくて、裏に出されて失点してしまいました。そして裏に出されることが怖くなり最終ラインを上げることを躊躇してしまい、ディフェンスラインと中盤ラインの間を使われ、オフサイドを取ることができず、自分たちの首を自分たちで締める形になってしまいました。今後はポジショニングを緻密にとりながら、ラインコントロールできるように日々のトレーニングから意識していきたいです。
末永悠晴 選手(16期生/中2)
クラブユースの東北大会1回戦でFC FRESCAという宮城のチームと戦いました。結果は残念ながら負けてしまいました。普段は福島県内で主に試合をしていますが、県内では通用することが他の県の強いチームでは通用しないことを改めて感じさせられました。これまでの試合でもそうですが、高いレベルになると、持ち味を全く出せなくなってしまいます。今後、全国レベルで通用するようなプレーをできるようにするために、常に上を見据えて日頃の練習から個人、チームとしてもっと成長できるように頑張ります。
渡辺瞳也 選手(16期生/中2)
開幕戦で、1-4で初戦敗退してしまいました。1点は決めましたが、自分の課題が分かりました。その課題とは、背後への動き出しのタイミングと、パス精度の2つです。まず、なぜ背後への動きだしのタイミングが課題だったのか考えてみると、味方とのアイコンタクトがなく、自分のタイミングで動いていたからだと思います。2つ目のパス精度は、ポストプレーのときに味方に出すパスがずれ、ボールを取られたときがありました。その原因は、基本的な技術が足りなかったこと、私生活での甘さ、普段の取り組みやこだわりが甘いことからパスが雑になったことだと思います。これらを改善するには、1つ目の背後の動き出しは、日頃の練習からしっかり味方とアイコンタクトを取って動くこと、2つ目のパス精度は、まず私生活では1つ1つの事を雑にやらないこと、技術では日頃の練習から1本1本集中してパス技術をやっていきたいと思います。今後の抱負については、今回のクラブユース東北大会で出た課題を日頃の練習で取り組むことです。クラブユースに出て、今の自分のレベルは全国に出たら今のままでは通用しないと思ったので、これからまたスタートを切ったと思いました。アカデミー生活は、約1年半と限られているので、これからまた努力していこうと思いました。